前日を振り返って
前日の東京市場は、米ダウの史上最高値更新を受けて買い先行でスタートした。
しかし前場は半導体株の軟調が重しとなり、日経平均は一時300円超の下落。
後場にかけてソフトバンクグループの買い戻しが入り、終値では再び51,000円台を回復した。
日経225は終値51,063円(+220円、+0.43%)と堅調に推移。
NF日経レバ(1570)は44,680円で引け、前日比+380円(+0.86%)。
寄り付き直後の押しから後場にかけて切り返す典型的な「往って来い」展開であった。
テクニカル的にはMACDがゴールデンクロス目前、RSIも売られすぎ圏を脱し、上昇トレンド初動の兆しが見られた。
一方で、想定レンジ下限(44,000円)を一時的に割り込む場面もあり、仕掛けの精度向上が課題として残った。
寄り前情報
ロイター予測では、本日の日経平均予想レンジは50,900〜51,300円。
前日の米市場はダウが続伸し過去最高値を更新する一方、ナスダックは続落。
ドル/円は154.8円台まで円安が進み、外需株には追い風となる地合いだ。
景気敏感株への物色が続く中、
ソフトバンクG、東京エレクトロン、アドバンテストなど主力銘柄の寄与度が焦点。
また、ディズニーやアリババ、テンセントなど海外企業の決算発表も注目材料となる。
米市場の主要指数動向は以下の通り。
- NYダウ:48,254.82(+0.68%)
- NASDAQ:23,406.45(-0.26%)
- S&P500:6,850.92(+0.06%)
- VIX指数:17.51(+1.33%)
ナスダック軟調の一方で、景気敏感株・金融株主導の買いが継続しており、
東京市場もその流れを引き継ぐ可能性が高い。
本日の戦略
前日の乖離値(6,400〜6,800円)と値幅(900円)を考慮すると、
本日も上値の伸びは限定的ながら、下値は堅い展開が想定される。
- 日経平均想定レンジ:50,900〜51,300円
- NF日経レバ(1570)想定レンジ:44,600〜45,200円
短期的には円安とダウ高が支えとなり、寄り付き後の押し目は買い優勢の可能性が高い。
ただし、前日までの上昇により、45,000円台では利益確定売りも想定されるため、
45,000円〜45,200円付近では一部ポジションを縮小し、再度44,600円台での押しを拾う戦略が有効だ。
テクニカルでは、
- MACDが上向きでゴールデンクロス形成目前
- ボリンジャーバンド上限が45,200円付近に位置
- RSIは55前後で中立圏
これらを踏まえると、トレンド転換の初動段階にあり、
過熱感を警戒しつつも「押し目買い優先」の地合いといえる。
閉めの言葉
米ダウの最高値更新と円安が、東京市場を下支えする構図は続いている。
しかし、ナスダックの軟調や短期筋の利確売りが交錯する中で、値動きの荒さも増している。
本日は「上値を追わず、押し目を丁寧に拾う」姿勢が重要だ。
NF日経レバ(1570)は45,000円台前半を中心に、
トレンド確認後のエントリーを意識しながら、確実な利益積み上げを目指したい。
市場の流れを読むには、一歩引いて全体の呼吸を感じること。
焦らず、確実に相場と対話する一日としたい。
(※本記事は投資助言ではなく、筆者個人の相場観に基づく記録です。)

