戦略のまとめ
本日は、日経平均の予想レンジを53,100円〜53,600円とし、前日の乖離値(5,000円〜5,500円)と想定値幅(約1,100円)を前提に、NF日経レバ(1570)は47,300円〜49,200円を想定レンジとして戦略を構築した。
円安進行を背景に寄り付きの強さは想定したものの、米国ハイテク株安や高水準のVI指数を踏まえ、高値追いは避け、47,500円前後での下げ止まり確認を重視する慎重な構えとした。
実際の値動き

日経225
- 始値:53,575円
- 高値:54,274円
- 安値:52,655円
- 終値:52,655円(前日比 -667円)
NF日経レバ(1570)
- 始値:48,550円
- 高値:49,740円
- 安値:46,900円
- 終値:46,990円(前日比 -1,080円)
寄り付き直後は円安を好感し、日経平均は54,000円台まで急伸。NF日経レバも49,700円台まで上昇し、想定レンジ上限に迫る動きとなった。しかし、10時前後を境に潮目が変わり、指数は急速に上げ幅を縮小。後場に入ると売りが加速し、引けにかけては安値圏での終了となった。
NF日経レバは前場高値から一転して下落基調となり、ボリンジャーバンドの下限を明確に割り込む展開となった。結果として、想定レンジを大きく下回る46,900円まで下落し、陰線で取引を終えている。
本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅
- 本日の乖離値:4,500円〜5,700円
- 本日の値幅:約2,800円
乖離値は引き続き高水準を維持しつつ、値幅は一気に拡大した。指数が高値から急落する過程で、レバETFの変動幅が指数の想定を大きく上回る形となり、リスク管理の重要性が改めて浮き彫りとなった一日である。
反省
日経225はロイター予測を上方向に大きく超えた後、急反転する荒い展開となり、結果として予想レンジを大きく下抜けた。NF日経レバについても、想定レンジを明確に下掘る結果となり、寄り付き後の急騰局面における警戒が不十分であった点は反省材料である。
一方で、乖離値が高水準にある局面では、一方向の動きが長続きしないこと、特に前場の高値形成後は急激な巻き戻しが起こりやすいことを、実体験として再認識する一日となった。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
2月2日の日経平均は大幅続落し、終値は667円安の52,655円となった。寄り付きは円安進行を好感して200円超上昇したが、54,000円台で買いが一巡すると流れが急変。後場にかけて売りが優勢となり、安値引けとなった。
東証プライムの売買代金は約8兆500億円と高水準。業種別では空運、小売、医薬品が上昇した一方、証券、鉱業、銀行などが下落した。個別では四電工が急騰し、キオクシアHDやレーザーテックなど直近人気銘柄の下落が目立った。
本日の注目銘柄
- 日野自動車(7205):日経225構成銘柄で値上がり率トップ。
- 四電工(1939):通期見通し引き上げを好感し急騰。
- レーザーテック(6920):高値警戒感から大幅下落。
- キオクシアホールディングス(285A):直近上昇の反動で14%安。
次回戦略
値幅が2,800円まで拡大した以上、翌日以降もボラティリティの高い展開が続く可能性が高い。NF日経レバでは、46,500円〜47,000円が新たな下値支持として意識されるかが重要となる。
テクニカル面では、短期移動平均線が下向きに転じ、MACDもマイナス圏での推移が続いている。自律反発は想定されるものの、戻り局面では上値の重さを確認しながら、押し目一辺倒ではなく、反発の質を見極める姿勢が求められる。
閉めの言葉
前場の高揚感から一転し、引けにかけて突き落とされるような一日であった。だからこそ、想定と現実の乖離を丁寧に振り返ることが、次の相場への備えとなる。荒れた相場ほど、冷静な記録が自分を支えてくれると感じた一日である。

