戦略のまとめ
本日の戦略は、
「急騰後のリスクオフ局面における戻り売り優位」
であった。
前日の強烈な上昇を受けつつも、
・米国株の急落
・VIX指数の急上昇
・先物の大幅下落
といった外部環境の悪化を重視し、
トレンド継続ではなく調整局面入り
を前提に戦略を構築した。
想定レンジは
48,800円〜50,800円
とし、
・高値圏での戻り売り
・下値での短期リバウンド
を狙う構成であった。
実際の値動き

■日経225
始値 54,287円
高値 54,333円
安値 53,190円
終値 53,372円(-1,866円)
寄り付きから大幅ギャップダウンでスタートし、
ほぼ一方向の下落トレンド
を形成。
前日の上昇を完全に打ち消し、
終日弱いまま推移する全面安相場
となった。
■NF日経レバ(1570)
始値 48,180円
高値 48,290円
安値 46,980円
終値 47,260円(-3,590円)
寄り付き直後が高値となる
典型的な寄り天型の下落
を形成。
その後は戻りらしい戻りもなく、
右肩下がりのトレンド相場
となった。
終値は安値圏での引けとなり、
投げ売りを伴う弱い地合い
が鮮明であった。
本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅
乖離値
6,000円〜6,200円
値幅
1,300円
乖離値は一気に拡大し、
過熱状態からの急激な巻き戻し
が発生したことを示している。
値幅は1,300円とやや縮小したものの、
方向性のあるトレンド相場
であった点が重要である。
この2つの指標は、
「ボラティリティは維持しつつ、トレンドが発生している状態」
を示唆している。
<h2>反省</h2>
今回の戦略は、
方向性の判断自体は正しかった
と言える。
しかしながら、
下落のスピードと深さを過小評価した
点が大きな反省である。
想定レンジ48,800円を大きく下抜け、
46,900円台までの急落
を許したことで、
完全にレンジ想定が崩壊した。
本日の相場は、
「本年最大級のリスクオフ相場」
であり、
流動性低下+投げ売りの連鎖
という典型的な急落パターンであった。
<h2>東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)</h2>
19日の日経平均は大幅反落。終値は1866円安の53372円。
FOMC後の米国株急落を受け、寄り付きから900円超の下げ。
その後も売りが止まらず、前場で1600円超下落。
後場も反発材料に乏しく、
終日買い手不在の状態
が続いた。
東証プライム売買代金は約8.5兆円と急増し、
パニック的な売買の増加
が確認された。
全業種が下落する全面安の中、
一部のテーマ株のみが限定的に上昇する展開であった。
<h2>本日の注目銘柄</h2>
本日は全面安の中でも、
・松井証券
・古河電気工業
・原発関連銘柄
などが相対的に強さを見せた。
一方で、
・ファーストリテイリング
・ソフトバンクグループ
・住友金属鉱山
など指数寄与度の高い銘柄が大きく売られ、
指数主導の下げ
が鮮明であった。
また、
日経レバ自体の信用買い残の増加
が下げを加速させる要因となり、
個人投資家の投げ売り誘発
という構図も見られた。
<h2>次回戦略</h2>
本日の下落により、
相場は明確に
「リスクオフ主導の調整局面」
へ移行した。
注目ポイントは、
・53,000円ラインの攻防
・52,500円付近の下値支持
・54,000円の上値抵抗
である。
これを踏まえたNF日経レバ(1570)の想定レンジは
46,500円〜48,500円
とする。
戦略は引き続き
「戻り売り優位」
である。
・48,000円〜48,500円 → 戻り売り
・46,500円付近 → 短期リバ狙い
特に重要なのは、
「急落後すぐに底打ちと決めつけないこと」
である。
この局面では、
二番底・三番底の形成
が起こりやすく、
慎重な対応が求められる。
閉めの言葉
昨日の上昇が、今日の下落で消える。
その速さこそが、今の相場である。
強さも、弱さも、長くは続かない。
だからこそ、
流れに逆らわず、変化を受け入れること
それが、この相場を生き抜く唯一の術である。

