前日を振り返って
前日の相場は、
「パニック売りからの初期リバウンド」
という典型的な転換前後の動きであった。
日経225は
・始値 52,054円
・高値 52,054円
・安値 50,566円
・終値 51,885円(-1,487円)
寄り付きがそのまま高値となる「寄り天」から、
一気に2,800円近い下落。
しかしその後は売りが一巡し、
後場にかけて自律反発。
「恐怖主導 → 冷静化」の流れが明確であった。
NF日経レバ(1570)は
・始値 43,000円
・高値 45,000円
・安値 42,940円
・終値 45,000円(-2,200円)
42,940円まで急落した後、
後場にかけてしっかりと切り返し、
引けでは高値圏へ。
「売り崩し失敗 → 買い戻し優勢」
という構造が確認された。
テクニカル的にも、
・移動平均線:大幅乖離 → 回帰開始
・ボリンジャーバンド:-2σ割れ → 内側復帰
・MACD:下落継続も減速
と、
「パニックのピーク通過後の初動反発」
を示唆する形となっている。
寄り前情報

外部環境は依然として不安定であるが、
一部に落ち着きの兆しも見られる。
■米国市場
・NYダウ:+0.11%
・NASDAQ:-0.73%
・S&P500:-0.39%
全面安からは脱却するも、
ハイテク中心に弱さ継続。
戻りは限定的である。
■VIX指数
30.61(-1.41%)
高水準を維持しつつも低下。
「恐怖のピークアウト」初期段階である。
■日経先物
51,100円(-950円)
引き続き下方向だが、
前日ほどの極端な弱さはない。
■為替
ドル円:159円台
円安は継続するも、
160円を前に一服。
■ロイター予測
日経平均レンジ:50,800円〜51,000円
・続落想定
・ただし下げ余地は限定的
ここで重要なのは、
「下げ継続か、下げ止まりか」
の分岐点にいるという点である。
本日の戦略
本日の本質は、
「パニック後のリバウンド継続確認局面」
である。
前日の乖離値(7,000〜7,600円)と
値幅(2,100円)を踏まえると、
依然として異常値領域ではあるが、
ピークアウトの兆しが出始めている。
この局面では、
・二番底形成
・そのまま反発継続
のどちらかに収束しやすい。
日経平均の想定レンジ
50,800円〜51,000円
・50,800円:短期支持ライン
・51,000円:上値抵抗
極めて狭いレンジ想定であり、
「方向感模索の1日」
となる可能性が高い。
NF日経レバ(1570)の想定レンジ
44,000円〜46,000円
前日終値45,000円を基準に、
・下押し余地:約-1,000円
・上値余地:約+1,000円
と、
「均衡状態」
への移行を想定する。
<h3>具体的戦略</h3>
本日は
「押し目買い優位+上値は慎重」
である。
■エントリーポイント
・44,000円〜44,800円 → 押し目買い
・45,800円以上 → 利確 or 戻り売り
■重要ポイント
・前日安値(42,940円)を割るかどうか
・45,000円の維持力
・出来高の減少有無(ボラ縮小確認)
特に注目すべきは、
「押し目の浅さ」である。
ここで浅い押しで反発するなら、
相場は既に
「次の上昇準備段階」
に入っている可能性が高い。
逆に、
再度深く崩れる場合は
「二番底形成」
へ移行する。
<h2>閉めの言葉</h2>
相場は一度壊れると、
簡単には元に戻らない。
だが、
壊れた直後こそ、
最も大きな変化が生まれる瞬間でもある。
恐怖の後に訪れる静寂。
その中で、
どちらに動くかを見極めること。
それが、
次の利益へとつながる鍵である。
焦らず、だが見逃さず。
その一手が、
すべてを分けるのである。

