前日を振り返って
前日の相場は、
「上昇トレンド中の急変動を伴う調整局面」
であった。
日経225は
・始値 53,855円
・高値 54,175円
・安値 53,176円
・終値 53,603円(-145円)
寄り付きは強く54,000円台を回復したものの、
その後は失速し、
前場後半から売り優勢へ転換。
後場には一時大きく下げる場面もあり、
引けにかけて戻すも、
「高値圏での上昇一服」
が明確となった一日であった。
NF日経レバ(1570)は
・始値 48,110円
・高値 48,580円
・安値 46,760円
・終値 47,400円(-430円)
寄り天からの下落となり、
終日軟調な展開。
値幅は1,800円と急拡大し、
前日の1,000円から大きく増加。
乖離値も5,600〜6,400円へ拡大し、
「トレンド初動後の不安定な揺り戻し」
が顕在化した形である。
この動きは、
単なる弱さではなく
「エネルギー再蓄積局面」
と捉えるべきである。
寄り前情報

外部環境はややネガティブに傾いている。
■米国市場
・NYダウ:-1.01%
・NASDAQ:-2.37%
・S&P500:-1.74%
主要指数は揃って下落し、
リスクオフの流れが鮮明。
特にNASDAQの下げが大きく、
ハイテク株主導の調整色が強い。
■VIX指数
27.44(+8.33%)
恐怖指数は再び上昇し、
市場の警戒感が高まっている。
■日経先物
52,390円(-830円)
前日比で大きく下落しており、
本日はギャップダウンスタートが濃厚。
■為替
ドル円 159円台
円安は継続しているものの、
株価の下支えとしてはやや弱い印象。
■ロイター予測
日経平均レンジ:52,000円〜53,000円
・売り先行
・下値模索
という、
「調整継続前提の相場」
が想定されている。
<h2>本日の戦略</h2>
本日の本質は、
「トレンド継続か、調整深化かの分岐点」
である。
前日の乖離値(5,600〜6,400円)と
値幅(1,800円)を踏まえると、
現在の相場は明確に
「不安定な調整局面」
にある。
特に値幅の拡大は重要であり、
これは
「まだ底打ちが確認されていない」
ことを意味する。
<h3>日経平均の想定レンジ</h3>
52,000円〜53,000円
・52,000円:下値ターゲット
・52,500円:中心レンジ
・53,000円:戻り抵抗
下方向へのバイアスが強い構造である。
<h3>NF日経レバ(1570)の想定レンジ</h3>
45,800円〜47,800円
前日終値47,400円を基準に、
・下押し余地:約-1,600円
・上値余地:約+400円
と、
「下方向優位の非対称レンジ」
を想定する。
<h3>具体的戦略</h3>
本日は
「戻り売り優位+深押し警戒」
である。
■エントリーポイント
・47,200円〜47,800円 → 戻り売り
・45,800円〜46,200円 → 反発狙いの短期買い
■重要ポイント
・寄り付きのリバウンドは信用しない
・52,000円接近での反応を見る
・VIX上昇=急変動リスク増大
特に注目すべきは、
「リバウンドの弱さ」
である。
強い相場であれば、
前日の下げに対して即座に反発が入るが、
それが弱い場合は
「調整継続=もう一段下げ」
の可能性が高まる。
テクニカル的にも、
・ボリンジャーバンド収縮前の拡散状態
・MACDデッドクロス進行
・移動平均線への回帰圧力
と、
下方向への圧力が優勢である。
閉めの言葉
上昇相場の中の下げは、
恐怖ではなく試練である。
だがその試練は、
想像以上に荒く、深い。
重要なのは、
「強さを信じること」ではない。
「揺れに耐えられる位置で入ること」
である。
相場は優しくはない。
だが、準備した者には必ず機会を与える。
その瞬間を逃さぬよう、
静かに構えるのみである。

