2026年1月9日|NF日経レバ(1570)の戦略と見通し

前日を振り返って

1月8日の東京市場は、前日に続く調整局面が一段と鮮明となった。日経225は始値51,769円から戻りを試したものの、高値は51,866円にとどまり、その後は終日じり安の展開。安値51,052円を付け、終値は51,117円(前日比▲844円)と、52,000円割れ後の売り圧力の強さが改めて意識された一日だである。

NF日経レバ(1570)も指数以上に弱く、始値45,510円から一時45,670円まで戻す場面はあったが、後場にかけて下げが加速し、安値44,240円、終値44,350円(前日比▲1,460円)で着地した。前日想定していた45,300〜46,800円のレンジを大きく下回り、レバETF特有の下方向への加速が顕著に表れた形だである。

乖離値は約5,800円と高水準を維持しつつも、値幅は600円程度へと縮小した。ただし、トレンドが下向きの中での値幅縮小であり、安心感よりも「戻りの弱さ」を示すシグナルとして受け止める必要がある局面であった。

寄り前情報

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ロイターによる本日1月9日の見通しでは、前日に800円超下落した反動から、自律反発狙いの買いが先行するとされている。日経平均の予想レンジは51,000〜51,600円。下値では押し目買い意欲が強い一方、今晩に米雇用統計の発表を控えており、買い一巡後はもみ合いに移行する可能性が高いとの見方だである。

海外市場を見ると、米国株はまちまち。ダウは49,266ドルと反発した一方、ナスダックは23,480ポイントと下落。S&P500はほぼ横ばいで引けている。VIX指数は15.45とやや上昇し、リスク警戒感は完全には後退していない。為替はドル円が156円台後半と円安基調を維持しており、日本株にとっては下支え要因ではあるが、株価の調整圧力を打ち消すほどの強材料とは言い切れないだである。

本日の戦略

日経225はロイター予測どおり、自律反発が入る可能性が高いものの、上値は51,600円付近で抑えられやすいと見る。51,000円近辺は短期的な下値支持として意識されやすい一方、戻り局面では売り圧力も根強いだである。

前日の乖離値5,800円、値幅600円を前提とすると、本日のNF日経レバ(1570)の想定レンジは44,800〜46,000円程度が妥当と考える。寄り付きでの急反発局面では高値追いを避け、指数が51,400〜51,600円ゾーンで失速するようであれば、戻り売り優位の展開を想定したい。

一方、日経225が51,000円を明確に割り込み、再び下値を探る動きとなった場合、NF日経レバは44,500円近辺までの下振れも視野に入る。その場合は無理に逆張りせず、値幅の再拡大や乖離の縮小を待つ姿勢を優先したいだである。基本戦略は「短期の自律反発は警戒しつつ、深追いしない」。これに尽きる一日となりそうだ。

閉めの言葉

急騰相場の後に訪れる調整は、いつも想像以上に速く、そして深い。昨日の値動きは、その現実を改めて突きつけるものだっただである。今日の反発局面も、単なる通過点に過ぎない可能性を忘れず、値幅と乖離を冷静に見極めながら、無理のない立ち回りを心がけたい。相場と距離を取りつつ向き合う姿勢こそが、次の好機を引き寄せると感じている。

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