2026年3月3日 NF日経レバ(1570)の結果と反省

戦略のまとめ

本日は値幅縮小を前提とした「エネルギー調整日」と想定した。

日経平均予想レンジは57,500円〜58,000円、NF日経レバ(1570)は55,500円〜56,800円と設定。

57,500円の攻防を軸に、下げ止まり確認なら短期リバウンド、割れ定着なら戻り売りという戦略であった。

しかし、結果は想定を大きく超える“歴史的急落”であった。

実際の値動き

Screenshot

■日経225

始値 57,729円

高値 57,890円

安値 56,091円

終値 56,279円(-1,778円)

■NF日経レバ(1570)

始値 56,000円

高値 56,290円

安値 52,850円

終値 53,190円(-3,390円)

寄り付きから売り優勢。

前場中盤から崩れ、後場は売りが売りを呼ぶ展開となった。

1570は安値52,850円まで急落。

想定レンジ(55,500円〜56,800円)を完全に下抜けた。

テクニカル面では、

・短期・中期移動平均線は明確な下向き

・ボリンジャーバンドは大きく拡張、下限沿いのバンドウォーク

・RSIは急低下し売られ過ぎ水準

・MACDはデッドクロス後に乖離拡大

典型的な「トレンド加速型下落」であった。

本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅

■本日の乖離値

1,600円〜3,200円

■本日の値幅

3,400円

前日2,200円からさらに拡大。

値幅は一段と拡張し、パニック的動きへ移行した。

乖離も急拡大。

これは単なる押し目ではなく、「需給崩壊局面」に近い。

翌日の判断材料として極めて重要である。

・値幅が収縮するか

・下ヒゲ形成が起こるか

・出来高減少が確認できるか

この三点を注視する必要がある。

反省

ロイター予測レンジは57,500円〜58,000円。

実際は56,279円。

想定も、市場予測も、完全に裏切られた。

イランショックの継続。

ホルムズ海峡封鎖報道。

市場は「楽観」から一気に「恐怖」へ転換した。

値幅縮小シナリオは甘かった。

ボラティリティ拡大局面では、平均回帰を前提にしてはならない。

トレンド加速時は“止まるまで待つ”が鉄則である。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

3日の日経平均は1,778円安の56,279円と大幅続落。

売買代金は9兆8,000億円と急増。

全33業種が下落。

石油・輸送用機器・非鉄金属が大幅安。

トヨタは6%超下落し指数を押し下げた。

AI・半導体株も値を消し、地合い悪化。

一方、共栄タンカーはホルムズ海峡封鎖思惑で急騰。

光デバイス関連(浜松ホトニクスなど)も一部物色された。

全面安の中でも、テーマ物色は存在した。

だが指数は売り圧力に抗えなかった。

本日の注目銘柄

・共栄タンカー(海峡封鎖思惑)

・浜松ホトニクス(AI光学関連)

・グローバルキッズ(優待新設で逆行高)

・トヨタ自動車(指数寄与大幅安)

指数は崩れたが、資金は“極端なテーマ”へ向かった。

恐怖相場では、ストーリー銘柄が乱舞する。

次回戦略

本日の値幅3,400円は異常値である。

急落後の翌日は二択。

①自律反発

②追撃売り

明日の焦点は56,000円。

ここを回復できるか否か。

想定レンジは、

日経平均:55,800円〜57,200円

1570:52,500円〜54,500円

まずは値幅縮小確認が最優先。

逆張りは下ヒゲ確認後。

トレンドフォローなら戻り売りだが、過度な追撃は危険。

ボラティリティは依然高水準である。

“恐怖のピークは一瞬”という格言がある。

だが、その一瞬を見誤れば致命傷となる。

慎重に、冷静に。

閉めの言葉

市場は牙をむいた。

昨日守られた58,000円は、もはや遠い。

値幅は拡大し、乖離は暴れ、恐怖は現実となった。

だが、相場は常に循環する。

暴落の中にも芽はある。

光は、最も暗い瞬間に近づく。

焦らず、怯えず、過信せず。

明日もまた、相場と向き合うだけである。

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