2026年1月13日|NF日経レバ(1570)戦略と想定レンジ

前日を振り返って

前日1月9日は、前々日の大幅下落を受けた自律反発が想定通り発生した一日であった。日経225は始値から買いが先行し、ファーストリテイリングの好決算を起点に上げ幅を拡大。終値は51,939円と800円超の上昇となり、心理的節目である52,000円目前まで回復した。

NF日経レバ(1570)も同様に強い動きとなり、安値44,720円から高値45,830円まで約1,100円の値幅を形成。終値は45,710円と、想定レンジ内ではあるものの上限付近での着地となった。

乖離値はおおむね5,800円前後と高水準を維持しており、指数の反発に対してレバETFの振れ幅が依然大きいことを再確認する一日であった。自律反発を的確に捉えられた一方、戻りの勢いをやや過小評価していた点は反省点である。

寄り前情報

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13日の東京市場は、外部環境が一段と強気に傾いている。米国市場ではダウ、NASDAQ、S&P500がそろって上昇し、リスク選好姿勢が継続。特に米株先物の上昇が目立ち、日本株の寄り付きを押し上げる要因となっている。

ロイターによると、高市首相による衆院解散検討報道を背景に「選挙は買い」とのアノマリーが意識され、いわゆる「高市トレード」への期待が再燃している。防衛、半導体、AI関連を中心に幅広い業種へ資金流入が見込まれ、日経平均は史上最高値トライの展開が想定されている。

ロイター予測による日経平均の想定レンジは52,500円〜54,300円。日経225先物(期近)は54,150円まで上昇しており、現物市場でも高寄りスタートが濃厚な状況だである。

本日の戦略

本日の日経平均は、52,500円を明確に上抜けるか、それとも寄り天的に押し戻されるかが最大の焦点となる。前日の終値51,939円から考えると、ギャップアップで始まる可能性が高く、寄り付き直後の値動きは特に荒くなりやすい局面だである。

前日の乖離値は5,800円、値幅は1,100円。この条件を踏まえると、指数が52,500〜54,300円で推移した場合、NF日経レバ(1570)の想定レンジは以下を中心に考えたい。

  • 下値目安:45,200円前後
  • 上値目安:47,200円前後

仮に日経平均が54,000円方向まで一気に買われた場合、レバETFは47,500円近辺までの上振れも想定される。ただし、乖離がさらに拡大する局面では、短期資金の利確売りも出やすく、高値追いはリスクが高い。

基本戦略としては、寄り付き直後の過熱局面では飛び乗らず、押し目や値幅縮小後の再動意を丁寧に拾うスタンスを維持したい。一方で、52,500円を明確に割り込むようであれば、前日の反発が一巡した可能性も意識し、深追いは避ける判断が必要だである。

閉めの言葉

相場は楽観が一気に広がる局面ほど、冷静さが試される。最高値トライという華やかなテーマの裏で、乖離と値幅は確実にリスクを示している。期待と警戒、その両方を抱えながら一日をどう組み立てるか。読者の皆さまと同じように悩み、考えながら、今日も相場と向き合っていきたいと思う次第だである。

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