2026年1月21日|NF日経レバ(1570)の結果と反省

戦略のまとめ

前日の東京市場は、急騰後の調整が一段と進む展開であった。日経225は52,991円で引け、心理的節目である53,000円を明確に割り込んだことで、相場全体のムードは弱含みに傾いていた。

この流れを受け、当日は米国株大幅安とVIX上昇を背景に、日経225は続落基調、NF日経レバ(1570)は下振れ余地を残した展開を想定した。

ロイター予測の日経平均レンジは51,900円〜52,500円。これを前提に、NF日経レバ(1570)の想定レンジを46,500円〜47,800円、想定値幅を1,000円と設定し、寄り付き直後は様子見、下げ止まり確認後の短期回転を基本戦略とした。

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実際の値動き

日経225

  • 始値:52,228円
  • 高値:52,848円
  • 安値:52,194円
  • 終値:52,774円(前日比▲216円)

NF日経レバ(1570)

  • 始値:46,200円
  • 高値:47,300円
  • 安値:46,150円
  • 終値:47,080円(前日比▲520円)

寄り付きは想定通り大きく下落し、日経225は開始直後に安値を付けた。その後は主力株の買い戻しが入り、指数は一気に52,800円台まで切り返した。一方、NF日経レバは下値46,000円台後半で下げ止まったものの、戻りの勢いは限定的で、終値は47,000円台前半にとどまった。

本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅

  • 乖離値:5,500〜6,000円
  • 値幅:約1,200円

指数は想定レンジ内での自律反発を見せたが、NF日経レバは高値更新に至らず、乖離はむしろ拡大した。

この「指数は戻るが、レバは戻り切らない」動きは、短期資金が依然としてレバレッジETFに慎重であることを示している。翌日以降の判断において、乖離の縮小が始まるか否かは重要な分岐点となる。

反省

日経225、NF日経レバともに想定レンジ内での推移ではあったが、NF日経レバは指数以上に深く下を掘り、戻り局面でも上値の重さが際立った。

指数の自律反発=レバの回復と短絡的に考えず、乖離拡大局面では「戻りの質が異なる」点をより重視すべきであった。結果として、慎重姿勢自体は正解であったものの、戻り局面での売り圧力をやや甘く見ていた点は反省材料である。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

21日の日経平均は5日続落し、終値は216円安の52,774円。米国株大幅安を嫌気して寄り付きは700円超下落したが、売り一巡後は主力株の買い戻しで急速に下げ幅を縮小した。

戻り一巡後は52,600円〜52,800円でもみ合い、後場は動意に乏しい展開。売買代金は約6兆6,800億円と高水準を維持した。

業種別では非鉄金属、石油・石炭、電気・ガスが上昇し、銀行、保険、サービスは下落。市場全体としては戻りの鈍さが意識される一日であった。

本日の注目銘柄

  • ディスコ(6146):好決算と増配を受け、半導体関連の中でも選別的に資金流入。
  • キオクシアHD(285A):米サンディスク急騰を材料に大幅高、売買代金トップ。
  • 住友金属鉱山(5713)・三菱マテリアル(5711):金価格の最高値更新を背景に堅調。
  • 東京電力HD(9501):柏崎刈羽原発再稼働報道を受けて大幅反発。

次回戦略

乖離値が6,000円近辺まで拡大している現状では、NF日経レバの反発は限定的になりやすい。

翌日は、

  • 47,500円を明確に回復・定着できるか
  • 出来高を伴って乖離縮小の兆しが出るか
    を注視したい。指数が堅調でもレバが追随しない場合は無理をせず、再び46,000円台後半への押しを待つ構えを基本とする。

閉めの言葉

相場が荒れている局面ほど、派手な予想よりも乖離と値幅という現実がものを言う。焦らず、ズレを受け入れ、取れるところだけを取る。その積み重ねこそが、不安定な相場を乗り切るための最も堅実な選択であると感じた一日であった。

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