前日を振り返って
前営業日となった10月22日の東京市場は、前週末からの半導体株調整に加え、米ラム・リサーチ(LRCX)が決算発表後の時間外取引で7%超急落したショックが直撃する大荒れの展開となった。朝方こそ200円超高のプラス圏へ浮上する場面が見られたものの、AI・半導体セクターへの売りが激化すると節目の64,000円および63,000円を次々と下抜け。後場は買い手不在のまま全面安となり、終値は前日比1,713.40円安(▲2.65%)の62,907.84円と、大暴落の安値引けを記録した。
NF日経レバ(1570)も高値66,590円から一方向の下落レンジを辿り、安値62,630円を打診して終値62,790円(前日比3,380円安、▲5.11%)で大引けた。今年屈指の極限ボラティリティ(日中値幅3,900円)を経て理論値乖離が一気に「▲700円〜300円」の適正ゾーンへ収れんしたこと、そして5分足テクニカルで強烈な強気ダイバージェンス(MACD陽柱拡大)が点灯した足取りを、本日10月23日(金)の打診底形成へ活かさねばならない。
寄り前情報

本日の寄り前にて、昨夜の米国市場におけるSOX指数(フィラデルフィア半導体指数)の6.7%急落、ナスダック総合指数の大幅安(▲2.59%)、NYダウのプラス圏維持(+10.76ドル)、シカゴ・日経225先物の62,720円(▲480円)への小安さや寄せ、および1ドル=156円80銭台への円高・ドル安進行という強弱材料が届いている。添付画像「image_24.png」の各データおよび最新動向は以下の通りである。
- 米国市場:指数間で明暗が分かれる展開。NYダウが52,866.85(+10.76ドル、+0.02%)と連日で堅調さを維持した一方、ナスダック総合が26,008.85(▲693.99ポイント、▲2.59%)、S&P500指数が7,663.39(▲93.78ポイント、▲1.20%)と大幅反落した。特にラム・リサーチ急落の波紋からSOX指数が6.7%安と惨死。VIX指数は19.07(+14.32%)へ上昇した。
- 先物・為替(image_24.pngより):日経225先物(期近)は62,720円(▲480円、▲0.76%)と前日清算値(62,907円)に対し小安くさや寄せして帰着。TOPIX先物も3,998.5(▲15.0、▲0.37%)で推移。為替(Bid)は1ドル=156.888円前後と前日から1円超の円高が進み、輸出株の押し下げ要因となる。日経平均VI指数は35.97(+16.60%)へ急伸した。
- 注目イベント・材料:米SOX指数の6.7%急落や156円台への円高進行は寄り付きの売り圧力となる。しかし、前日の1,700円超安で相当程度織り込まれている点、PER面での割安感やNYダウ上昇背景のバリュー株底堅さ(TOPIXの下値硬直性)が買い戻しを呼び込む。寄り付き前に9月全国消費者物価指数(CPI)が発表される。
ロイター予測によると、きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調な動きが継続すると想定されている。前日の米国株式市場でAI(人工知能)・半導体関連株が下落したことを受け、指数寄与度が大きい国内関連株が全体を押し下げることになりそうだ。ただ、時価よりも下値水準はPERから割安感が生じてくることから、バリュー株、ディフェンシブ銘柄などがどこまで下支えするかが注目点になる。日経平均の予想レンジは6万2000円─6万3000円と設定されている。
本日の戦略
米SOX指数6.7%急落の残存売り圧力、シカゴ先物62,720円へのさや寄せ、156円80銭台への円高推移、PER面からの割安感とTOPIXバリュー株の下支え、および前日に「▲700円〜300円」へリセットされた理論値乖離を踏まえ、本日のメインテーマを設定する。
「SOX6.7%安・156円台円高の売り圧力織り込み、PER割安感とMACD強気ダイバージェンス(陽柱拡大)を背にした62,000円〜62,500円支持帯での打診底順張り回転戦略」
相場へ臨むにあたり、前日に記録された客観的テクニカルスタッツを強調して分析の軸とする。
- 前日の乖離値:-700円 ~ 300円(指数自体の1,700円超におよぶ崩落により理論値乖離が一気に適正水準〜プラス圏へ解消)
- 前日の値幅(日中ボラティリティ):3,900円(高値66,590円から安値62,630円への3,960円幅におよぶ1日を通した一方向の大崩落レンジ)
前日に3,900円幅の大暴落を演じたことで織り込みは大幅に進んでおり、5分足MACDにおける強烈な「買いのダイバージェンス」はパニック売りのクライマックス通過を物語っている。本日は朝方の売り一巡後、62,000円節目からの自律反発サージを丁寧に狙いに行く立ち回りが極めて有効となる。
想定レンジ(NF日経レバ1570)
62,000円 ~ 64,200円
本日の具体策
- 日経225先物が62,720円で帰着しているため、NF日経レバ(1570)も前日終値(62,790円)近辺〜小幅安スタート(62,300円〜62,700円前後)が予想される。寄り付き直後のパニック的な寄り売り局面は静観を徹底する。
- 日経平均予想下限(62,000円方向)に対応する、NF日経レバの「62,000円〜62,500円付近」(前日安値62,630円を下抜けた位置にある最終岩盤支持ゾーン)まで引き付けられる下押し場面をじっくり待つ。
- 5分足チャートでWボトム形成や明確な下げ止まり(買戻し出来高の爆発)が確認できた段階で、自信を持ってロング(打診買い)を仕込む。
- 日経平均予想上限(63,000円奪還方向)への戻り上昇に伴い、NF日経レバが63,500円〜64,200円手前まで駆け上がる場面では、半導体株の上値の重さを考慮し、目標到達で素早く利益を確定させてポジションをたたむ機動的回転売買を徹底する。
閉めの言葉
昨夜の米SOX指数6.7%急落や156円台への円高進行を受け、本日10月23日の東京市場は朝方売り先行の厳しいスタートとなりそうだ。
しかし、前日の1,713円安によって米株安の悪材料はすでにかなりの部分が織り込まれている。PER面での割安感や、前日テクニカルに刻まれた「MACD強気ダイバージェンス」という強力な底打ちシグナルは嘘をつかない。冷徹に62,000円〜62,500円の最終サポートゾーンを引き付け、絶好のV字反攻チャンスをスマートに掴み取りに行こう!本日も ironclad(鉄壁)のリスク管理のもと、共に勝利を掴み取ろう!

