戦略のまとめ
本日の戦略は、
「急騰後のリスクオフ局面における戻り売り優位」
であった。
前日の暴落を受け、
・米国株の続落
・VIX指数の高止まり
・地政学リスクの継続
といったリスクオフ環境を前提に、
戻りを叩く戦略を継続した。
想定レンジは
46,500円〜48,500円
とし、
・戻り売り中心
・下値では短期リバウンド狙い
という構成であった。
実際の値動き

■日経225
始値 52,468円
高値 52,479円
安値 50,688円
終値 51,515円(-1,857円)
寄り付きから大幅ギャップダウンでスタートし、
一時2,600円超の暴落を記録。
その後は下げ幅を縮小するも、
戻りは極めて弱く、
典型的なリスクオフ継続相場
となった。
■NF日経レバ(1570)
始値 43,769円
高値 44,370円
安値 42,510円
終値 43,980円(-3,280円)
寄り付き後に一度リバウンドを試すも、
44,000円台前半で頭打ち。
その後は再び売り優勢となり、
ボラティリティの高い往復相場
を形成した。
安値42,510円は投げ売り水準であり、
短期的なパニック売りが顕在化したポイントである。
<h3>テクニカル分析</h3>
・移動平均線:短期線を大きく下回り、完全な下落トレンド
・MACD:下落トレンド継続だが、やや収束気味
・出来高:寄り付きに集中し、その後減少
特にMACDの収束は、
「下げ止まりの兆候ではなく、一時的なエネルギー調整」
と捉えるべき局面である。
本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅
乖離値
8,100円
値幅
1,800円
乖離値はさらに拡大し、
過去数日間の急落が異常値であること
を示している。
また値幅1,800円は、
再びトレンド加速型のボラティリティ
へ回帰していることを意味する。
この2点は、
「調整ではなく崩壊に近い値動き」
であることを強く示唆している。
反省
今回の最大の反省は、
「リスクオフの継続力を過小評価したこと」
である。
想定レンジ46,500円を大きく下抜け、
42,000円台までの急落を許したことで、
再びレンジ想定は機能しなかった。
本相場は、
・地政学リスク
・流動性低下
・信用買いの投げ
が複合した、
連鎖型の下落相場
であった。
単なるテクニカルではなく、
需給崩壊を前提とした戦略
が必要であった局面である。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
23日の日経平均は大幅続落。終値は1857円安の51515円。
米国株安と中東情勢の悪化を背景に、寄り付きから急落。
一時2600円超の下げとなる場面もあり、
完全な売り主導の地合い
となった。
東証プライムの売買代金は約7.8兆円と高水準で、
パニック売りと短期資金の流出
が確認された。
全業種が下落する全面安の中で、
テーマ株や一部材料株のみが局所的に物色された。
<h2>本日の注目銘柄</h2>
本日は全面安の中でも、
・ピアズ(自社株買いでストップ高)
・KADOKAWA(アクティビスト思惑)
・Sansan、マネーフォワード(SaaS見直し)
などが相対的に強さを見せた。
一方で、
・三菱マテリアル
・海運株(商船三井、日本郵船など)
・キオクシア
などが大きく売られ、
景気敏感・資源関連の弱さ
が際立った。
次回戦略
現状は明確に、
「下落トレンド継続中」
である。
注目ポイントは、
・51,000円の心理ライン
・50,500円の下値支持
・52,500円の戻り抵抗
である。
これを踏まえたNF日経レバ(1570)の想定レンジは
42,500円〜45,000円
とする。
戦略は引き続き
「戻り売り一択」
である。
・44,500円〜45,000円 → 戻り売り
・42,500円付近 → 短期リバ狙い
重要なのは、
「底打ちを前提にしないこと」
である。
この局面では、
・自律反発
・二番底形成
・さらなる下抜け
すべてが同時に起こり得る。
閉めの言葉
下げは、ある日突然終わるのではない。
崩れながら、疑心暗鬼の中で続いていく。
今回の相場は、まさにそれである。
強気が崩れ、買いが消え、
最後に残るのは「恐怖」だけである。
だからこそ必要なのは、
流れに抗わないこと
それだけである。

