2026年2月17日 NF日経レバ(1570)の結果と反省

戦略のまとめ

本日は「トレンドを当てる日ではなく、レンジの値幅を取りにいく日」と位置付け、日経平均56,600円〜57,000円を前提に、NF日経レバ(1570)の想定レンジを54,000円〜55,300円に設定した。

基本方針は戻り売り優位。

・GUは追いかけない

・55,300円付近は売りゾーン

・54,000円付近は短期反発狙い

前日の乖離値1,700〜1,500円、値幅1,300円から、ボラティリティは継続すると判断した戦略であった。

実際の値動き

Screenshot

日経225

始値:56,819円

高値:56,926円

安値:56,135円

終値:56,566円(前日比 -239円)

NF日経レバ(1570)

始値:54,420円

高値:54,490円

安値:53,040円

終値:53,780円(前日比 -630円)

寄り付きは想定通り小動きで始まったが、その後は上値が極めて重く、前場から売り優勢の展開となった。日経平均は約800円のレンジに収まったのに対し、1570は1,400円の下落幅を記録。典型的なレバレッジETFの弱気局面の値動きである。

チャートでは、ボリンジャーバンドの中心線(20MA)を回復できず推移。前場に下方バンドへ接近後、後場に自律反発が入ったが、戻りはバンド内に留まった。

MACDはゼロライン下から上向きに収束したがゴールデンクロスには至らず、上昇トレンドの発生は確認できない。短期移動平均線も上値抵抗として機能しており、「戻り売り継続」の形状であった。

本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅

本日の乖離値:2,500〜2,900円

本日の値幅:約1,400円

日経平均は239円安にとどまったが、1570は630円安となり下落が増幅された。

特に日経平均が56,500円を割り込む局面で1570の売りが加速した。これは短期資金の撤退が続いている証拠である。

指数が横ばい圏でもレバETFの下げが拡大する状態は、相場が上昇トレンドではないことを示す重要なサインであり、翌日の判断材料として最も重視すべきポイントである。

反省

日経平均のロイター予測レンジは一致した。一方で1570は想定レンジを明確に下抜け、乖離値を拡大させた。これは方向感の誤りではなく「調整期間の長さ」の読み違えである。

現在の相場は下落相場ではない。しかし上昇相場でもない。

主力株の決算通過後、資金が大型株から離れ、小型株や材料株へ分散している。その結果、指数は維持されるがレバレッジETFの需給だけが悪化している。

つまり、指数分析だけでは不十分であり、資金循環を読む必要がある相場へ移行したと考えるべきである。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

17日の東京株式市場で日経平均は56,566円(-239円)、TOPIXは3,761ポイント(-25ポイント)で終了。米国市場休場で材料難の中、利益確定売りが優勢となった。ただし500円超下げた局面では押し目買いも入り、全面安ではなかった。

売買代金は約6.3兆円。市場全体の約4割は上昇しており、小型株物色の色合いが強い。日経平均へのマイナス寄与度トップはソフトバンクグループ、プラス寄与度トップは東京エレクトロンであった。

すなわち指数は保たれているが中身は入れ替わっている「資金循環相場」である。

本日の注目銘柄

・ルネサスエレクトロニクス:米企業と戦略提携で半導体期待

・イビデン:AI半導体関連で強い上昇トレンド

・双日:資源関連材料で高値更新

・太陽誘電:上昇率トップ

特徴は、大型指数株よりテーマ株・材料株が強い点である。これは典型的な調整局面の市場構造である。

次回戦略

乖離値が2,500円以上へ拡大し、値幅1,400円が継続していることから、相場は完全にトレンド相場ではなくボラティリティ相場へ移行している。

翌日の想定

日経225:56,200円〜56,900円

1570:53,000円〜54,400円

戦略は戻り売り継続。

・54,400円接近は売り優勢

・53,000円付近は短期リバウンド

テクニカル的にも移動平均線は下向き、RSIは中立、MACDは弱気圏。押し目買いの初動ではなく、調整継続局面と判断する。

閉めの言葉

相場は崩れていないのに勝ちにくい。

それは相場が弱い初期症状である。

上昇が止まり、戻りが浅くなり、値幅だけが大きくなる。

いま起きているのはまさにそれである。

無理に当てに行かず、値動きを受け止めて対応する。

この局面では「予測」より「対応力」が結果を分けると感じた一日であった。

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