戦略のまとめ
本日は値幅縮小を前提とした「エネルギー調整日」と想定した。
日経平均予想レンジは57,500円〜58,000円、NF日経レバ(1570)は55,500円〜56,800円と設定。
57,500円の攻防を軸に、下げ止まり確認なら短期リバウンド、割れ定着なら戻り売りという戦略であった。
しかし、結果は想定を大きく超える“歴史的急落”であった。
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実際の値動き

■日経225
始値 57,729円
高値 57,890円
安値 56,091円
終値 56,279円(-1,778円)
■NF日経レバ(1570)
始値 56,000円
高値 56,290円
安値 52,850円
終値 53,190円(-3,390円)
寄り付きから売り優勢。
前場中盤から崩れ、後場は売りが売りを呼ぶ展開となった。
1570は安値52,850円まで急落。
想定レンジ(55,500円〜56,800円)を完全に下抜けた。
テクニカル面では、
・短期・中期移動平均線は明確な下向き
・ボリンジャーバンドは大きく拡張、下限沿いのバンドウォーク
・RSIは急低下し売られ過ぎ水準
・MACDはデッドクロス後に乖離拡大
典型的な「トレンド加速型下落」であった。
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本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅
■本日の乖離値
1,600円〜3,200円
■本日の値幅
3,400円
前日2,200円からさらに拡大。
値幅は一段と拡張し、パニック的動きへ移行した。
乖離も急拡大。
これは単なる押し目ではなく、「需給崩壊局面」に近い。
翌日の判断材料として極めて重要である。
・値幅が収縮するか
・下ヒゲ形成が起こるか
・出来高減少が確認できるか
この三点を注視する必要がある。
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反省
ロイター予測レンジは57,500円〜58,000円。
実際は56,279円。
想定も、市場予測も、完全に裏切られた。
イランショックの継続。
ホルムズ海峡封鎖報道。
市場は「楽観」から一気に「恐怖」へ転換した。
値幅縮小シナリオは甘かった。
ボラティリティ拡大局面では、平均回帰を前提にしてはならない。
トレンド加速時は“止まるまで待つ”が鉄則である。
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東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
3日の日経平均は1,778円安の56,279円と大幅続落。
売買代金は9兆8,000億円と急増。
全33業種が下落。
石油・輸送用機器・非鉄金属が大幅安。
トヨタは6%超下落し指数を押し下げた。
AI・半導体株も値を消し、地合い悪化。
一方、共栄タンカーはホルムズ海峡封鎖思惑で急騰。
光デバイス関連(浜松ホトニクスなど)も一部物色された。
全面安の中でも、テーマ物色は存在した。
だが指数は売り圧力に抗えなかった。
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本日の注目銘柄
・共栄タンカー(海峡封鎖思惑)
・浜松ホトニクス(AI光学関連)
・グローバルキッズ(優待新設で逆行高)
・トヨタ自動車(指数寄与大幅安)
指数は崩れたが、資金は“極端なテーマ”へ向かった。
恐怖相場では、ストーリー銘柄が乱舞する。
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次回戦略
本日の値幅3,400円は異常値である。
急落後の翌日は二択。
①自律反発
②追撃売り
明日の焦点は56,000円。
ここを回復できるか否か。
想定レンジは、
日経平均:55,800円〜57,200円
1570:52,500円〜54,500円
まずは値幅縮小確認が最優先。
逆張りは下ヒゲ確認後。
トレンドフォローなら戻り売りだが、過度な追撃は危険。
ボラティリティは依然高水準である。
“恐怖のピークは一瞬”という格言がある。
だが、その一瞬を見誤れば致命傷となる。
慎重に、冷静に。
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閉めの言葉
市場は牙をむいた。
昨日守られた58,000円は、もはや遠い。
値幅は拡大し、乖離は暴れ、恐怖は現実となった。
だが、相場は常に循環する。
暴落の中にも芽はある。
光は、最も暗い瞬間に近づく。
焦らず、怯えず、過信せず。
明日もまた、相場と向き合うだけである。

