2026年2月19日 NF日経レバ(1570)の結果と反省

戦略のまとめ

本日の基本戦略は「上昇初動だがトレンド確定ではない」と位置付け、追いかけず回転重視の一日とした。

日経平均予想レンジ57,500円〜58,000円を前提に、NF日経レバ(1570)の想定レンジを55,200円〜56,700円に設定した。

売買方針は以下である。

・GUは追わない

・押し目買い主体

・高値接近は利確優先

すなわちブレイクアウトを取りに行く日ではなく、「価格帯を管理する日」として臨んだ。

実際の値動き

Screenshot

■日経225

始値:57,472円

高値:57,709円

安値:57,362円

終値:57,467円(+323円)

■NF日経レバ(1570)

始値:55,580円

高値:56,010円

安値:55,340円

終値:55,580円(+600円)

寄り付きは高く始まったものの、その後は一方向には動かず、日中は上下の往復運動となった。日経平均は57,700円台に到達した場面で上値が抑えられ、達成感による売りが確認された。結果として高値圏の持ち合い相場で終えた。

1570も同様に、前場で56,010円の高値を付けた後は徐々に失速し、後場はボリンジャーバンド中心線付近へ収束した。終値が始値と同値である点は象徴的であり、「方向感のない需給均衡」を示している。

テクニカル面では、移動平均線は上向きを維持しながらも価格はその上で滞留した。MACDは上昇から収束へ移行し、ヒストグラムは縮小傾向となった。これは上昇エネルギーの減衰を示す典型的な初動後の挙動である。

強い相場の押しではなく、「買いと利確が均衡した状態」であったと解釈できる。

本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅

本日の乖離値:1,700円〜2,000円

本日の値幅:約700円

前日より値幅が大きく縮小したことが最も重要である。

値幅1,200円 → 700円への変化は、ボラティリティ相場から安定相場へ移行し始めた兆候といえる。

また指数上昇に対して1570が過剰反応しなかった点も重要である。前日は資金流入の初動、本日は需給均衡段階である。すなわち市場は「上昇トレンド前の調整局面」に入りつつある可能性が高い。

この乖離縮小と値幅縮小は、翌日の方向性判断において最も重視すべき材料となる。

反省

日経平均のロイター予測は概ね一致した。1570は想定レンジをやや上回ったが、全体としては想定に近い値動きであった。

ただし問題は、上昇継続を前提に構えすぎた点である。実際には上昇ではなく「高値持ち合い」であった。トレンドは発生しておらず、初動後のエネルギー調整日であったと考えるべきである。

本日は方向を読む日ではなく、相場の状態を読む日であった。

結論として現在の相場は「上昇相場」ではない。

正確には「上昇準備相場」である。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

東京市場では日経平均が前日比+323円の57,467円で終了。寄り付きから上昇し57,700円台まで上値を伸ばしたが、2月高値更新後は利益確定売りに押された。売買代金は約7.1兆円と活況であり、資金参加は維持されている。

特徴的だったのは物色の広がりである。半導体株だけでなく、銀行、不動産など内需株へ資金が拡散した。これは短期テーマ相場ではなく、全体相場へ移行しつつある兆候である。

一方でアドバンテストの下落など個別の材料による値動きも目立ち、指数主導ではなく「銘柄主導」へ移行している。市場センチメントは改善しているが、強気一色ではない中間局面である。

本日の注目銘柄

・横浜ゴム:決算好感で急伸

・住友電気工業:目標株価引き上げ

・日立製作所:対米投資報道で買い

・三菱地所:賃料上昇期待

・みずほFG:金利上昇思惑

共通点は景気敏感株への資金流入である。半導体一極集中から、実体経済関連へ資金が広がっている。これは短期反発ではなく、相場の基盤が整いつつあることを示している。

次回戦略

本日の値幅縮小は極めて重要である。

ボラティリティ縮小の後には、必ず方向が発生する。

想定

日経225:57,300円〜58,100円

1570:55,000円〜56,800円

戦略は以下。

・寄り付きの急騰は見送り

・55,000円付近は押し目買い

・高値更新は利確優先

・下げ止まり確認後の買い回転を重視

明日は「動く前日」である可能性が高い。レンジ上限を試す動きが出やすく、下値は限定的と判断する。

閉め言葉

相場は上がる前に静かになる。

そして、静かな日に参加していた者だけが次の値動きを取れる。

今日の持ち合いは退屈ではない。

むしろ、最も重要な一日であった。

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