前日を振り返って
前日の相場は、
「暴落後の自律反発だが、上値の重さが顕在化した局面」
であった。
日経225は
・始値 52,380円
・高値 52,701円
・安値 51,645円
・終値 52,252円(+736円)
と反発したものの、
終日レンジ内での推移にとどまり、
強いトレンドは発生しなかった。
一方、NF日経レバ(1570)は
・始値 45,970円
・高値 46,090円
・安値 44,160円
・終値 45,270円(+1,290円)
寄り天からの押し、そして後場の戻しという
「典型的なリバウンド相場の教科書的値動き」
であった。
乖離値は6,600〜7,500円と高水準を維持しつつも縮小、
値幅は1,900円と依然として高ボラティリティ。
これは、
「過剰な売りの巻き戻しは進行中だが、相場はまだ不安定」
であることを示している。
反省点としては、
上値余地をやや広く見すぎた点であり、
「リバウンド=上昇トレンドではない」
という認識をより厳密に数値化する必要がある。
寄り前情報

外部環境はややポジティブであるが、強弱が混在している。
■米国市場
・NYダウ:-0.18%
・NASDAQ:-0.84%
・S&P500:-0.37%
ハイテク中心に調整が入り、
短期的な過熱感の解消が進んでいる。
■VIX指数
26.95(+3.05%)
前日低下から再上昇しており、
「安心感はまだ定着していない」
状態である。
■日経先物
53,030円(+790円)
心理的節目53,000円を回復しており、
上値トライの流れは継続している。
■為替
ドル円 158.6円台
円安水準維持は株価下支え要因。
■ロイター予測
日経平均レンジ:52,500円〜53,100円
中東情勢の緩和期待を背景に、
「続伸だが上値は限定的」
との見方が優勢である。
<h2>本日の戦略</h2>
本日の本質は、
「リバウンド継続か、再度の上値失速かの分岐点」
である。
前日の乖離値(6,600〜7,500円)と
値幅(1,900円)を踏まえると、
依然として短期資金主導の不安定な相場であり、
トレンドフォローよりもレンジ戦略が有効
と判断する。
日経平均の想定レンジ
52,500円〜53,100円
・52,500円:下値支持ライン
・53,000円:心理的節目
・53,100円:上値抵抗帯
NF日経レバ(1570)の想定レンジ
44,500円〜46,500円
前日終値45,270円を基準に、
・上昇余地:約+1,200円
・下落余地:約-800円
と、やや上方向バイアスを持ちながらも、
レンジ内収束を想定する。
<h3>具体的戦略</h3>
本日は
「レンジ逆張り+戻り売り継続戦略」
である。
■エントリーポイント
・44,500円〜45,000円 → 押し目買い
・46,000円〜46,500円 → 戻り売り
■重要ポイント
・寄り付きの上昇は追わない
・53,000円到達後の失速に警戒
・VIX再上昇により急落リスクを意識
特に重要なのは、
「上がっても持続しない可能性」
である。
現在の上昇は、
・ショートカバー
・地政学リスク後退期待
・短期資金の流入
によるものであり、
持続的トレンドとは異なる可能性が高い。
またテクニカル的には、
・ボリンジャーバンド収束傾向
・MACDは改善途上
・移動平均線はまだ下向き圧力あり
と、
「エネルギー蓄積局面」
であることが示唆される。
閉めの言葉
戻る相場、しかし伸びない。
それが今の本質である。
安心はまだ早く、悲観もまた過剰である。
だからこそ必要なのは、
「決めつけず、ついていくこと」
である。
相場は常に揺れている。
その揺れの中にこそ、チャンスはある。

