戦略のまとめ
本日は、年末の権利付き最終売買日という需給要因と、海外市場休場による材料難を前提に、日経225は50,300〜50,600円のレンジ相場を想定した。これを受け、NF日経レバ(1570)は43,000〜43,500円を中心としたレンジ内対応を基本戦略とし、下限付近での押し目、上限接近での利確を想定していた。
特に、出来高が細る中では一方向に走りにくいと判断し、「動かないことを前提に、動いた場合のみ反応する」慎重な構えを取った一日であった。
実際の値動き

■ 日経225(12月26日)
- 始値:50,527円
- 高値:50,941円
- 安値:50,527円
- 終値:50,750円(前日比 +342円)
■ NF日経レバ(1570)
- 始値:43,320円
- 高値:44,080円
- 安値:43,310円
- 終値:43,690円(前日比 +570円)
寄り付き直後から円安進行を材料に買いが先行し、日経平均は始値がそのまま安値となる寄り底の展開となった。前場中盤には50,900円台まで上昇し、その後は利益確定売りに押されつつも高値圏を維持して引けた。
NF日経レバも同様に寄り付きが安値となり、前場には44,080円まで上昇。想定していたレンジ上限を明確に上抜ける動きとなり、後場はやや押し戻されるも43,600円台を維持して終了した。
本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅
- 乖離値:6,900〜7,200円
- 値幅:750円
乖離値は前日より縮小し、指数の上昇に1570が素直に反応した形だである。一方で値幅は750円と、年末相場としてはやや大きく、方向感が出た分だけレンジ想定が機能しにくい一日となった。
反省
日経225のロイター予測、NF日経レバの想定レンジともに、結果的には大きく上振れする展開となった。想定していた中値付近がそのまま底値となり、押し目を待つ戦略ではエントリーが難しい一日であった。
東京都区部CPIをきっかけとした円安進行という寄り前材料のインパクトを過小評価していた点が最大の反省である。年末であっても、為替主導の動きが出る局面ではレンジ相場前提を柔軟に修正する必要があると痛感した。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
26日の日経平均は大幅続伸し、終値は342円高の50,750円となった。東京都区部の12月CPIが市場予想を下回り、急速な円安進行を好感して買いが先行。半導体株やソフトバンクグループなど大型株が指数を押し上げた。
一時は500円超上昇し50,900円台に乗せたが、後場は利益確定売りにより上げ幅を縮小。それでも300円超の上昇を維持して取引を終えた。東証プライムの売買代金は約3兆7,200億円と、年末としては一定の商いが確認された。
本日の注目銘柄
- サッポロHD(2501):日経225構成銘柄の値上がり率トップ。ディフェンシブ色の強さが際立った。
- 東邦亜鉛(5707):銀価格の史上最高値更新を受け急反騰。資源株への資金流入を象徴。
- レーザーテック(6920):証券会社の強気評価を材料に堅調。半導体株復調の流れを確認。
次回戦略
テクニカル面では、1570は短期移動平均線を明確に上回って推移しており、RSIは上昇基調ながら過熱感は限定的だである。一方、MACDはマイナス圏ながら下落幅が縮小しており、底打ちからの改善局面に入りつつある兆しが見える。
翌日は年末最終週入りとなり、ポジション調整と値動きの軽さが同居しやすい。想定レンジは43,500〜44,300円を意識し、寄り付きの方向を確認してから短期対応を基本としたい。
閉めの言葉
相場は静かだと思った瞬間に動き出す。今日のような寄り底の一日は、想定に固執しすぎない柔軟さの大切さを教えてくれる。外した反省も含めて、次につなげる一日として記録しておきたいだである。

