NF日経レバ
寄り前情報

[東京 30日 ロイター]
– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、前週 末の米国株高の流れを引き継いで買い先行でスタートする見通し。
前週に引き続き、半導 体関連株や防衛関連などが相場をけん引するとみられ、日経平均は堅調な値動きとなりそ うだ。
相場の地合いが強いことから、利益確定売りに上値を抑えられる展開にはなりにく いとの指摘が聞かれ、上昇一巡後は高値圏で様子見ムードになりそうだ、という。
日経平均の予想レンジは4万0300円─4万0800円。
日経平均は、買い先行で堅調なスタートとなりそうだ。前週末の米国株上昇を好感す る形で、日経平均は4万円台値固めに向けてしっかりとした展開が見込まれている。
市場では「上昇ピッチが速く短期的にはスピード違反な面もあるが、相場の地合 いが強いため、買い一巡後は利益確定売りに上値を抑えられるというよりは、様子見とな りそうだ」
戦略
想定レンジ補正値込み27,700〜28,200円。
結果

大幅に値上がり。後場半値戻し。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 40,550 | 40,852 (40,800) | 40,322 (40,300) | 40,487 +336 |
NF日経レバ | 28,415 | 28,770 (28,200) | 28,050 (27,700) | 28,220 +470 |
反省
ロイター予測ピッタリ。ズレが急速に縮み、想定と大きく誤差。
どちらも過信しすぎないことを教訓。
12,100〜12,300円のズレ。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比336.60円高の40487.39円、東証株価指数(TOPIX)が12.30ポイント高の2852.84で終了した。
米国株の強い上昇を受けて、寄り付きから400円高。節目の40500円を上回り、前場では上を試しにいった。700円超上昇して40800円台に乗せたところで買い一巡感が出てきたが、しばらくは高い位置をキープ。しかし、後場に入って13時台半ば辺りからは短期的な過熱感が警戒されて値を消した。前場の貯金が大きく300円を超える上昇とはなったものの、終値では寄り付き(40550円)や節目の40500円を下回った。
業種別では33業種中28業種が値上がり。1位は電気・ガスで、以下、情報・通信業、鉱業、その他製品が続いた。値下がり上位には輸送用機器、非鉄金属、電気機器が並んだ。
6月30日の東証プライム市場では、買い優勢金額は9,657.48億円、売り優勢金額は1.03万億円となった。
トップニュース
【要人発言】経済再生相「7月9日は一つの節目であることは間違いない」
赤沢経済再生相
「日米で協議を精力的に続けている」
「回数を重ねるごとに理解が深まっている」
「7月9日は一つの節目であることは間違いない」
「(ベッセント)米財務長官との会談が実現しなかったことは残念」
アドテスト、ディスコなど上値指向続く、異彩人気の米エヌビディア株に追随
$アドバンテスト (6857.JP)$ 、 $ディスコ (6146.JP)$など半導体製造装置関連が一斉に上値追い基調を強めている。前週末の米国株市場ではナスダック総合株価指数とS&P500指数が揃って史上最高値を更新したが、そのなか個別に $エヌビディア (NVDA.US)$が5連騰で上場来高値を更新、時価総額で $マイクロソフト (MSFT.US)$を抜いて首位となった。エヌビディアを主要顧客とする半導体テスター大手のアドテストや、精密加工装置でトップシェアを有し生成AI向けに経営の重心を置くディスコなどの株価を強く刺激する格好となっている。アドテストは既に最高値圏での強調展開をみせているが、ディスコは相対的に出遅れており、ここにきて水準訂正狙いの買いに弾みがついている状況だ。
ビックカメラ-3日続伸 酒販売の単独路面店 吉祥寺に1号店=日経
$ビックカメラ (3048.JP)$が3日続伸。日本経済新聞電子版は30日9時45分に、同社が酒類販売の専門店を立ち上げると報じた。記事によれば、7月24日に1号店「ビックカメラお酒屋 吉祥寺店」(東京都武蔵野市)を開業するという。ビックカメラ店内を中心に酒類販売を手掛けてきたが、単独路面店の出店は初。ウイスキーの試飲や酒関連のイベントも開き、20~40歳代の国内客を中心に集客するとしている。
リベラウェア-急騰 TBS系「がっちりマンデー!!」出演予定を材料視 シマダヤも高い
$Liberaware (218A.JP)$が急騰。TBS系トーク番組「がっちりマンデー!!」に同社が出演する予定であることが手がかり。
マツダが反落 トランプ氏、7月9日の期限延長は必要ないと伝わる
$マツダ (7261.JP)$が4日ぶり反落。トランプ米大統領が、上乗せ関税の一時停止措置に関して設けた7月9日の期限について延長する必要はないとの考えを示したと伝わったことが嫌気されている。ブルームバーグ報道によれば、トランプ氏は27日に収録されたFOXニュースのインタビューで、「その必要はないと思う」と発言したようだ。「延長しようと思えばできるが、大したことではない」とし、日本との自動車貿易を巡り不満を述べたとしている。
伊勢化学工業-買い気配 経産省、1万2000事業者対象にペロブスカイト導入促す
$伊勢化学工業 (4107.JP)$が買い気配。30日付の日本経済新聞朝刊は、経済産業省が2026年度から、化石燃料の利用が多い工場や店舗をもつ1万2000事業者に屋根置き太陽光パネルの導入目標の策定を義務づけると報じた。
記事によれば、薄くて軽いペロブスカイト太陽電池の導入を広げて、脱炭素に向けて太陽光の比率を大幅に高めるエネルギー基本計画の目標達成に近づけるとしている。
報道を受け、ペロブスカイト型太陽電池の原材料となるヨウ素メーカー大手の同社に買いが入っている。
日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。その中で、$東京電力ホールディングス (9501.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は6.12%上昇の480.1円だった。
一方、値下がり率トップは$川崎重工業 (7012.JP)$、終値は2.90%下落の10900.0円だった。