2026年1月9日|NF日経レバ(1570)の結果と反省

戦略のまとめ

前日1月8日の大幅続落を受け、1月9日は自律反発が入りやすい局面と判断していた。日経225はロイター予測を参考に51,000〜51,600円のレンジを想定し、前日の乖離値5,800円、値幅600円という条件から、NF日経レバ(1570)の想定レンジは44,800〜46,000円程度と設定。急反発局面での高値追いは避けつつ、指数の戻り具合と失速ポイントを見極める慎重姿勢を基本戦略とした。

実際の値動き

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結果として、市場は想定通り自律反発が優勢となった。

  • 日経225:始値 51,610円前後/高値 51,939円/安値 51,500円近辺/終値 51,939円(前日比 +822円)
  • NF日経レバ(1570):始値 44,900円/高値 45,830円/安値 44,720円/終値 45,710円(前日比 +1,360円)

寄り付きから買いが先行し、ファーストリテイリングの好決算を材料に日経225は一気に51600円台を回復。前場中盤にかけては伸び悩む場面もあったが、値上がり銘柄数の多さに支えられ、後場はじり高基調となった。NF日経レバも朝方に44,720円まで押す場面があったものの、その後は切り返し、終日右肩上がりの展開となった。

本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅

本日の乖離値はおおむね5,800円前後と前日から大きな変化はない。指数が800円超反発した一方で、依然として乖離水準は高く、レバレッジETF特有の振れやすさは継続している。

NF日経レバの値幅は約1,100円(44,720円〜45,830円)と再び拡大した。前日の値幅縮小局面から一転し、反発局面ではエネルギーが一気に放出された形だである。この点は、相場がまだ調整過程にあり、上下どちらにも振れやすい不安定な状態であることを示唆している。

反省

自律反発を想定していた点は概ね正しかったものの、想定レンジ上限に近い水準まで一気に戻した点はやや想像以上であった。特に、前日に大きく売られていた主力株への買い戻しが想定以上に強く、短期的な戻りの勢いを過小評価していた点は反省材料だである。

一方で、乖離値が高水準のままであることから、今回の反発をもって調整終了と決めつけるのは危険であり、「戻りの一日」と割り切った視点は維持したい。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

9日の日経平均は3日ぶりに大幅反発し、終値は822円高の51,939円となった。ダウ平均の上昇やファーストリテイリングの好決算が指数を強く押し上げ、後場にかけて上げ幅を拡大。東証プライムの売買代金は約6兆2,800億円と高水準を維持した。

業種別では鉱業、輸送用機器、繊維などが上昇。一方、非鉄金属や精密機器などは下落した。大型グロース株が主導する形で指数は上昇したが、物色には濃淡も見られ、全面高とは言い切れない内容であった。

本日の注目銘柄

  • ファーストリテイリング(9983):好決算と来期見通しの上方修正を材料に上場来高値を更新し、指数を大きく押し上げた。
  • 銀行株各銘柄:金利先高観を背景に、配当狙いの資金流入が続き、昨年来高値を更新する銘柄が相次いだ。
  • キオクシアHD(285A):米ハイテク株安を受けた利益確定売りで大幅反落し、半導体関連の不安定さを印象付けた。

次回戦略

日経225は一気に52,000円手前まで戻したが、依然として高値圏からの調整局面の途中と見る。次の焦点は、51,600円台を維持できるか、それとも再び51,000円方向へ押し戻されるかだである。

NF日経レバ(1570)については、乖離値5,800円前後という高水準を前提に、46,000円近辺では過度な楽観を避けたい。反発後の値幅縮小や、再度の拡大局面を見極めながら、短期的な戻りと調整を丁寧に拾う姿勢を基本とする。

閉めの言葉

下げた翌日の反発は、相場の呼吸として自然な動きだである。しかし、その勢いに飲み込まれて判断を誤るのもまた、調整相場の怖さだ。今回の反発を冷静に受け止め、乖離と値幅という数字を軸に、次の一手を慎重に考えていきたい。読者の皆さまと同じ目線で、相場と向き合い続けたいと感じた一日であった。

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