NF日経レバ
寄り前情報

[東京 22日 ロイター]
きょうの東京株式市場で日経平均株価は、弱もち合いが想定されている。
前日の米国株安が嫌気されそうだが、為替相場の動きも含めて米国に起因するため、日本株を大きく下げるまでには至らないという。
円高を警戒しつつ模様眺めとなりそうだ。前日に東証プライム市場の売買代金は年初来最低を記録したが、きょうも薄商いの状態が続くとみられる。
日経平均の予想レンジは3万3900円─3万4400円。
戦略
想定レンジ補正値込み19,900〜20,400円。
弱含みのレンジ相場を予想。
結果

落ち着いた予想通りの展開。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 34,111 | 34,340 (34,400) | 34,109 (33,900) | 34,220 △59 |
NF日経レバ | 20,250 | 20,445 (20,400) | 20,165 (19,900) | 20,330 △55 |
反省
補正値込13,900円。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
市場概況
22日の日経平均株価は小幅に続落。終値は59円32銭安の3万4220円60銭。昨日の米国株安を受けて東京エレクトロンなど主力株の一角に売りが集まり指数は170円弱下落した。一方、商社株などには押し目買いが入るなど下値も限られた。時間外取引で米株価指数先物が上昇していることから、下げ渋る展開となった。ただ、買い手がかり材料に欠けるなか積極的な売買が限られ、後場の日経平均の値幅は140円強にとどまり、動意に乏しかった。
東証プライムの売買代金は3兆2838億円。業種別ではパルプ・紙、卸売、電気・ガスなどが上昇した一方、電気機器、銀行、精密機器などが下落した。
4月22日の東証プライム市場では、買い優勢金額は5,826.74億円、売り優勢金額は6,193.47億円となった。
トップニュース
外為サマリー:139円台と7カ月ぶり円高水準、トランプ氏の利下げ要求でドル売り続く
22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=139円93銭前後と前日の午後5時時点に比べて63銭程度のドル安・円高となっている。
トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長に対する批判を続け、21日には予防的利下げの実施を要求した。米国の金融政策を巡る不透明感が意識されるなか、ドル売りが継続した。東京時間22日には日本の輸出企業による実需の円買い観測があった。
玉木国民代表 ドル円140円割れなら日銀は金融緩和を検討する余地
玉木国民代表 ドル円が140円を割り込めば日銀は正常化という名の金融引き締めよりも金融緩和を検討する余地が出てくる。
現物金一時1オンスあたり3500ドルを超え、再び過去最高値を更新
$住友金属鉱山 (5713.JP)$が大幅高。金価格の上昇が材料視されている。相互関税を巡る世界的な景気懸念などから安全資産とされる金の価格が上昇しており、最高値更新を続けている。直近ではトランプ米大統領がパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の解任を検討しているとの報道を受けて、ドルの信認低下を懸念する声が拡大。
海帆が上げ幅を拡大、台湾グリーンロック社と再生可能エネ事業に関して基本合意
$海帆 (3133.JP)$が後場終盤に上げ幅を拡大している。午後3時ごろ、台湾グリーンロック・エナジー社と、再生可能エネルギー事業に関する基本合意書を締結したと発表しており、好材料視されている。
日野自—大幅続伸、三菱ふそうと経営統合最終合意で調整と伝わる
$日野自動車 (7205.JP)$は大幅続伸。独ダイムラートラック傘下の三菱ふそうトラック・バスと経営統合する方向で調整に入ったと報じられている。持ち株会社を設立し、2026年4月を目標に上場を目指すようだ。
フジクラ-続落 アマゾンが一部のデータセンターのリース契約を一時停止と伝わる
$フジクラ (5803.JP)$ が続落。ウェルズ・ファーゴのアナリストらは21日(米国時間)、ハイテク企業が新しいデータセンターのリースをめぐる契約の一部を延期したとのレポートを公表した。
クボタ-後場プラス転換 1600万株・200億円を上限に自社株買い 割合は1.4%
$クボタ (6326.JP)$が後場プラス転換。同社は15日、1600万株・200億円を上限とした自己株取得を行うと発表した。
ispace-大幅続落 南オーストラリア州政府より20万豪ドルの助成金受領
$ispace (9348.JP)$が大幅続落。同社は22日10時、南オーストラリア州政府より20万豪ドルの助成金を受領すると発表した。
日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。
その中で、 $日野自動車 (7205.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は5.76%上昇の453.3円だった。一方、値下がり率トップは $太陽誘電 (6976.JP)$、終値は3.09%下落の1974.0円だった。