2025年5月23日デイトレ

NF日経レバ

寄り前情報

[東京 23日 ロイター]

– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、もみ合いが想定されている。

相互関税を巡る日米交渉を控えている上、週末とあって模様眺め気分が強くなるという。

物色面ではドル安/円高に対する懸念が残っているため、内需関連株が中心になるとの見方が出ていた。

3万7000を挟んだもみ合いになる可能性が高い。

    日経平均の予想レンジは3万6700円─3万7300円。

戦略

想定レンジ補正値込み 23,300〜24,000円。

結果

一時大きく上げたが、いいってこいの相場展開。

始値高値安値終値
日経22537,16137,373
(37,300)
37,111
(36,700)
37,160
+174
NF日経レバ23,79524,125
(24,000)
23,775
(23,300)
23,815
+215

反省

ロイター予想に反し、底値固く推移。日米交渉に期待感。

13,200〜13,400円のズレ。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

市場概況

23日の日経平均は3日ぶり反発。終値は174円高の37160円。まちまちかつ小動きの米国株を受けても3桁上昇スタート。主力大型株が強く、序盤では上を試しにいった。300円超上昇して37300円台に乗せたところで買いは一巡し、10時台半ば以降は上げ幅を縮小。ただ、値を消しても3桁高の状態はキープし、37000円を上回って取引を終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆9300億円。業種別ではその他製品、非鉄金属、機械などが上昇した一方、鉱業、証券・商品先物、電気・ガスなどが下落した。

【本日の買い売り優勢状況】

5月23日の東証プライム市場では、買い優勢金額は7,387.49億円、売り優勢金額は7,345.55億円となった。

トップニュース

メタプラとリミックスがS安、前日急騰の暗号資産関連株は利益確定売りが優勢に◇

 $メタプラネット (3350.JP)$ と $リミックスポイント (3825.JP)$ がストップ安に売られた。ビットコイン価格が過去最高値を更新したことを背景に、暗号資産への投資を行う両社の株価はともにストップ高の水準へ急騰劇をみせた。その後もビットコイン価格自体は高値圏を維持しているものの、両社株には目先の利益を確定する目的の売りが膨らむ格好となり、下げに拍車が掛かったようだ。

暗号資産関連銘柄では $gumi (3903.JP)$ や $GFA (8783.JP)$ 、 $セレス (3696.JP)$ 、 $フィスコ (3807.JP)$ なども大幅安となっている。

三菱重工業-大幅高 防衛装備品、海外市場を開拓 政府主導で次期戦闘機など=日経

 $三菱重工業 (7011.JP)$ が大幅高。23日付の日本経済新聞朝刊は、政府が防衛装備品の輸出拡大に向け、護衛艦や戦闘機などの売り込みに注力すると報じた。

記事によれば、従来の監視用レーダーなどに加え、大型案件の成約も狙うもよう。トランプ米政権の発足をきっかけに調達先の多様化をめざす各国の動きを好機と捉える。販路拡大で国内防衛産業を維持・育成し、防衛力の強化につなげるとしている。

報道を受けて防衛関連に買いが入っており、同社や $IHI (7013.JP)$ 、 $川崎重工業 (7012.JP)$ の防衛3社が買われている。 $日本製鋼所 (5631.JP)$ も急騰している。

日製鋼所—大幅反発、防衛・原発に関連する報道などが刺激に

 $日本製鋼所 (5631.JP)$ は大幅反発。同社は防衛関連、並びに、原発関連の側面を有しており、本日は、政府主導で防衛装備品の海外市場を開拓、米国で小型原発の商用化急ぐなどといった報道が伝わっているため、刺激材料につながっているものとみられる。また、防衛装備や兵器の見本市「DSEI Japan」が開催されているが、防衛装備庁は電磁砲「レールガン」の模型や試射に関する映像を出展しており、国内における重要な関連銘柄としての関心も高まっているようだ。

内海造船-一時ストップ高 造船業再生へドック再整備・建設を国が支援=読売

 $内海造船 (7018.JP)$ が一時ストップ高。読売新聞オンラインは23日5時、政府が、国内で縮小が続く造船業の再生に乗り出すことがわかったと報じた。

木徳神糧-大幅続落 小泉農相、政府備蓄米「店頭で2000円台めざす」と伝わる

 $木徳神糧 (2700.JP)$ が大幅続落。読売新聞オンラインは23日09時39分、小泉進次郎農林水産相が同日、政府備蓄米の放出を巡り民放番組で「6月の頭ぐらいに、随意契約のものが店頭に2000円台で並んでいることをめざしている」と明らかにしたと報じた。

ソフトバンク-4日ぶり反発 共同通信とAIモデル用データセットおよびAIサービスの開発に向け業務提携

 $ソフトバンク (9434.JP)$ が4日ぶり反発。同社は23日に、共同通信社(以下、共同通信)と共同通信のコンテンツを活用したAI(人工知能)モデル用データセットおよびAIサービスの開発に向けた業務提携契約を締結したと発表した。

【動いた日本株トップ】

日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。その中で、 $日本製鋼所 (5631.JP)$ は本日値上がり率トップ、終値は10.05%上昇の6463.0円だった。

一方、値下がり率トップは $メルカリ (4385.JP)$ 、終値は3.25%下落の2322.0円だった。

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