前日を振り返って
前日の相場は、
「リバウンド失敗後の弱気継続」
という構造がより明確になった一日であった。
日経225は
・始値 51,382円
・高値 52,169円
・安値 50,558円
・終値 51,063円(-822円)
一時はプラス圏まで回復するも、
52,000円で明確に頭を抑えられ失速。
後場は終始ジリ安となり、
最終的には安値圏で引ける弱い形となった。
NF日経レバ(1570)は
・始値 43,400円
・高値 45,640円
・安値 42,820円
・終値 43,890円(-1,110円)
急反発局面はあったものの、
その上昇は維持できず失速。
「戻りは売られる」という弱気の典型パターンである。
テクニカル的にも、
・移動平均線:再び下抜け
・ボリンジャーバンド:中心線で失速
・MACD:再拡大
と、
「トレンド転換未達のまま下方向継続」
が確認された。
寄り前情報

外部環境は一変し、
本日は「強いリバウンド圧力」が意識される。
■米国市場
・NYダウ:+2.49%
・NASDAQ:+3.82%
・S&P500:+2.91%
主要3指数が大幅上昇。
特にハイテク株主導の急騰が顕著である。
■VIX指数
25.25(-17.51%)
急低下。
恐怖心理は一気に後退し、
「リスクオン回帰」が鮮明。
■日経先物
53,030円(+1,830円)
大幅上昇。
前日終値から約+2,000円水準。
■為替
ドル円:158円台
やや円高方向だが、
株価への影響は限定的。
■ロイター予測
日経平均レンジ:51,500円〜53,000円
・大幅反発想定
・ショートカバー主導
・ただし上値は不安定
ここで重要なのは、
「本格反転ではなく、ショートカバー主導の上昇」
という点である。
本日の戦略
本日の本質は、
「急落後のリバウンド2日目」
である。
前日の乖離値(7,000〜7,600円)と
値幅(約2,100円)を踏まえると、
依然として異常値圏ではあるが、
・米国市場の急騰
・VIX急低下
により、
「短期的な巻き戻し上昇」
が強く意識される局面である。
<h3>日経平均の想定レンジ</h3>
51,500円〜53,000円
・51,500円:押し目支持
・53,000円:戻り売りライン
ギャップアップスタートが濃厚であり、
「寄り天 or 高値持ち合い」
のどちらかに収束しやすい。
NF日経レバ(1570)の想定レンジ
43,500円〜46,800円
前日終値43,890円を基準に、
・上値余地:+3,000円
・下値余地:-500円
と、
「上方向に大きく振れるが持続性は未知数」
なレンジを想定する。
具体的戦略
本日は
「初動は様子見+上げた後を狙う」
である。
■エントリーポイント
・43,500円〜44,200円 → 押し目買い
・46,000円以上 → 戻り売り
■重要ポイント
・寄り付き後の上昇持続力
・46,000円〜47,000円の売り圧力
・出来高の増減(短期資金の動き)
特に注目すべきは、
「上げの質」である。
・出来高を伴う上昇 → 本物
・スカスカの上昇 → 逃げ場
となる。
また、
この相場は依然として
「弱気トレンド中の反発」
であるため、
過度な強気は禁物である。
閉めの言葉
相場は、恐怖の後に必ず反発する。
だがその反発が、
「新たな上昇の始まり」なのか、
それとも「一時的な逃げ場」なのか。
その見極めこそが、最も重要である。
今はまだ、
強気に転じるには早い。
だが、
チャンスは確実に生まれている。
その波に乗るか、見送るか。
すべては、
冷静な判断にかかっているのである。

