戦略のまとめ
前営業日までの日経225は高値圏での調整局面にあり、大発会となる1月5日は「下がれば買い」が意識される一方、乖離値の高さから上値追いには慎重な姿勢が必要だと判断していた。
日経平均の想定レンジは50,100〜50,900円、NF日経レバ(1570)の想定レンジは42,900〜43,700円と設定。寄り付き後の下値確認を重視し、42,900〜43,000円付近での押し目対応を基本戦略とした。
乖離値は7,100〜7,300円と依然高水準であり、急騰局面では追随せず、値幅が落ち着く展開を前提とした慎重な構えであった。
実際の値動き

結果は、想定を大きく上回る年初からの大相場となった。
- 日経225
始値:51,010円/高値:52,033円/安値:50,995円/終値:51,832円(前日比 +1,493円) - NF日経レバ(1570)
始値:45,000円/高値:46,000円/安値:44,700円/終値:45,740円(前日比 +2,640円)
寄り付きから一気にリスクオンが強まり、日経225は節目の51,000円をあっさり突破。その後も半導体株、防衛関連株を中心に買いが加速し、前場の段階で上げ幅は4桁に到達した。
NF日経レバも寄り付き直後に44,700円まで押す場面はあったものの、すぐに切り返し、後場には46,000円まで上昇。想定していたレンジを完全に上抜ける展開となった。
本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅
本日の乖離値は6,000〜6,200円まで一気に縮小。指数の急伸に対し、レバETFが強く反応したことで、これまで意識されていた過熱感は大きく後退した。
NF日経レバの値幅は約1,300円と、直近の600円前後から倍以上に拡大。明確なトレンド発生局面であり、需給が一気に改善したことを示している。
反省
日経225のロイター予測、ならびにNF日経レバの想定レンジを大幅に上回る展開となった点は、明確な反省材料だである。
乖離値の高さや地政学リスクを重視するあまり、年初特有の資金流入やショートカバーの勢いを過小評価していた。寄り付き直後の強さを確認した段階で、より柔軟にシナリオを切り替えられたかが課題として残る。
相場が想定と逆方向に大きく動いた際、いかに早く「異変」を認識し、戦略を更新できるか。その重要性を改めて突き付けられた一日であった。

