前日を振り返って
前日1月7日の東京市場は、年初からの急伸に対する調整色が鮮明となる一日であった。日経225は前日比556円安の51,961円と3日ぶりに反落し、心理的節目であった52,000円を明確に割り込んで引けている。
前日は「高値圏での利益確定売りと押し目買いの綱引き」を想定し、日経225の予想レンジを52,000〜52,700円、NF日経レバ(1570)の想定レンジを46,000〜47,500円としていた。しかし実際には、戻りの弱さが目立ち、後場にかけて売りが優勢となった。
NF日経レバは始値46,250円から安値45,620円まで下落し、終値は45,810円。想定レンジを下回る着地となり、指数以上に調整圧力の強さが表れた一日である。
乖離値は5,800〜6,200円と前日よりやや拡大し、値幅は約1,000円。調整局面に入りつつも、相場エネルギー自体は依然大きいことが確認できた。
寄り前情報

ロイターによれば、本日8日の日経平均は値動きに乏しい展開が想定されている。年初からの過熱感を警戒した売りが引き続き上値を抑え、心理的節目である52,000円を挟んだ攻防が見込まれている。
日経平均の予想レンジは51,800〜52,100円。前日の下落に対する自律反発と、行き過ぎた上昇に対する調整圧力が綱引きする構図だである。日中関係の不透明感や、週末に控える米雇用統計を前に、積極的な売買は手控えられやすい。
米国市場はまちまちの動きで、ダウとS&P500は下落した一方、ナスダックは小幅ながら続伸。VIX指数は15台後半へ上昇しており、投資家心理はやや慎重に傾いている。為替はドル円が156円台後半と高水準を維持しており、輸出株の下支え要因となる一方、株式全体の方向感は出にくい環境である。
本日の戦略
本日の日経225は、51,800〜52,100円のレンジ内での推移を基本シナリオとする。前日の終値51,961円を起点に考えると、下値では51,800円近辺が短期的な防衛ライン、上値では52,000円台回復後の戻り売り圧力が意識されやすいだである。
前日の乖離値は5,800〜6,200円、値幅は1,000円と高水準であった。これを踏まえると、NF日経レバ(1570)の本日の想定レンジは45,300〜46,800円と設定したい。指数が小幅な値動きに留まる場合でも、レバETFは上下に振れやすい点に注意が必要だである。
戦略としては、寄り付き直後の動きには追随せず、51,800円近辺までの押しが入るか、あるいは52,000円回復後の戻りの鈍さを確認してから判断したい。乖離値が6,200円を超えて拡大する場面では無理なエントリーを避け、値幅の縮小を待つ慎重姿勢を基本とする。
閉めの言葉
急騰の後に訪れる調整は、相場にとって自然な呼吸のようなものだである。前日の下落で一気に弱気に傾くのではなく、値幅と乖離を冷静に見つめ直すことが大切だと感じる一日であった。今日も焦らず、相場の声に耳を傾けながら、丁寧に向き合っていきたい。

