前日を振り返って
前日は、急騰後のスピード調整局面を想定して臨んだものの、日経225・NF日経レバともに想定レンジを下回る展開となった。日経225は53,000円台前半まで下押しした後に戻したが、上値では売り圧力が強く、終始方向感に欠ける一日であった。
NF日経レバ(1570)は乖離値が4,000〜4,800円と高水準にある中で、指数以上に下方向への感応度が高く、安値47,760円まで売られる場面があった。引けにかけては反発したものの、自律反発の域を出ず、調整が継続していることを強く印象づける値動きであった。
寄り前情報

前日の米国市場はキング牧師生誕記念日で休場となり、直接的な手掛かりは乏しい。一方、欧州市場ではグリーンランドを巡る米欧対立への警戒感から主要指数が下落し、リスク選好はやや後退している。
画像から確認できる通り、NYダウ、NASDAQ、S&P500はいずれも小幅安で推移し、VIX指数は18台後半まで上昇している。為替はドル円が158円台前半と高止まりしており、日本株の下支え要因である一方、過度な上昇期待を抱きにくい環境である。
ロイターによれば、本日の日経平均は一進一退が想定され、予想レンジは53,100円〜53,800円とされている。急ピッチな上昇後の調整地合いが続く中で、利益確定売りと政権安定への期待が綱引きする展開が見込まれる。
本日の戦略
日経225は、ロイター予測どおり53,100円〜53,800円のレンジ相場を基本シナリオとする。53,000円台前半は短期的な下値意識が働きやすい一方、53,800円近辺では戻り売りが出やすく、上下いずれも一方向に走りにくい地合いである。
前日の乖離値は4,000〜4,800円と依然として高水準であり、急速な乖離解消は想定しにくい。これを踏まえると、NF日経レバ(1570)の想定レンジは47,800円〜48,800円を中心とし、値幅は引き続き700円前後を想定したい。
戦略としては、寄り付き直後の値動きには深入りせず、48,000円前後での下げ止まりと出来高の落ち着きを確認してからの短期回転を基本とする。上値追いはリスクが高く、48,800円近辺では利益確定を優先したい。一方、47,800円を明確に割り込むようであれば、調整の深掘りを警戒し、無理な買いは控える姿勢を維持する。
閉めの言葉
調整局面では、派手な値動きよりも「どこで止まり、どこで重くなるか」を見極めることが重要である。乖離と値幅という事実を冷静に受け止め、焦らず一歩引いた視点で相場と向き合いたい。本日も淡々と、次につながる一日を積み重ねていく所存である。

