戦略のまとめ
前日までの調整局面と指数・レバの乖離拡大を踏まえ、22日は「自律反発は想定するが、NF日経レバは指数ほど素直に上昇しない」との前提で臨んだ一日であった。
日経平均の想定レンジは52,700円〜53,500円、NF日経レバ(1570)の想定レンジは46,800円〜48,300円とし、寄り付き直後の飛び付きは避け、47,500円の定着可否を重視する慎重スタンスを基本戦略とした。
乖離値の大きさから、上値追いよりも「押しを待つ」「追随しない場合は見送る」判断を優先した点が、当日の行動指針であった。
実際の値動き

日経225
- 始値:53,327円
- 高値:53,922円
- 安値:53,242円
- 終値:53,688円(前日比+914円)
NF日経レバ(1570)
- 始値:48,640円
- 高値:49,190円
- 安値:48,080円
- 終値:48,740円(前日比+1,660円)
結果としては、日経225・NF日経レバともに寄り付きから強い買いが入り、想定を大きく上回る上昇となった。
特にNF日経レバは、寄り付きから想定上限を大きく超え、前場中盤には49,000円台に乗せるなど、完全に「想定外」の強さを見せた一日である。
本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅
- 本日の乖離値:4,200〜4,800円
- 本日の値幅: 約1,100円
前日まで5,500〜6,000円あった乖離は、一気に縮小した。
指数の上昇にNF日経レバがしっかり追随し、レバレッジ商品としての機能が回復した一日と言える。
値幅も大きく、短期回転には十分すぎるボラティリティが生まれた。
反省
日経225のロイター予測、ならびにNF日経レバの想定レンジを大きく上回る展開となり、戦略はほぼ機能しなかった。
慎重姿勢そのものは相場急変時の基本ではあるが、米国株の強さとリスクオン転換を過小評価していた点は否めない。
結果として、
「慎重すぎてエントリーできない」
「想定に固執し、相場の強さを受け入れきれない」
という典型的な機会損失につながった一日であった。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
22日の日経平均は6日ぶりに大幅反発し、終値は914円高の53,688円となった。
米欧摩擦懸念の後退を背景に、寄り付きから500円超上昇。半導体株を中心に買いが広がり、53,500円を超えた水準からは上昇に弾みがついた。
東証プライムの売買代金は約7兆2,100億円と高水準を維持。
ソフトバンクグループがOpenAI関連報道を材料に急騰し、指数を押し上げた。一方、防衛関連や一部テーマ株には利益確定売りも見られ、物色はやや選別色が強かった。
本日の注目銘柄
- ソフトバンクグループ(9984)
OpenAIの大型資金調達報道を背景に11%超の急騰。指数上昇の象徴的存在となった。 - ディスコ(6146)/東京精密(7729)
好決算を手掛かりに半導体関連へ資金集中。日経平均の上昇を力強く牽引。 - フジプレアム(4237)
ペロブスカイト太陽電池関連として物色が波及し、短期資金が集中。
次回戦略
乖離が一気に縮小したことで、NF日経レバは「警戒対象」から「指数連動を素直に見る局面」へと変化した。
ただし、本日のような急騰後は高値掴みリスクも高まる。
翌日は、
- 48,500円〜49,000円を維持できるか
- 乖離が再拡大せず、指数との連動性が保たれるか
- MACDのデッドクロス継続、RSIの過熱感
これらを確認しつつ、押し目待ちを基本とした戦略に切り替えたい。
閉めの言葉:主な感想を繰り返し、読者に共感をおこさせる一言
相場は時に、こちらの想定や理屈を軽々と飛び越えていく。
慎重であることは大切だが、強さを認める柔軟さも同じくらい重要だと痛感した一日であった。
次は、この「想定外」をどう次の戦略に生かすか。それこそが、相場と向き合い続ける意味なのだと感じている。

