2025年6月26日デイトレ

NF日経レバ

寄り前情報

   [東京 26日 ロイター]

 – きょうの東京株式市場で日経平均株価は、一進一退になると想定されている。

前日の米国市場での半導体株高が投資家心理を支えそうだ。

心理的な節目となる3万9000円の回復を試すと見込まれている。

一方、米株が高値圏にあることへの警戒感はくすぶっており、上値を抑えそうだ。

    日経平均の予想レンジは3万8700円−3万9200円。

戦略

想定レンジ補正値込み25,900〜26,400円。

結果

完璧な上昇相場。

始値高値安値終値
日経22539,07239,615
(39,200)
39,056
(38,700)
39,584
+642
NF日経レバ26,25026,990
(26,400)
26,250
(25,900)
26,935
+855

反省

ロイター予想、大外れ。ショートエントリーすれば間違いなく焼かれていた。

早めの損切りできるか。

12,600〜12,800円のズレ。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

市場概況

今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比642.51円高の39584.58円、東証株価指数(TOPIX)が22.45ポイント高の2804.69で終了した。

米国株は3指数がまちまちとなったが、ナスダック高を好感して寄り付きから3桁の上昇。節目の39000円を上回ると、その後も上げ幅を広げた。 $東京エレクトロン (8035.JP)$や $アドバンテスト (6857.JP)$など半導体株のほか、 $ファーストリテイリング (9983.JP)$や $ソフトバンクグループ (9984.JP)$など、主力大型株に強い買いが入った。400円を超える上昇で前場を終えると、後場は39500円の節目を突破。

600円超上昇して39600円台に乗せたところで買い一巡感が出てきたものの、萎むことなく引けまで高い位置をキープした。一方、 $サンバイオ (4592.JP)$のストップ安などもあって新興銘柄は弱く、グロース250指数は2%近い下落となった。

業種別では33業種中30業種が上昇し、下落は精密機器、医薬品、食料品の3業種にとどまった。値上がり率1位は非鉄金属で、以下、電気・ガス、保険業、卸売業、海運業、機械と続いた。

【本日の買い売り優勢状況】

6月26日の東証プライム市場では、買い優勢金額は9,652.28億円、売り優勢金額は8,574.77億円となった。

トップニュース

【要人発言】経済再生相「自動車関税25%は受け入れられるものではない」

赤沢経済再生相によると、「自動車関税25%は受け入れられるものではない」、「日本の自動車産業は米国経済に貢献している」、「7月9日に米相互関税上乗せ分の期限が来ることを念頭に交渉」と表明した。

楽天G-反発 楽天シンフォニーがタタグループ系通信機器会社と協業

 $楽天グループ (4755.JP)$が反発。同社傘下の楽天シンフォニーは26日、インドのタタ・グループの通信機器会社であるテジャス・ネットワークと、統合されたOpen RANネットワークソリューションの開発、およびインドをはじめとするグローバル市場開拓における協業に関する覚書を締結したと発表した。

ニトリHDが反発、営業増益見通しを好感

 $ニトリホールディングス (9843.JP)$が反発。25日引け後、同社は25年3月期決算と26年3月期の業績予想を開示した。

25年3月期の連結営業利益は1177億円(前期比5.3%減)だった。一方、26年3月期の営業利益は1358億円(前期比15.4%増)への回復を計画。年間配当は、中間・期末とも77円の計154円とし、前期から2円の増配を予定している。

ルネサスが急落、売上高200億ドル超の目標達成時期の延期を嫌気

 $ルネサスエレクトロニクス (6723.JP)$が急落している。同社は26日、経営戦略を説明する「キャピタル・マーケット・デー」を開き、資料をIRサイトにアップした。このなかで、売上高について200億ドルを超える水準に伸ばすとの目標達成時期について、2030年から35年に延期する方針が示された。同社を巡ってはこれまで国内メディア各社の報道により、炭化ケイ素(SiC)パワー半導体の参入計画を中止したことが明らかとなっているほか、米半導体メーカーで米連邦破産法11条の適用申請に動いた $ウォルフスピード・インク (WOLF.US)$への預託金に関連して、損失が発生する見込みとなった。こうしたなかでのトップラインの目標達成時期の延期となり、嫌気されたようだ。

ソフトバンクGが切り返し急で1万円大台も視界に、エヌビディア効果で物色人気波及

 $ソフトバンクグループ (9984.JP)$が大商いで切り返し急、一時5%を超える上昇で9788円まで駆け上がり、1万円大台復帰を視界に入れている。売買代金もプライム市場の第5位にランクインしている。先物主導のインデックス買いも反映し、同社株と $アドバンテスト (6857.JP)$、 $ファーストリテイリング (9983.JP)$の3銘柄で日経平均の上昇分の半分以上を占めている状況となっている。

【動いた日本株トップ】

日経225の構成銘柄は全般的に上昇し、市場センチメントは改善している。その中で、 $荏原製作所 (6361.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は9.84%上昇の2667.5円だった。

一方、値下がり率トップは $ルネサスエレクトロニクス (6723.JP)$、終値は11.97%下落の1735.5円だった。

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