前日を振り返って
前営業日となった11月4日の東京市場は、米中間選挙開票速報による民主党過半数獲得確実の報や政治的不透明感、AI関連株への売り浴びせが重なり、前場から後場13時台半ばにかけて日経平均が一時3,000円超安の60,030円まで大暴落する歴史的乱高下となった。しかし、6万円大台割り回避が濃厚となると後場後半にかけて強力な急速買戻しが発生。終値は前日比893.23円安(▲1.42%)の62,188.63円まで半値以上を急速に押し戻して取引を終えた。
NF日経レバ(1570)も、始値62,600円から13:30前に安値56,780円まで叩き落とされ想定下限(62,000円)を完全に割り込む大波乱となったが、そこから一気に切り返して61,000円台を奪還。大引けは前日比1,800円安(▲2.86%)の61,030円で着地した。6,100円幅におよぶ歴史的な日中ボラティリティの中で理論値乖離が「300円〜3,400円」へ拡大した足取りと、60,000円台で確認された強力な岩盤支持力を、本日11月5日(木)の自律反発相場へ活かさねばならない。
寄り前情報

本日の寄り前にて、昨夜の米国市場における中間選挙結果消化を受けた主要3指数揃っての大幅高(NYダウ+3.04%)、中東懸念緩和に伴うWTI原油先物約8%急落(88ドル台)、米長期金利の4.89%への低下、シカゴ日経平均先物の63,080円(+630円)への大幅ギャップアップ上昇、1ドル=158円40銭台の好調な円安維持、およびAI規制警戒感による米半導体株(SOX指数▲3%)安の売り買い交錯という材料が届いている。添付画像「image_25.png」の各データおよび最新動向は以下の通りである。
- 米国市場(image_25.pngより):主要3指数が揃って大幅反発。NYダウが53,360.60(+1,573.88ドル、+3.04%)、ナスダック総合が25,837.92(+465.91ポイント、+1.83%)、S&P500指数が7,704.10(+135.18ポイント、+1.78%)と急伸した。米中間選での民主党勝利によりイラン情勢での強硬策がとりにくくなるとの受け止めから原油価格が急落し、インフレ圧力後退に伴い金利が低下したことが株価へ強力な追い風となった。VIX指数は16.75(▲19.58%)へ急低下した。
- 先物・為替(image_25.pngより):日経225先物(期近)は63,080円(+630円、+1.01%)と前日現物終値(62,188.63円)から900円近く切り上げて帰着。TOPIX先物も4,002.0(+91.5、+2.34%)と4,000ポイント大台を回復して急伸推移。為替(Bid)は1ドル=158.483円前後と158円40銭台の強い円安・ドル高水準を維持。日経平均VI指数は24.98(▲30.07%)へ急低下した。
- 注目イベント・材料:米主要株高や原油急落を受けて前日暴落からの自律反発が先行する展開が見込まれる。ただし、米SOX指数が3%安と下落しており民主党勝利に伴うAI規制懸念から国内半導体関連株の上値は抑制されやすい。本日はトヨタ自動車(7203)、任天堂(7974)、ソニーグループ(6758)などの主力企業決算発表や日銀金融政策決定会合議事要旨の公表が予定されている。
ロイター予測によると、きょうの東京株式市場で日経平均株価は、反発が予想されている。前日の米株式市場では中間選挙の結果を消化しながら主要3指数がそろって上昇したことを好感する買いが優勢になるとみられる。中東情勢の緊張緩和への思惑から原油価格が急落し、投資家心理の支えになると見込まれている。一方、米半導体株は下落しており、人工知能(AI)規制への警戒感はくすぶっている。予想レンジは6万2200円─6万3000円と設定されている。
本日の戦略
米3指数の大幅高と原油急落・米金利低下によるインフレ圧力後退、シカゴ先物63,080円への大幅ギャップアップ追随、158円40銭台の強力な円安下支え、米SOX指数3%安によるAI半導体株の上値の重さ、および前日に「300円〜3,400円」へプラス拡大した理論値乖離(先回り買いプレミアム)を踏まえ、本日のメインテーマを設定する。
「米主要株高・原油急落と先物63,080円反攻追随、AI規制警戒とトヨタ等決算見極め、158円台円安と61,000円支持帯を背にした61,000円〜62,000円支持確認押し目順張り回転戦略」
相場へ臨むにあたり、前日に記録された客観的テクニカルスタッツを強調して分析の軸とする。
- 前日の乖離値:300円 ~ 3,400円(大荒れの崩落と後場の猛烈な買戻しにより理論値乖離が大幅にプラス拡大)
- 前日の値幅(日中ボラティリティ):6,100円(安値56,780円から高値62,860円への6,080円幅におよぶ歴史的な超弩級ボラティリティレンジ)
本日は米株高と先物高を受けて窓を開けた買い先行(ギャップアップ)でのスタートが濃厚であるが、半導体株の上値抑制や大型決算発表前の手控えから一本調子の上昇は込みづらい。朝方のファースト下押しをサポート帯へ引き付け、反発局面を丁寧に拾う順張り回転売買が極めて有効となる。
想定レンジ(NF日経レバ1570)
61,000円 ~ 63,500円
本日の具体策
- 日経225先物が63,080円で帰着しているため、NF日経レバ(1570)も前日終値(61,030円)から窓を開けたギャップアップ(62,500円〜63,000円前後)でスタートすることが予想される。寄り付き直後の買い飛びつきは避け、ファーストタッチは静観を徹底する。
- 日経平均予想下限(62,200円方向)および寄り後のファースト下押しに対応する、NF日経レバの「61,000円〜62,000円付近」(前日大引け水準および自律反発の押し目転換支持帯)まで引き付けられる下押し場面をじっくり待つ。
- 5分足チャートでWボトム形成や明確な下げ止まり(買戻し出来高の急増)が確認できた段階で、自信を持ってロング(打診買い)を仕込む。
- 日経平均予想上限(63,000円突破方向)への戻り高値形成に伴い、NF日経レバが63,000円〜63,500円手前まで駆け上がる場面では、米

