2025年10月24日デイトレ

NF日経レバ

寄り前情報

  [東京 24日 ロイター] –    きょうの東京株式市場で日経平均株価は、前日の米国株安を嫌気して売り先行でスタートする見通し。

ハイテク株比率の高いナスダック総合<.IXIC>が1%超安となり、日本市場でも半導体関連株などの重しになるとみられている。

日経平均の指数は軟調な動きが想定される一方、製造業企業の決算発表がスタートし、個別材料を手掛かりにした物色がみられそうだ。

    日経平均の予想レンジは3万7500円─3万8000円。

    きょうの日本株市場で日経平均は、節目の3万8000円割れとなる場面がありそうだ。

前日の米株安が嫌気されやすいほか、「テクニカル面では200日移動平均線を下回っており、好材料が乏しい中で売りが継続しそうだ」(岡地証券・投資情報室長・森裕恭氏)との声が聞かれた。

国内政治の不透明感も引き続き相場の重しになるとみられている。

    為替相場ではドルが足元で152円台後半で推移し、円安基調が続いているが、「この水準までくると悪い円安の見方が出てくる懸念もあり、株式市場にとって素直に買い材料とはなりにくいかもしれない」(森氏)との指摘があった。

    主なスケジュールでは、国内ではキヤノン<7751.T>が決算発表を行う予定。

海外では、ユーロ圏で10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)、米国で10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)、新規失業保険申請件数などが発表予定となっている。

    前日の米国株市場では、主要3指数がそろって下落。国債利回りの上昇が大型株の重しとなったほか、連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退したことを受けた。

    金利動向に敏感な大型株では半導体大手エヌビディア<NVDA.O>が2.81%、アップル<AAPL.O>が2.16%、メタ・プラットフォームズ<META.O>が3.15%、アマゾン<AMZN.O>が2.63%、それぞれ下落。

これがハイテク株中心のナスダック総合<.IXIC>を下押しした。

戦略

想定レンジ25000円から26000円。

好材料なく下目線の予想。ショート主体のトレード。

持ち越し今日も解消できず。

結果

11日連続陰線解消。

流石の売られすぎ感から大きく反発。後場若干戻す展開。

全く予想が役に立たない状態。

始値高値安値終値
日経22537,804円38,320円
(38,000円)
37,712円
(37,500円)
38,143円
NF日経レバ25,440円26,165円
(26,000円)
25,325円
(25,000円)
25,905円

反省

兼業とはいえ全く飲まれた展開。

2日連続の大陰線から大陽線を掴みきれず、大きく損ぎり。

想定のピントは合い始めている。

持ち越しは損解消しつつ。

  • 13注文9約定
  • 当日約定金額合計 1,738,802円
  • 損益 △5,058円
  • 持ち越し 40株 26,720円 △33,093円

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

●日経平均は前営業日比38.43円高の38143.29円で終了

●ドル円152.20円台、牽制発言受け円買い 米債利回り低下でドル売りも きょうは失業保険申請件数

●東京メトロは朝高後下げ転換、上場2日目で上昇一服後は利益確定売りに押される

●セブン&アイが朝安後切り返す、「30年度グループ売上高30兆円以上」目標を公表

●ソフトバンクGが冴えない、傘下の英アーム株急落が重荷

●東エレクやアドテストが堅調推移、好決算の米ラムリサーチ株が時間外取引で急伸

●注目銘柄: $セブン&アイ・ホールディングス (3382.JP)$、 $ソフトバンクグループ (9984.JP)$、 $アドバンテスト (6857.JP)$など

ーmoomooニュース日本株Sherry

市場概況

今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比38.43円高の38143.29円、東証株価指数(TOPIX)が1.39ポイント安の2635.57で終了した。日経平均は37000円台で取引を開始したが、売り一巡後は徐々に下げ幅を縮小し、切り返す展開となった。アドバンテストや東京エレクトロンなど値がさ半導体株が切り返したことなどが奏功。週末に投開票を迎える衆議院選挙への不透明感は引き続き残っているが、公示日(10月15日)の高値40257.34円から5%超調整したことなども意識されて、やや買戻しも入ったもよう。

