2026年3月11日 NF日経レバ(1570)の戦略

前日を振り返って

3月10日の東京市場は、前日の暴落からの自律反発相場となった。

日経平均株価は

始値 53,524円

高値 54,694円

安値 53,487円

終値 54,248円(+1,519円)

と大幅上昇となり、急落後のショートカバーと押し目買いが同時に入る典型的なリバウンド相場となった。

NF日経レバ(1570)も同様の動きを見せた。

始値 49,190円

高値 49,900円

安値 47,830円

終値 49,010円(+2,650円)

想定レンジは

46,000円〜49,800円

としていたが、高値は49,900円まで上昇し、やや上振れる結果となった。

ただし重要なのは値動きの構造である。

午前中に急伸した後は、利益確定売りによって上昇が一服し、後場は比較的落ち着いた推移となった。これは急反発相場の典型的なパターンである。

また重要な指標として

■乖離値

5,600円〜4,800円

■値幅

2,100円

が確認された。

前日までの値幅は

4,000円

2,900円

2,200円

2,900円

2,100円

となっており、クラッシュ相場から徐々にボラティリティが正常化し始めている。

乖離値も

7,800円台

5,000円前後

まで縮小しており、市場の極端な恐怖心理はやや後退したと言える。

つまり現在の相場は

「クラッシュ → リバウンド → 方向感模索」

という段階に入っていると考えられる。

寄り前情報

Screenshot

本日の東京市場はもみ合い相場が予想されている。

ロイターによる日経平均の予想レンジは

53,800円〜54,800円

である。

前日終値54,248円と比較すると、大きなトレンドは出にくく、レンジ内での値動きとなる可能性が高い。

背景には米国市場の方向感の乏しさがある。

米国株の動きは以下の通りである。

NYダウ

47,706ドル(-0.07%)

NASDAQ

22,697(ほぼ横ばい)

S&P500

6,781(-0.21%)

主要3指数はまちまちの動きとなり、強いトレンドは出ていない。

また市場心理を示す重要な指標である

VIX指数 24.93

は前日より低下している。

これは市場の恐怖感がやや落ち着き始めていることを意味する。

一方で注意すべき材料も存在する。

・ホルムズ海峡の封鎖状態

・中東情勢の不透明感

・米国CPI発表

特に本日は米国の重要経済指標であるCPIが控えているため、積極的な売買は控えられやすい。

また日経先物は

54,870円

と現物終値より約500円高い水準で推移している。

そのため本日は

寄り付きは買い先行

となる可能性が高い。

しかし中東情勢という地政学リスクがある以上、上値は重くなりやすい。

<h2>本日の戦略</h2>

本日のテーマは

「リバウンド後のレンジ相場」

である。

日経平均の予想レンジ

53,800円〜54,800円

前日の値幅

2,100円

前日の乖離値

5,600円〜4,800円

これらを踏まえると、相場は急騰トレンドではなく調整を伴うレンジ相場に入りやすい。

そのためNF日経レバ(1570)の想定レンジを以下のように設定する。

■1570想定レンジ

47,800円〜50,200円

算出根拠は以下である。

・日経平均レンジ 約1,000円

・レバレッジ2倍特性

・前日値幅 2,100円

・VIX低下によるボラ縮小

想定シナリオは三つある。

① ギャップアップ後の押し戻し

先物主導で寄り付きは強くなる可能性がある。ただし54,800円付近では利益確定売りが出やすい。

② レンジ相場継続

本日のメインシナリオ。53,800円〜54,800円の間で上下を繰り返す可能性が高い。

③ 地政学リスクによる急変

中東情勢のニュースによって、相場が急変する可能性も否定できない。

そのため本日の重要ラインは以下である。

日経平均

・54,800円(上値抵抗)

・53,800円(下値支持)

NF日経レバ

・50,000円心理ライン

・48,000円支持線

もし

55,000円突破

となれば、ショートカバー相場が再び加速する可能性がある。

逆に

53,800円割れ

となる場合は、再びボラティリティ拡大の可能性がある。

重要なのは

「急騰を追わないこと」

である。

クラッシュ後の相場は、強い反発のあとに必ずと言っていいほど上下の揺さぶりが発生する。

そのため本日の基本戦略は

押し目確認型トレード

である。

閉めの言葉

暴落のあと、相場は反発する。

しかし次に訪れるのは、必ずと言っていいほど迷いの相場である。

上がるのか。

それとも再び下がるのか。

市場参加者全員が、その答えを探している。

だからこそ相場は揺れる。

そしてその揺れの中で、冷静に流れを見ている者だけが次のチャンスを掴む。

焦らない。

飛びつかない。

流れを確認する。

乱高下の相場で生き残るために必要なのは、結局のところ冷静さなのである。

タイトルとURLをコピーしました