<h2>前日を振り返って</h2>
2月27日の日経平均は4日続伸、終値58,850円と史上最高値を更新した。
しかし内容は決して全面高ではなかった。
始値58,606円
高値58,924円
安値58,130円
終値58,850円(+96円)
NF日経レバ(1570)は、
始値57,380円
高値58,430円
安値56,860円
終値58,200円(+90円)
半導体株主導で急落する場面がありながら、押し目買いで切り返す展開。典型的な「高値圏の地固め」であった。
■前日の乖離値
500円〜1,300円
■前日の値幅
1,600円
乖離は拡大、値幅も増加。エネルギーは蓄積されたが、高値更新の勢いは限定的。トレンド加速ではなく“溜め”の局面であった。
この反省点は明確である。
指数は強いが、上値は重い。熱狂なき最高値である。
<h2>寄り前情報</h2>
週末の米国市場は大幅安。
・NYダウ -521ドル
・NASDAQ -0.91%
・S&P500 -0.43%
金融株とハイテク株が売り込まれた。
さらにイスラエルとイランを巡る中東情勢の緊張が高まり、リスク回避姿勢が強まっている。
VIX指数は19.86へ上昇。
日経平均VIは27.33と依然高水準。
日経225先物(期近)は58,640円から時間外で下押し。
ロイター予測レンジは57,000円〜58,000円。
外部環境は明確に「リスクオフ」である。
ただし国内には「遠くの戦争は買い」という格言もある。
押し目待ち資金は多いと推察される。
<h2>本日の戦略</h2>
■日経平均予想レンジ
57,000円 〜 58,000円
前日の乖離(最大1,300円)と値幅(1,600円)を考慮すると、本日は“拡張後の揺り戻し”が基本シナリオである。
■1570想定レンジ
55,800円 〜 57,800円
重要ポイントは三点。
①57,000円の攻防
②57,500円回復の有無
③寄り付き後の出来高増加局面
想定としては、寄り付きギャップダウンから売り一巡後の自律反発。しかし58,000円回復は容易ではないと見る。
戦略は以下。
・寄り直後の急落局面では追いかけ売りはしない
・57,000円割れ定着なら戻り売り目線
・57,200円〜57,400円での下げ止まり確認なら短期リバウンド狙い
前日の地固め局面から、本日は“外部要因による試練の日”である。
トレンドが壊れるのか、押し目で終わるのか。
その分岐点が本日である。
値幅は再び1,800円規模へ拡大する可能性がある。ボラティリティ管理が最重要である。
<h2>閉めの言葉:主な感想を繰り返し、読者に共感をおこさせる一言</h2>
熱狂なき最高値の翌日。
市場は試される。
地固めは、本物か。
それとも幻想か。
恐怖は突然やってくる。
だが、機会もまた同時に生まれる。
焦らず、深追いせず。
今日も相場と対話するだけである。

