戦略のまとめ
本日は「値幅縮小後の初動日」と判断し、下振れ警戒を前提とした一日であった。
日経平均予想レンジを57,200円〜57,500円、1570の想定レンジを54,500円〜55,900円に設定した。押し目買いではなく、ボラティリティ管理を優先し、54,500円付近の反発と55,900円付近の戻り売りを意識する構えとした。
相場のエネルギーが溜まった後は動く。その「動き」が上か下かを当日の値幅で判断することを主眼に置いた戦略である。
実際の値動き

■日経225
始値:56,979円
高値:56,979円
安値:56,680円
終値:56,825円(前日比-642円)
■NF日経レバ(1570)
始値:54,810円
高値:54,820円
安値:54,070円
終値:54,370円(前日比-1,210円)
寄り付き直後から売り優勢で始まり、日経平均は終日57,000円を回復できなかった。1570も同様に寄り天の形となり、前場に安値54,070円を記録。後場は小幅に戻したが、結局は弱いまま引けた。
チャート上では前場にボリンジャーバンド下限へ到達後、バンドウォークは発生せず横ばい推移となった。移動平均線の上には戻れず、上昇トレンドの勢いが一旦途切れた状態である。
MACDはシグナル付近で収束し、トレンド転換というより「上昇の休憩」に近い形となった。
本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅
本日の乖離値:2,100円〜2,600円
本日の値幅:750円(54,820円−54,070円)
今回重要なのは、下落したにも関わらず値幅が拡大しなかった点である。
下げ相場で値幅が広がらない場合、それは投げ売りではなく「調整」である可能性が高い。つまり、下落は発生したがトレンド崩壊ではない。
日経平均は642円安と大きく見えるが、1570の値幅は750円に収まり、想定した「1,000円超の拡張」は起きなかった。ここは翌日判断の最重要材料となる。
反省
日経225ロイター予測、1570想定レンジともに下押しした。
方向感の予測は正しかったが、想定よりも弱い下落であり、調整の域を出なかった。
すなわち「下げた」のではなく「冷えた」相場であった。
値幅縮小後の初動は確認できたが、トレンド転換のシグナルには至らなかった点を重く見るべきである。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
20日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比642円安の56,825円で終了。米国株安とイラン情勢の緊張を背景にリスク回避が優勢となり、寄り付きから400円超の下落となった。三連休を控えたポジション調整も重なり、終日弱含みの展開となった。
東証プライム売買代金は約7.1兆円。非鉄金属や海運は上昇した一方、金融・輸送用機器が下落。防衛関連株(三菱重工、川崎重工、IHI)が買われるなど資金はテーマ株へ流入した。
本日の注目銘柄
・三菱重工業(7011)
・川崎重工業(7012)
・IHI(7013)
<h2>次回戦略</h2>
次回戦略
本日の最大のポイントは「下落したのに崩れなかった」ことである。
値幅750円、乖離2,100円〜2,600円は調整相場の典型的な数値である。
よって翌日は次の二点を重視する。
①54,000円割れ → 短期調整入り
②55,000円回復 → 上昇再開初動
MACD収束、ボリンジャーバンド中央回帰の形から、次は拡散が起きる。
つまり、明日は方向が出る日である可能性が高い。
<h2>閉めの言葉:主な感想を繰り返し、読者に共感をおこさせる一言</h2>
相場は大きく下げた日に悲観しやすい。
しかし、本当に重要なのは「どれだけ下げたか」ではない。
「どれだけ壊れたか」である。
今日は下げた。
だが、壊れてはいない。
だからこそ、明日は動く。

