【2026年2月10日】NF日経レバ(1570)戦略と相場見通し

<h2>前日を振り返って</h2>

前日の東京市場は、選挙結果を背景とした典型的な「材料主導の急騰相場」であった。

日経平均は+2,110円の56,363円と大幅高。一方で、NF日経レバ(1570)は寄り付き直後に高値を付けた後に失速し、いわゆる寄り天型の値動きとなった。

指数は強いのにレバレッジETFは弱い。このねじれは重要な意味を持つ。

急騰初日は短期資金が指数先物に集中しやすく、ETFは利確の受け皿になりやすい。結果として、指数上昇に対して1570は追随できず、乖離は5,000円台 → 1,600〜2,000円へ急縮小した。

値幅も約1,900円と前日の2,300円から縮小している。

これは相場が「トレンド形成初動の熱狂」から「ポジション整理段階」へ移行したことを示している。

つまり前日は上昇相場でありながら、実態は上昇二日目に向けた調整日であった。

押しを待つ戦略自体は方向として正しかったが、ギャップアップ相場では“押しは寄り前に終わる”という典型例となった点は反省材料である。

<h2>寄り前情報</h2>

Screenshot

ロイターによれば、本日の日経平均は買い先行の見通し。

予想レンジは57,000円〜57,300円とされ、前日の高値圏を再び試す展開が想定されている。

画像データから読み取れる海外市場の状況は以下の通り。

・NYダウ:50,148ドル(小幅高)

・NASDAQ:23,282(+1.09%)

・S&P500:6,976(+0.63%)

・VIX指数:17.05(低下)

・ドル円:155.7円(円高方向)

米国株は大幅高ではないが、リスクオンを維持。特にNASDAQの上昇とVIX低下は、投資家心理が安定していることを示す。

一方でドル円はやや円高に振れており、日本株の上値を抑える要因となる可能性がある。

また、日経先物は57,240円と現物終値を上回って推移している。

総合すると本日は

上昇トレンド継続だが、加速ではなく高値圏の持ち合い

の公算が大きい。

<h2>本日の戦略</h2>

日経225想定

予想レンジ:57,000円〜57,300円

値幅が極端に縮小している点が重要である。

前日の値幅1,900円、乖離2,000円前後という状況は、急騰後の「2日目の典型」であり、方向感よりも需給の攻防が主役になる局面だ。

57,300円付近では利確売りが出やすく、57,000円は押し目買いラインとして意識されやすい。

すなわち

トレンド相場 → ボックス相場への移行初日

と判断する。

NF日経レバ(1570)想定レンジ

前日終値:53,410円

日経平均レンジと乖離値を反映すると、

想定レンジ:52,800円〜54,500円

本日は指数の方向性より、寄り付き位置が最も重要となる。

■シナリオ1:GUスタート

寄り天になりやすい。54,300円以上は追わない。

■シナリオ2:押しスタート

53,000円前後は短期リバウンド狙いが成立しやすい。

特に前日サポートとして機能した53,000円付近は短期筋の防衛ラインになりやすい水準である。

売買方針

・寄り付き直後は様子見

・54,300円以上は見送り

・53,000円前後は短期押し目候補

・52,800円割れは調整拡大警戒

今日は方向を当てに行く日ではない。

高値圏のエネルギー放出を利用して値幅を取る、回転重視の一日とする。

<h2>閉めの言葉</h2>

急騰の翌日は最も難しい。

強気に傾けば天井を掴み、慎重になれば上昇に乗れない。

相場はいつも、ちょうどいい自信を試してくる。

焦らず、置いていかれても無理に追わず、来るべきチャンスの形だけを待つ――それが今の相場との向き合い方である。

同じチャートを見ている読者と、この緊張感をまた共有できればうれしい。

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