戦略のまとめ
本日の戦略は、
「自律反発局面における押し目買い」
を軸としたものであった。
米国株高、原油価格の落ち着き、VIX低下という外部環境の改善を背景に、
ギャップアップからの上昇継続
をメインシナリオと想定。
日経平均の予想レンジは
53,800円〜54,300円
これを基準に、前日の乖離値と値幅を考慮して設定したNF日経レバ(1570)の想定レンジは
47,500円〜49,200円
であった。
特に
・48,000円付近の押し目
・49,000円付近の上値抵抗
を意識しながら、
押し目待ちの順張り戦略
を想定していた。
実際の値動き

■日経225
始値 54,286円
高値 54,388円
安値 53,482円
終値 53,700円(-50円)
寄り付きは想定通り大幅ギャップアップでスタートし、一時は
54,300円台
まで上昇。
ロイター予測レンジ上限に到達する動きとなった。
しかしその後は上値が重く、早い段階で失速。
前場から徐々に売りに押され、後場には
53,400円台
まで下落する展開となった。
終盤にかけては下げ渋ったものの、最終的にはマイナス圏で終了。
結果として
「寄り天型の反落相場」
であった。
■NF日経レバ(1570)
始値 48,870円
高値 49,220円
安値 47,590円
終値 48,030円(-10円)
寄り付き直後に
49,220円
まで上昇し、想定レンジ上限に到達。
しかしこの水準では強い売り圧力が発生し、その後は一転して下落基調へ。
後場終盤には
47,590円
まで急落し、下限ライン付近まで到達した。
引けにかけてやや戻したものの、
行って来いの展開
となり、最終的には前日比ほぼ変わらずで終了した。
本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅
本日の重要指標は以下の通りである。
乖離値
5,100円〜5,900円
値幅
1,700円
乖離値はやや縮小したものの依然として高水準を維持しており、
ボラティリティの高い環境は継続
している。
特に値幅は前日を上回る
1,700円
となり、
短期トレード優位の地合い
がより鮮明となった。
この2つの数値は翌日の戦略において極めて重要である。
反省
今回の戦略は、
レンジ予測としては極めて精度が高かった
と言える。
日経平均、1570ともに
想定レンジ内での推移
となり、価格帯の読みは的確であった。
しかしながら、
「寄り天リスクへの対応」
がやや弱かった点は反省材料である。
結果として、
・上昇初動での利確
・高値圏での逆張り
といった戦略をより明確に組み込む必要があった。
本日の相場はまさに
「強い外部環境でも上がり切らない相場」
であり、
上値の重さ
が強く意識される一日であった。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
17日の日経平均は4日続落。終値は50円安の53,700円。
寄り付きは米国株高を受けて500円超上昇したものの、早々に上値が重くなり失速。
54,000円付近ではこう着感が続いたが、終盤にかけて崩れ、最終的にはマイナス圏で終了した。
東証プライム売買代金は約6.1兆円。
業種別では
・海運
・鉱業
・石油石炭
が上昇。
一方で
・非鉄金属
・ガラス土石
・その他製品
は下落した。
市場全体では
売り優勢
の構図が継続している。
本日の注目銘柄
本日のテーマは
資源・エネルギー関連と蓄電池
である。
特に
・日本郵船
・川崎汽船
・商船三井
など海運株が強い動きを見せた。
また、
・GSユアサ
・パナソニックHD
・京セラ
など蓄電池関連にも資金流入が見られ、
政策テーマ株への物色
が継続している。
一方で、
・オンコリスバイオ
など直近上昇銘柄の急落も目立ち、
短期資金の回転の速さ
が際立った。
次回戦略
本日の値動きから見える本質は
「上値の重いレンジ相場」
である。
注目すべきポイントは
・54,300円付近の強い抵抗
・53,400円付近の支持線
である。
本日の乖離値と値幅を踏まえると、次回の1570想定レンジは
47,300円〜48,800円
を中心に考える。
特に
・47,500円(押し目)
・48,500円(戻り売り)
を軸とした
逆張り寄りの戦略
が有効と考える。
地合いとしては、
上がれば売られ、下げれば買われる
典型的な短期レンジ相場である。
閉めの言葉
上がると思えば下がり、下がると思えば止まる。
相場はいつも、思い通りには動かない。
だがその揺らぎの中にこそ、チャンスはある。
今日の「寄り天」は、決して失敗ではない。
次に活かすための、大切なヒントである。
この不安定さこそが、今の相場の本質なのである。

