2025年6月18日デイトレ

NF日経レバ

寄り前情報

 [東京 18日 ロイター] 

– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、弱含みが想定されている。

中東情勢を巡る懸念の高まりで米株が下落したことが嫌気されそうだ。

米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表、米連邦準備理事会(FRB)議長会見を控えることも見送り要因になる。

ただ、為替相場がドル高/円安に振れていることが株価の下支えになり、大きな下げはなく引き続き3万8000円台を固める動きになるとの見方が多い。

    日経平均の予想レンジは3万8000円─3万8500円。

    中東情勢が一段と緊迫してきたことが警戒される中、米国株式市場では投資家の不安

心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(

恐怖指数、VIX)<.VIX>は21.6と5月23日以来の高水準に達した。

    米株の先行きに不安感が生じているものの、 外為市場がドル高/円安基調となっていることが日本株に対してプラス要因になる。

そのため、利益確定売りを消化しつつ下値では底堅い動きになるという。

        市場では「日本株は半導体関連株に全体の動きが左右されやすいので、世界的に

半導体株が活況となっていることが注目される。

防衛関連株も引き続きにぎわうとみられ、物色対象が広がりで大きな下げはなさそうだ」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との指摘もある。

        17日の米国株式市場は反落して取引を終えた。イスラエルとイランの攻撃の応

酬が続き、米軍が中東に戦闘機を移動させる中、投資家の懸念が高まった。

        米国ではFOMC関連以外では新規失業保険申請件数、住宅着工件数などの公表

が予定されている。国内では4月機械受注、5月訪日外国人客数などの発表が注目されそ

うだ。

戦略

想定レンジ補正値込み25,000〜25,500円

結果

1日を通しての大相場。

始値高値安値終値
日経22538,36438,885
(38,500)
38,364
(38,000)
38,885
+348
NF日経レバ25,32526,015
(25,400)
25,325
(25,000)
26,015
+415

反省

ロイター予想大外し。入っていれば確実に焼かれていた。

早めの損切りと目先の変更ができるかどうか。

12,900〜13,000円のズレ。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

市場概況

今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比348.41円高の38885.15円、東証株価指数(TOPIX)が21.40ポイント高の2808.35で終了した。

米国株安を受けて3桁下落スタートとなったものの、寄り付きを安値に反転。早々にプラス圏に浮上した。38500円台でしばらくもみ合ったが、38600円台に乗せて直近の高値を上回ると、買いに勢いがついた。前場は200円を超える上昇で高値引け。後場に入ると上げ幅を300円超に広げて38800円台に乗せた。広範囲に買いが入る中、終盤にかけても買いの勢いは緩まず、前場・後場ともに高値引けとなった。

業種別では33業種中28業種が値上がり。1位はその他製品で、以下、パルプ・紙、証券・商品、鉱業が続いた。値下がり上位には鉄鋼、海運業、機械が並んだ。

【本日の買い売り優勢状況】

6月18日の東証プライム市場では、買い優勢金額は7,533.67億円、売り優勢金額は7,571.84億円となった。

トップニュース

三菱電、5G移動通信設備を活用した実証試験で有用性確認

 $三菱電機 (6503.JP)$は18日、 $東京地下鉄 (9023.JP)$、鉄道総合技術研究所(東京都国分寺市)、 $日立製作所 (6501.JP)$、 $日本電信電話 (9432.JP)$グループのNTTコミュニケーションズと、5G(第五世代)移動通信設備を活用し、地下のトンネル内や地上の線路内などに設置された地上設備と列車間での通信を実現するための実証試験で、有用性を確認したと発表した。

今回の試験結果で、通信の安定性により各種鉄道システムが問題なく機能し、5Gと鉄道用通信基盤の有用性が確認された。今後は、鉄道業界の標準化活動を推進し、鉄道事業運営の持続可能性を高め沿線価値および沿線住民の利便性の維持・向上を目指すという。

任天堂—大幅続伸で高値更新、「スイッチ2」への期待感が継続

 $任天堂 (7974.JP)$は大幅続伸。米国の初週販売台数がゲーム機過去最高となるなど、スイッチ2の拡大期待が継続する格好とみられる。本日の22時から「ドンキーコング バナンザ Direct 2025.6.18」が放送されることなども期待材料につながっているとみられる。本日は5月2日につけた高値12540円を更新しており、上値妙味の広がりなども買い安心感につながっているようだ。

JX金属-3日続伸 粗銅減産で収益改善へ=日経

 $JX金属 (5016.JP)$が3日続伸。18日付の日本経済新聞朝刊は、同社が現在年間で45万トンある粗銅の生産量を数万トン規模で減産する方向で検討に入ったと報じた。

記事によれば、減産率は1割程度になる可能性もあるもよう。鉱山会社から銅精鉱を購入する際の条件が悪化しており、精鉱調達量を減らすのに伴うようだ。銅精鉱製錬事業でリサイクル原料の比率を高め、収益性を改善するとしている。

Mipoxが商い増勢のなか続急伸、データセンター関連出遅れ株として人気化の兆し

 $Mipox (5381.JP)$が商いを膨らませ続急伸、一時6%高で518円まで駆け上がる場面があった。微細表面加工の液体研磨剤を手掛け、データセンターが世界的に建設ラッシュとなるなかで光ファイバー用研磨剤などが業績に貢献する状況となっている。

26年3月期はデータセンター関連の需要取り込みによって、会社側見通しが上振れするとの見方もあるようだ。株式需給面では信用買い残が100万株に届いておらず上値の軽さが意識されるほか、自社株買いに前向きな姿勢も買いの根拠となっている。

富士通-底堅い 「富岳」の次世代となる新たなフラッグシップシステムの基本設計を受注

 $富士通 (6702.JP)$が底堅い。同社は18日14時、理化学研究所(埼玉県和光市)より、スーパーコンピュータ「富岳」の次世代となる新たなフラッグシップシステムにおける全体システム、計算ノード、CPU部の基本設計を受注したと発表した。

【動いた日本株トップ】

日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。その中で、 $任天堂 (7974.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は6.59%上昇の13260.0円だった。

一方、値下がり率トップは $日本製鉄 (5401.JP)$、終値は2.42%下落の2705.0円だった。

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