トップニュース

ドル円152.20円台、牽制発言受け円買い 米債利回り低下でドル売りも きょうは失業保険申請件数

加藤財務相が「緊張感をさらに高めて相場を注視していきたい」と発言。青木官房副長官も「投機的な動きを含め高い緊張感を持って注視する」とコメントした。円安牽制発言を受け円が上昇、ドル円は一時152.22円付近まで下落している。ユーロ円やポンド円も下落。ただ、ドル円の上昇は円主導ではなくドル主導。米利下げ観測が後退しているほか、トランプ再選との見方が広がっているため米大統領選までドル買いは続く見通し。一部ではトランプでもハリスでもインフレ再加速でドル高との声が聞かれる。

要人発言

加藤財務相

「円安について、足もとでは一方的な動きがみられる」

「緊張感をさらに高めて注視していきたい」

「為替の動向や介入に関して具体的には言及しない」

「G20で為替の議論はなかった」

青木官房副長官

「為替の動向を高い緊張感を持って注視」

「為替相場は安定的に推移することが重要」

「為替介入に関してはコメントを控える」

東京メトロは朝高後下げ転換、上場2日目で上昇一服後は利益確定売りに押される

 $東京地下鉄 (9023.JP)$は朝高後に下げに転じた。同社は23日、東証プライム市場に新規上場し、公開価格1200円を430円(35.8%)上回る初値1630円を形成。その後、一時1768円まで水準を切り上げた。上場2日目となる24日の同社株は、朝方は買いが先行し、1780円まで上昇したが、その後は利益確定目的の売りが出て下げに沈んだ。もっとも下値では買い需要を集めており、1700円を上回る水準を維持。東証の個別銘柄の売買代金では上位にランクインしている。

注目銘柄

セブン&アイが朝安後切り返す、「30年度グループ売上高30兆円以上」目標を公表

 $セブン&アイ・ホールディングス (3382.JP)$ が朝安後に切り返した。同社は24日、「IRデー」として投資家向けの事業説明会を開催。この内容が伝わっている。同社がホームページ上に掲載した資料によると、グループの成長ビジョンとして、グローバルCVS事業を中心に成長を加速し、2030年度にグループの売上高を30兆円以上(23年度は11兆4717億5300万円)に伸ばす姿勢を明らかにした。

ソフトバンクGが冴えない、傘下の英アーム株急落が重荷

 $ソフトバンクグループ (9984.JP)$が冴えない。同社傘下で半導体設計大手の英 $アーム・ホールディングス (ARM.US)$株が前日の米国株式市場で大幅安となった。アームは米半導体大手の $クアルコム (QCOM.US)$に対し、技術ライセンスの取り消しを通告したと報じられている。アームにとってクアルコムは大きな顧客だが、両社の対立関係によりアームの業績が落ち込むリスクがあると受け止めた投資家の売りがアーム株に出たとみられている。同社の時価の下落がソフトバンクGの投資損益に悪影響をもたらすとの見方から、買い持ち高を圧縮する目的の売りが出たようだ。

東エレクやアドテストが堅調推移、好決算の米ラムリサーチ株が時間外取引で急伸◇

 $東京エレクトロン (8035.JP)$や $アドバンテスト (6857.JP)$、 $KOKUSAI ELECTRIC (6525.JP)$が堅調推移。米半導体製造装置メーカーの $ラム・リサーチ (LRCX.US)$が現地時間23日の通常取引終了後に発表した7~9月期の決算は、売上高が前年同期比19.7%増の41億6797万ドル、営業利益は同23.6%増の12億6419万ドル、1株利益は0.86ドル(前年同期は0.67ドル)となった。好決算との受け止めから同社株は時間外取引で急伸。日本の半導体関連株への買い戻しを誘う要因となったようだ。

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