戦略のまとめ
本日は、急速な円高進行を背景に日経平均が反落するとの見通しから、
日経225の想定レンジを52,500円〜53,300円と設定した。
前日の乖離値(4,600〜5,000円)と値幅(約1,100円)を基準に、
NF日経レバ(1570)の想定レンジは47,800円〜49,200円とし、
寄り付き後の下振れを待ってからの反発狙いを基本戦略とした。
為替主導で荒れやすい一日になることを想定し、
寄り直後の成り行きには飛びつかず、指数の下げ止まりを確認してから対応する構えで臨んだ。
実際の値動き

日経225
- 始値:53,023円
- 高値:53,138円
- 安値:52,656円
- 終値:52,885円(前日比 −961円)
NF日経レバ(1570)
- 始値:47,670円
- 高値:47,790円
- 安値:46,940円
- 終値:47,370円(前日比 −1,700円)
寄り付きから為替の円高を嫌気した売りが先行し、日経平均は800円超の下落スタート。
戻り局面では53,000円を一時回復する場面もあったが、上値は重く、再び売りに押される展開となった。
NF日経レバも同様に、寄り付き直後に高値を付けた後は終日軟調で、
安値46,940円まで下落。想定レンジは下抜ける結果となった。
本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅
- 本日の乖離値:5,400〜5,700円
- 本日の値幅:約800円
乖離値は一気に拡大し、直近では最も歪みの大きい状態となった。
指数の下落に対し、NF日経レバはレバレッジ特有の減速と投げ売りが重なり、
連動性が大きく崩れた一日であった。
値幅自体は前日より縮小しており、「下げは大きいが動きは単調」という印象が強い。
反省
日経225のロイター予測、NF日経レバの想定レンジともに、大きく下回る結果となった。
特に円高のスピードが想定以上であり、先物主導の売り圧力を過小評価していた点は反省材料である。
乖離が急拡大した局面では、事前シナリオよりも「場中の変化への即応力」が重要となる。
レンジ想定に固執せず、一段下の水準を常に意識しておく必要性を改めて感じさせられた。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
26日の日経平均は3日ぶりに大幅反落し、終値は961円安の52,885円。
為替市場での急激な円高進行が嫌気され、輸出関連株を中心に売りが広がった。
下げ幅は一時1,100円を超えたが、安値圏では売りが一巡し、引けにかけてはやや値を戻した。
売買代金は約6兆3,800億円と高水準を維持しており、投資家の関心自体は依然として高い。
業種別では、輸送用機器、銀行、卸売などが大幅安。
一方で、水産・農林、鉱業、陸運といった内需・ディフェンシブ系は相対的に底堅さを見せた。
本日の注目銘柄
- メルカリ(4385)
消去法的な資金流入もあり、日経225構成銘柄の中で値上がり率トップ。 - 富士通(6702)
欧州系証券の格下げを受け、大幅反落。指数下押し要因となった。 - 東邦亜鉛(5707)
銀価格急騰を背景に物色され、一時14%超上昇。 - ソフトバンクグループ(9984)
米データセンター買収見送り報道を受け、大幅安。
次回戦略
急拡大した乖離値を踏まえると、短期的には「戻り売りと自律反発の綱引き」が想定される。
翌日は以下を重点的に確認したい。
- NF日経レバ 46,500円〜47,000円の下値支持
- 日経225が 52,500円を明確に割り込むか
- MACDの下落角度鈍化と、RSIの売られ過ぎ水準到達
乖離が大きい局面では無理にポジションを取らず、
指数とレバの連動性が回復する兆しを待つ姿勢を優先したい。
閉めの言葉
相場は時に、想定を軽々と踏み越えてくる。
今日の下落は、その厳しさを改めて突きつける一日であった。
だが、荒れた相場ほど学びは多い。
この歪みと向き合った経験が、次の一手をより確かなものにしてくれると信じたい。

