戦略のまとめ
前日1月6日は日経225が史上最高値を更新する強い相場となり、NF日経レバ(1570)も想定レンジ上限付近で引けた。乖離値は5,700〜6,100円、値幅は900円と高水準ながらも、トレンドは維持されていると判断した。
そのため7日は、日経225の予想レンジを52,000〜52,700円とし、52,000円を下値の分岐点と想定。NF日経レバの想定レンジは46,000〜47,500円と設定し、寄り付きでの高値追いは避け、押し目待ちを基本戦略とした。利益確定売りと押し目買いの綱引きを前提とした、慎重寄りの戦略で臨んだ一日である。
実際の値動き

結果として相場は調整色を強めた。
- 日経225:始値 52,144円/高値 52,404円/安値 51,830円/終値 51,961円(前日比 -556円)
- NF日経レバ(1570):始値 46,250円/高値 46,640円/安値 45,620円/終値 45,810円(前日比 -1,040円)
日経225は寄り付きから売りが先行し、一時は52,400円台まで戻す場面もあったが、戻りは限定的で後場にかけて再び下押しされた。終値では心理的節目の52,000円を明確に割り込み、高値警戒感が前面に出た一日となった。
NF日経レバも寄り付き直後に46,640円まで上昇したものの、その後は終日軟調。後場には45,620円まで下落し、引けは45,810円と想定レンジを下堀りする形で着地した。指数以上にボラティリティの高さが意識される動きであった。
本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅
本日の乖離値は5,800〜6,200円と、前日よりやや拡大。指数が下落する中でもレバETFの値動きが大きく、短期的な需給の歪みが意識されやすい局面となった。
NF日経レバの値幅は約1,000円。前日の900円から再び拡大しており、調整局面ながらもエネルギーの大きい相場であることを示している。この値幅は翌日の戦略構築において重要な判断材料となるだである。
反省
日経225のロイター予測では「売り先行」を想定していたが、結果としては想定以上に下押しが強く、NF日経レバの想定レンジも下堀りする形となった。高値圏での調整入りという大局観は正しかったものの、下落のスピードと値幅をやや楽観視していた点は反省材料だである。
特に、52,000円割れが引き金となって売りが加速した点は、市場心理の変化をより重く見る必要があった。強い相場ほど、節目割れのインパクトは大きいと改めて感じさせられた。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
7日の日経平均は3日ぶりに大幅反落し、終値は556円安の51,961円。中国政府が日本に対して軍民両用物資の輸出規制を強化すると発表したことが重しとなり、寄り付きから売りが優勢となった。
東証プライムの売買代金は約6兆4,100億円。業種別では精密機器、サービス、医薬品が上昇する一方、鉱業、石油・石炭など資源関連が下落。指数寄与度の大きいアドバンテストの下落が、日経平均を大きく押し下げた。
本日の注目銘柄
- 第一稀元素化学工業(4082):中国のレアアース輸出規制を背景に急騰、踏み上げ相場の様相。
- KOKUSAI ELECTRIC(6525):証券会社の目標株価引き上げを受け急伸。
- 三菱重工業(7011):利益確定売りをこなしつつ、防衛関連としての底堅さを示した。
- 高島屋(8233):CB買い入れ・消却発表を好感し大幅高。
次回戦略
日経225は史上最高値圏からの初めての本格的な調整局面に入った可能性がある。52,000円を回復できるか、それとも51,500円近辺まで調整が進むかが次の焦点だである。
NF日経レバ(1570)については、乖離値が6,200円超に拡大するか、値幅が1,000円超を維持するかを注視したい。安易な逆張りは避け、値幅が落ち着くまでポジションを軽く保つ姿勢を基本とする。

