NF日経レバ
寄り前情報

[東京 24日 ロイター]
– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、堅調な展開が想定されている。
米中貿易戦争の緩和に期待感が高まったことや、為替相場がドル高/円安に振れたことなどが好感されそうだ。
前日と同様に幅広く物色されて、しっかりとなる地合いを維持し、3万5000円を回復するとともに、25日移動平均線(3万5118円19銭=24日現在)近辺の水準を固める動きになるか否かが焦点となる。
日経平均の予想レンジは3万4900円─3万5500円。
戦略
想定レンジ補正値込み21,100〜21,700円。
昨日同様の展開か。
結果

昨日同様、寄り天からの下落レンジ、揉み合い相場。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 35,194 | 35,287 (35,500) | 34,960 (34,900) | 35,039 +170 |
NF日経レバ | 21,555 | 21,580 (21,700) | 21,170 (21,100) | 21,275 +205 |
反省
13,700〜13,800円のズレ。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
市場概況
24日の日経平均は続伸。終値は170円高の35039円。米国株の大幅高と円安進行を好感して、300円超上昇して始まった。前場では一段の上値追いには慎重姿勢が見られた一方、大きな失速もなく、35100円~35200円台で動意薄の展開が続いた。
後場に入ると失速感が強くなった。外需が強く内需が弱いという構図であったが、弱い方の売られ度合いが大きく、プライムでは値下がりに転じる銘柄が増加。終盤には上げ幅を2桁に縮める場面もあった。ただ、35000円より下で推移する時間は短く、終値でも35000円は上回った。
東証プライムの売買代金は概算で4兆1400億円。業種別ではその他製品、非鉄金属、保険などが上昇した一方、陸運、食料品、不動産などが下落した。
4月24日の東証プライム市場では、買い優勢金額は7,601.29億円、売り優勢金額は7,494.02億円となった。
トップニュース
メタプラネット-後場下げ幅縮小 ビットコイン追加購入 総保有数5000枚に
$メタプラネット (3350.JP)$が後場下げ幅縮小。同社は24日12時、ビットコイントレジャリー事業の一環として、ビットコインを追加購入したと発表した。
今回の購入枚数は145枚。平均購入価格は1枚あたり1328万0472円(総額19億2600万円)。総保有枚数は5000枚。平均購入価格は1281万8168円(購入総額640億9100万円)となる。
$トヨタ自動車 (7203.JP)$が続伸。同社は24日、3月度の世界販売台数(レクサス含む)は96万8442台(前年同月比7.9%増)だったと発表した。世界生産台数は88万0476台(同9.1%増)となった。
日産自動車-大幅に3日続伸 米国でEV2車種の開発計画中止 需要減速に対応=日経
$日産自動車 (7201.JP)$が大幅に3日続伸。日本経済新聞電子版は24日11時10分に、同社が米国で生産を計画していた電気自動車(EV)2車種の開発を中止したことが分かったと報じた。
記事によれば、当初は多目的スポーツ車(SUV)とセダンで4車種を計画していたが、セダンの開発を中止するという。米国はEVシフトの遅れで市場環境が変化している。経営が厳しいなか、開発車種を絞り効率化を進めるとしている。
マツダなど自動車株が急動意、米政権による関税軽減検討報道でショートカバー加速◇
$マツダ (7261.JP)$ や $SUBARU (7270.JP)$など自動車株が急動意。この日、米ブルームバーグ通信が「トランプ政権は自動車産業を対象とした特定の関税軽減を検討している」と報じた。
一連の報道が業績面での悲観的な見方を和らげる方向に作用したほか、足もとで円高が一服したことも相まって、自動車株に対するショートカバーが加速する格好となったようだ。
メルカリ-反落 「メルカリ」のビットコイン取引サービス、新たにXRPの取り扱い開始
$メルカリ (4385.JP)$が反落。同社は24日13時10分に、子会社で、暗号資産やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行うメルコインが、新たにエックスアールピー(XRP)の取り扱いを開始したと発表した。
オリックス-3日続伸 「ガチャガチャの森」運営会社を買収へ 約100億円=日経
$オリックス (8591.JP)$が3日続伸。日本経済新聞電子版は24日12時24分に、「ガチャガチャの森」などを運営するカプセルトイ販売大手のルルアーク(福岡市)を買収すると報じた。
楽天G-続伸 楽天モバイルが低軌道衛星と市販スマホの直接通信試験によるビデオ通話に成功
$楽天グループ (4755.JP)$が続伸。同社傘下の楽天モバイルは23日に、楽天モバイルと米AST SpaceMobile(以下、AST)が、2025年4月に、日本国内で初めて(宇宙から送信するモバイル・ブロードバンド・ネットワークと市販スマートフォン端末との通信において:2025年4月時点、AST調べ)、低軌道衛星と市販スマートフォン同士のエンドツーエンドでの直接通信によるビデオ通話に成功したと発表した。
大阪チタニウム-大幅に3日続伸 ボーイングが737MAX増産を計画 東レなども高い
$大阪チタニウムテクノロジーズ (5726.JP)$が大幅に3日続伸。航空機大手の米ボーイングが主力機種である737MAXの増産をめざすと伝わったことが材料視されている。
NTTデータG-後場上げ幅拡大 米OpenAIと提携 AIエージェントを世界で販売=日経
$NTTデータグループ (9613.JP)$が後場上げ幅拡大。日本経済新聞電子版は24日15時、同社が生成AI(人工知能)開発の米OpenAIと提携すると報じた。
JR東日本-7日ぶり大幅反落 リスクオンムード強まり内需株に利益確定売り ニトリHDなども安い
$東日本旅客鉄道 (9020.JP)$が7日ぶり大幅反落。相互関税を巡る世界景気への懸念や、円高進行を背景に買われてきた内需株の一角が売られている。
安川電機-大幅続伸 トランプ氏。対中関税引き下げの可能性を示唆 中国関連が高い
$安川電機 (6506.JP)$が大幅続伸。トランプ米大統領が対中関税を大幅に引き下げる可能性を示唆したと伝わったことが材料視されている。
日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。
その中で、 $安川電機 (6506.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は6.18%上昇の2927.5円だった。一方、値下がり率トップは $東日本旅客鉄道 (9020.JP)$、終値は5.70%下落の3075.0円だった。