【2026年2月10日】NF日経レバ(1570)の結果と反省

戦略のまとめ

前日は急騰後の「2日目」にあたり、相場はトレンド相場からボックス相場へ移行する局面と判断した。

日経平均想定レンジは 57,000円〜57,300円。

それに基づくNF日経レバ(1570)の想定レンジは 52,800円〜54,500円 と設定した。

売買方針は以下であった。

  • 寄り付き直後は様子見
  • 54,300円以上は追わない(寄り天警戒)
  • 53,000円付近は押し目買い候補
  • 52,800円割れは調整拡大警戒

急騰翌日は需給調整になるという「典型パターン」を前提に、方向性を当てに行くのではなく値幅を取りに行く一日とした。

実際の値動き

Screenshot

■日経225

  • 始値:56,812円
  • 高値:57,960円
  • 安値:56,812円
  • 終値:57,650円(+1,286円)

■NF日経レバ(1570)

  • 始値:54,880円
  • 高値:56,540円
  • 安値:54,850円
  • 終値:55,930円(+2,520円)

結果は 終日ほぼ押しなしの上昇相場 となった。

寄り付き直後の安値がその日の安値であり、完全なトレンドデーである。

つまり、

「押し目を待つ戦略」は一度もチャンスが来なかった。

本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅

  • 本日の乖離値:約1,400〜2,000円
  • 本日の値幅:約1,700円

急騰初日に見られた過度な乖離拡大は発生せず、指数上昇に対してレバETFは素直に追随した。

これは短期資金が先物主導から現物・ETFへ拡散し始めたことを意味する。

また重要なのは「値幅」である。

前日より値幅は縮小しているが、調整が入らないまま上昇した。

これはボックス入りではなく、トレンド継続2日目の強いパターンである。

テクニカル分析(チャート所感)

移動平均線

5分足では価格が終日短期移動平均線の上で推移。

押してもすぐ買われ、典型的な押し目不在の上昇トレンドであった。

ボリンジャーバンド

上昇後、+2σ付近を沿う「バンドウォーク」が発生。

これは強い上昇トレンドのサインであり、空売りが最も危険な局面である。

MACD

前場でゴールデンクロス後、後場まで上昇角度を維持。

ヒストグラムの縮小も遅く、トレンド継続を示唆していた。

総合すると、本日は

調整ではなく上昇相場の本格化初動

と判断できるチャートであった。

反省

最大の誤りは「急騰翌日は調整」という固定観念である。

ロイター予測、想定レンジともに完全にブレイク。

相場は調整局面に入らず、需給が一方向へ傾いた。

選挙後の資金流入相場では、

調整は“来ない”ことがある。

押し目を待つこと自体はリスク管理として正しいが、

トレンド判定を誤ると機会損失になる

という典型例であった。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

日経平均は3日続伸し、終値57,650円。米国株高を受けて寄り付きから買いが先行し、主力大型株、とりわけソフトバンクグループが指数を牽引。10時台には上げ幅1,500円超まで拡大し58,000円に接近した。後場は休場前で様子見姿勢が強まったものの失速せず高値圏を維持した。

売買代金は約9兆6,700億円と高水準。

非鉄、金融、不動産が上昇し、空運や食料品は下落。

市場全体のセンチメントは明確に改善している。

つまり現在の相場は

テーマ主導ではなく資金流入主導の上昇相場

である。

本日の注目銘柄

  • 古河電気工業:光関連製品の収益拡大期待で大幅高
  • 石川製作所:防衛関連テーマで資金流入
  • Sansan:米SaaS株高を受け買い戻し
  • 三菱地所:自社株買いを好感
  • 住友金属鉱山:市況上昇と還元方針強化

指数上昇の背景は半導体単独ではなく、

防衛・資源・金融・不動産へ資金が分散している点が重要である。

次回戦略

本日の動きにより相場認識を修正する。

現在は

「高値圏の持ち合い」ではない。

上昇トレンドの加速局面である。

翌日のポイントは以下。

  • 押し目は浅い(待たない)
  • GUは売りではなく初動押しを買う
  • 前日終値付近は支持線化の可能性
  • 56,000円台の維持が継続条件

1570は

55,000円台前半が新しい支持帯として機能する可能性が高い。

閉めの言葉

相場はいつも「教科書どおり」には動かない。

そして本当に強い相場ほど、押し目を与えない。

慎重さは大切だが、慎重すぎると乗れない。

恐怖で買えない相場こそ、本当の上昇相場である。

同じチャートを見ている読者と、この違和感と高揚感をまた共有したい。

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