前日を振り返って
前営業日となった10月29日の東京市場は、米国株高を引き継ぎ3桁上昇でスタートした。好決算を発表したアドバンテスト(6857)が単独で指数を453円押し上げる異次元の強さを見せ、日経平均は一時64,700円台に乗せる急騰を演じた。10時過ぎには韓国サムスン電子の決算失速報道から一時マイナス圏へ沈む荒い展開となったものの、後場に入るとV字切り返しを演じ、14時過ぎには上げ幅を800円超に広げて64,800円台(高値64,831円)まで浮上した。終値も前日比705.28円高(+1.10%)の64,659.47円と強靭な3日続爆伸で取引を終えた。
NF日経レバ(1570)も始値65,590円から前場中盤の急落で一時安値64,170円まで叩き落とされたものの、そこから後場にかけて垂直反攻を見せ、高値66,390円まで駆け上がって終値66,080円(前日比1,490円高、+2.31%)で大引けた。2,200円幅の超弩級ボラティリティの中で「▲1,500円〜▲400円」の理論値マイナス乖離を強く保持した足取りを、本日10月30日(金)の週末波乱相場へ活かさねばならない。
寄り前情報

本日の寄り前にて、昨夜の米国市場における主要3指数の下落(ナスダック▲1.37%)、米ハイテク株や決算後のアマゾン(時間外6%超安)・インテル(時間外20%超安)の急落、シカゴ日経平均先物の64,100円(▲630円)へのさや寄せ、1ドル=157円70銭台の円安維持、および日銀金融政策決定会合の結果発表・総裁会見を控えた波乱見通しという売り先行材料が届いている。添付画像「image_26.png」の各データおよび最新動向は以下の通りである。
- 米国市場(image_26.pngより):主要3指数が揃って下落。NYダウが52,342.56(▲132.54ドル、▲0.25%)、ナスダック総合が26,184.72(▲365.12ポイント、▲1.37%)、S&P500指数が7,720.39(▲23.59ポイント、▲0.30%)で終了した。アルファベット決算嫌気やハイテク株・SOX指数の下落に加え、取引終了後に発表されたアマゾンの業績見通し下振れ(時間外6%超安)やインテルの第4四半期見通し下振れ(時間外20%超安)が重悪化材料となっている。VIX指数は17.20(+1.71%)へやや上昇した。
- 先物・為替(image_26.pngより):日経225先物(期近)は64,100円(▲630円、▲0.97%)と前日現物終値(64,659円)から500円超下方へさや寄せして帰着。TOPIX先物も3,999.5(▲34.0、▲0.84%)で推移。為替(Bid)は1ドル=157.716円前後と157円70銭台の強力な円安水準を維持しており、下値を下支えする。日経平均VI指数は25.80(▲21.53%)へ低下した。
- 注目イベント・材料:米ハイテク株下落やアマゾン・インテルの決算悪化報道を受け、朝方はAI・半導体関連株を中心に売り先行の展開が想定される。売り一巡後は、日銀金融政策決定会合の結果発表(政策金利据え置きの無風見通し)や総裁会見、および本日予定されているキオクシアHD(285A)、東京エレクトロン(8035)、村田製作所(6981)など国内主要企業の決算発表を見極める模様眺めの動きが強まりやすい。
ロイター予測によると、きょうの東京株式市場で日経平均株価は、売りが先行すると想定されている。米国市場で株価の主要3指数がいずれも下落したことに加え、決算を発表したアマゾン・ドット・コムなどが時間外取引で下落していることが嫌気されそうだ。売り一巡後は、日銀の金融政策決定会合の結果発表や総裁会見を控えた模様眺めも見込まれる。予想レンジは6万3500円─6万4500円と設定されている。
本日の戦略
米ハイテク株高一服・アマゾン等時間外急落による売り圧力、シカゴ先物64,100円へのさや寄せ下押し、日銀会合や国内主要半導体決算(東エレク・キオクシア等)前の見極めムード、157円70銭台の強力な円安下支え、および前日に「▲1,500円〜▲400円」まで再蓄積された理論値マイナス乖離(割安マグマ)を踏まえ、本日のメインテーマを設定する。
「米ハイテク決算急落と先物64,100円下押し追随、日銀会合通過と理論値▲1,500円割安マグマを背にした64,000円〜64,600円支持帯での打診順張り回転戦略」
相場へ臨むにあたり、前日に記録された客観的テクニカルスタッツを強調して分析の軸とする。
- 前日の乖離値:-1,500円 ~ -400円(大荒れのV字乱高下と後場66,000円オーバー猛反攻により理論値マイナス乖離を強烈に維持)
- 前日の値幅(日中ボラティリティ):2,200円(安値64,170円から高値66,390円への2,220円幅におよぶ超弩級ボラティリティレンジ)
前日は2,200円幅におよぶ強烈なV字底打ちを演じており、下層には莫大な割安エネルギーが充填されている。本日は米株安を受けたギャップダウン(安寄り)スタートが予想されるが、朝方の売り一巡後に訪れるファースト下押しをサポート線へ引き付けて丁寧に拾う順張り回転売買が極めて有効となる。
想定レンジ(NF日経レバ1570)
64,000円 ~ 66,200円
本日の具体策
- 日経225先物が64,100円で帰着しているため、NF日経レバ(1570)も前日終値(66,080円)から窓を開けたギャップダウン(64,600円〜65,200円前後)でスタートすることが予想される。寄り付き直後のファーストタッチは静観を徹底する。
- 日経平均予想下限(63,500円方向)および寄り後の下押しに対応する、NF日経レバの「64,000円〜64,600円付近」(前日V字反攻の安値64,170円近傍およびボリンジャーMID〜LOWER1帯の岩盤支持ゾーン)まで引き付けられる下押し場面をじっくり待つ。
- 5分足チャートでWボトム形成や明確な下げ止まり(買戻し出来高の急増)が確認できた段階で、自信を持ってロング(押し目買い)を仕込む。
- 日経平均予想上限(64,500円突破方向)への戻り反攻に伴い、NF日経レバが65,500円〜66,200円手前まで駆け上がる場面では、日銀会合や週末・決算発表前の見極めムードを考慮し、目標到達で素早く利益を確定させてポジションをたたむ機動的回転売買を徹底する。
閉めの言葉
昨夜の米国ハイテク株下落や時間外でのアマゾン・インテル急落、そして日銀会合前の見極めムードを受け、本日10月30日の東京市場は朝方売り先行の波乱スタートとなりそうだ。
安寄りスタートに不安を感じるかもしれないが、前日に「▲1,500円〜▲400円」まで強烈に溜め込まれた理論値マイナス乖離という鉄壁の割安マグマと、157円70銭台の強力な円安環境が存在するからこそ、慌てる必要は全くない。冷徹に64,000円〜64,600円のサポートラインを引き付け、スマートに自律反発サージの果実を掴み取りに行こう!本日も ironclad(鉄壁)のリスク管理のもと、共に勝利を掴み取ろう!

