2026年1月16日|NF日経レバ(1570)の結果と反省

戦略のまとめ

前日の急騰後の調整局面を想定し、日経225は53,700円〜54,200円のレンジ相場を基本シナリオとした。過熱感が残る中でも下値の堅さを確認しつつ、方向感よりも値幅を重視する一日と位置づけた。

NF日経レバ(1570)については、乖離値が4,400〜4,800円と高水準にある点を警戒材料とし、想定レンジを49,000円〜50,300円に設定。寄り付き後の下げ渋り確認後の押し目狙い、上値では無理に追わず利益確定を優先する短期戦略で臨んだ。

実際の値動き

Screenshot

日経225
始値:54,071円
高値:54,130円
安値:53,706円
終値:53,936円(前日比 -174円)

NF日経レバ(1570)
始値:49,590円
高値:49,660円
安値:48,910円
終値:49,360円(前日比 -290円)

日経225は寄り付き直後に買い戻しが入り一時54,100円台まで上昇したが、その後は売り直され、10時台半ばに53,700円近辺まで下落した。後場には下げ幅を縮小する場面もあったが、引けにかけて再び売りが優勢となり、続落で取引を終えた。

NF日経レバ(1570)も同様に、寄り付き後の戻りは限定的で、前場中盤に48,910円まで下押し。その後は49,000円台を回復したものの、上値は重く、引けにかけては方向感の乏しい展開となった。

本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅

本日の乖離値はおおむね4,500〜4,800円のレンジで推移し、高水準を維持した。指数が比較的落ち着いた値動きであった一方、レバレッジETFは調整局面で下方向への感応度が高く、改めて乖離拡大局面の難しさを感じさせる一日であった。

NF日経レバの値幅は約700円(48,910円〜49,660円)と、前日よりはやや縮小したものの、依然として大きい。短期筋の売買が主導する相場環境が続いていることを示しており、翌日以降も値幅前提の戦略が求められる。

反省

日経225のロイター予測およびNF日経レバの想定レンジはいずれも下振れし、上値は想定以上に重かった。前日と同様、「調整が一日で終わらない」可能性をより強く意識すべき局面であったと反省している。

特に、寄り付き直後の戻りに対して過度な期待を持たず、早い段階で慎重姿勢へ切り替える判断力が求められた。高値圏では、下げ止まり確認を待つ姿勢の重要性を改めて認識させられた一日である。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

16日の日経平均は続落し、終値は174円安の53,936円となった。米国株高を受けて一時はプラス圏に浮上したものの、前日に材料を織り込んでいた反動から売り直され、前場では下げ幅を400円超に広げた。

10時台半ばに53,700円近辺で下げ止まった後、後場には急速に値を戻したが、戻り一巡後は再び売りに押されて終了。東証プライムの売買代金は約7兆200億円と高水準を維持した。

業種別では、ガラス・土石、非鉄金属、倉庫・運輸が上昇する一方、海運、鉱業、医薬品が下落。指数全体は重いものの、物色の矛先はテーマ株や中小型株に向かう一日であった。

本日の注目銘柄

半導体メモリー不足を背景に、キオクシアホールディングスが上場来高値を更新し、引き続き強い資金流入が確認された。AI・データセンター需要を軸とした半導体関連の中でも、メモリー分野への関心は当面続きそうだである。

一方、スエズ航路再開の報道を受けて海運株は軟調。市況変化に敏感なセクターでは、テーマ反転時の下落スピードにも注意が必要である。

次回戦略

日経225は53,700円近辺での下値の堅さを確認したものの、戻り局面では売り圧力の強さも明確となった。次回は53,500円〜54,000円を意識した、やや下方シフトしたレンジを想定したい。

NF日経レバ(1570)は、乖離値が依然として高水準であることから、無理な逆張りは避け、49,000円前後での値固めを確認してからの対応を基本とする。値幅は引き続き700円前後を想定し、初動と出来高を最重要視する。

閉めの言葉

調整相場は派手さはないが、学びは多い。一日の値動きに一喜一憂するのではなく、その裏にある力関係を丁寧に読み取ることが、次の一手につながる。そんな当たり前を、改めて思い出させてくれる一日であった。

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