前日を振り返って:地政学リスク後退で2000円超の大暴騰!SQ需給と極大マイナス乖離の衝撃
前営業日である6月12日の相場は、事前のリスクオン想定を遥かに凌駕する爆発的な買い戻しが巻き起こり、想定レンジ上限すら大きく突き抜ける大爆騰の1日となった。
日経225は寄り付きから900円を超える上昇で始まると、半導体株を中心にAI関連へ怒涛の資金還流が発生し、一時は上げ幅を2,800円超に拡大。高値67,065円をつける場面があり、終値も1,802円高の66,020円と大幅続伸で引けた。NF日経レバ(1570)も、始値71,830円といきなり想定レンジ上限を上抜けてスタートすると、直後にショートスクイーズが加速し、またたく間に高値73,130円まで駆け上がった。その後10時半にかけて安値70,550円までマド埋めの調整を挟んだものの、大崩れすることなく踏みとどまり、終値は前日比+3,880円の71,130円と、驚異的な大陽線を残して取引を終えた。
今週の戦略を構築する上で、本日記録されたデータは極めて強烈なメッセージを放っている。
驚くべきことに、本日の乖離値(-6,100〜-5,600円)は前日の縮小傾向から再び大逆転し、歴史的な超極大マイナス圏へと再度急拡大した。現物市場が1,800円超も急騰したのに対し、レバレッジETF側にはさらなる将来的な現物上昇を見込んだ空売り、あるいは既存ショートの強烈な捕まりが観測され、需給の歪みは限界突破の領域に達している。
また、本日の値幅(2,600円)と引き続き高いボラティリティを維持している。依然として上下のエネルギーは凄まじく、週明けも寄り付きからロケットスタート、あるいは急激な揺さぶりが生じる可能性を大いに警戒せねばならない。
寄り前情報:戦闘終結合意でリスクオン全開!史上最高値を射程に捉える

本日の相場環境は、週末に飛び込んできた特大のポジティブニュースを受け、まさに「青天井」を意識させる強烈なリスクオンムードに包まれている。
添付の「image_19.png」が示す週末の海外市場データを見ると、緊迫していた地政学リスクが一気に解消へと向かっていることがわかる。米国とイランが戦闘終結の覚書で合意したとの報道を受け、米国株式市場は続伸。NYダウが51,202.26(+353.51 / +0.70%)、NASDAQが25,888.84(+79.18 / +0.30%)、S&P500が7,431.46(+37.16 / +0.50%)と主要3指数が揃って上昇した。VIX指数(恐怖指数)は17.68(-9.05%)へと大きく低下し、市場に安心感が広がっている。為替も1ドル=160.203円と再び160円台に乗せ、輸出関連企業への追い風となっている。
この世界的なリスクオンの波を受け、日経225先物(期近)は67,440円(+1,320円 / +2.00%)と大幅な上昇を示している。ロイターの予測でも、本日の東京株式市場で日経平均株価は「大幅続伸」が見込まれており、6月3日につけた史上最高値(68,786円49銭)をうかがう展開になると想定されている。日経平均の予想レンジは67,000円─68,900円と、まさに未知の領域へ踏み込む非常に強気な水準に設定された。
本日の戦略:極大マイナス乖離を燃料に踏み上げを狙う「強気の押し目買い」
日経先物の1,300円超の急騰、戦闘終結という特大の好材料、そして限界突破レベルの極大マイナス乖離を総合的に判断し、本日のNF日経レバ(1570)の想定レンジは、一段上のステージへと大きく引き上げて以下のように設定する。
想定レンジ:73,500円 〜 77,500円
基本戦略:「極大化したマイナス乖離を燃料とする踏み上げ継続を意識し、押し目買い主体の強気シフト」
本日は、戦闘終結合意による強烈な買い戻しと海外マネーの流入をメインシナリオとし、前週末に蓄積された超一級品の「踏み上げ燃料(マイナス乖離)」が炸裂する瞬間を捉える強気の順張り戦略を基本方針とする。
- 73,500円〜74,500円の下値圏(ギャップアップ後の押し目拾い):
寄り付きは先物にサヤ寄せし、前日終値(71,130円)から大きくマドを空けてのスタートが確実視される。序盤の買い一巡後、利益確定売りでマドを埋めるような下押し(押し目)があれば、そこは絶好のエントリーポイントとなる。「-6,100〜-5,600円」という異常なマイナス乖離が下値を強固に支えており、売り方はわずかな下落でも買い戻し(ショートカバー)を迫られるため、下値は極めて限定的と見る。 - 76,000円〜77,500円の上値圏(史上最高値更新を見据えた利益確定):
日経平均が史上最高値(68,786円)に接近、あるいは突破する局面では、相場全体が一種のお祭り騒ぎ(オーバーシュート)となる可能性が高い。空売り勢が完全に焼き尽くされるショートスクイーズが発生すれば、NF日経レバも77,000円台へ急騰するシナリオが現実味を帯びる。しかし、ボラティリティが依然として高い(前日値幅2,600円)ことを忘れず、想定レンジ上限付近に達した段階では、熱狂に飲まれずに冷静な利益確定を徹底したい。
閉めの言葉
上がると思えば下がり、下がると思えば一気に戻る。先週我々をこれでもかと振り回した激しい相場から一転、今週は「戦闘終結」という希望の光とともに、史上最高値更新という歴史的瞬間に立ち会えるかもしれない、胸高鳴る月曜日の朝を迎えている。
先週末の大暴騰に乗り遅れ、指をくわえて見ていた投資家にとっては、今日の寄り付きの高さに尻込みしてしまうかもしれない。しかし、相場には時に「理屈抜きで強いトレンド」が存在する。あの異常なまでに膨れ上がったマイナス乖離は、これから起こる巨大な踏み上げ相場の前兆かもしれないのだ。
焦る必要はない。狂喜乱舞する市場のムードを冷静に俯瞰し、自らの資金管理ルールを絶対の防具としよう。歴史的な大相場になる予感をはらんだ今日という1日、気まぐれに、そして力強く吠える相場の声に、ブレない心で静かに耳を傾けていこう。新たな1週間の幕開け、今週も全力で相場と向き合っていこう!

