1. 本日の戦略のまとめ
米7月CPIの無難通過と米SOX指数2.5%高、シカゴ先物の特大買戻しを受け、本日は「米CPI無難通過と先物1,000円超高に伴う特買い追随、74,000円大台手前での節目即座利確回転戦略」を設定していた。NF日経レバ(1570)の想定レンジを73,000円~75,500円に定め、朝方のギャップアップ後の浅い押し目(73,000円〜73,500円付近)でロング(買い)を拾い、75,000円前後の目標節目で手堅く利益を確定させる立ち回り計画を立案していた。
2. 実際の値動き(日経225・NF日経レバ)

実際の市場は、米インフレ懸念の後退と米コアウィーブ等の好決算を背景に、朝方からアドバンテスト(6857)などAI・半導体株に特買いが殺到。一時1,200円を超える急騰を演じ、ほぼ事前に想定したレンジ内で高値揉み合いをこなす展開となった。日経225およびNF日経レバ(1570)の実際の4本値は以下の通りである。
| 銘柄 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日経225 | 68,033円 | 68,799円 | 68,006円 | 68,308円 | +784円 |
| NF日経レバ(1570) | 74,150円 | 75,170円 | 73,830円 | 74,190円 | +1,540円 |
日経225は寄り付きから500円超の大幅高で始まると、半導体株の強力な牽引により早々に68,700円台(高値68,799円)まで上げ幅を1,200円超へ拡大させた。終盤にかけてAI銘柄の伸び悩みから利確売りに押されたものの、大引けは前日比784円高(+1.16%)の68,308円と大幅3日続伸を達成した。
NF日経レバ(1570)も、始値74,150円と強烈な大ギャップアップでスタート。朝方に安値73,830円をつけた直後、一気に75,170円(高値)まで跳ね上がり、節目の75,000円大台を一時突破した。その後はレンジ内での揉み合いを経て、終値は前日比1,540円高(+2.12%)の74,190円で着地した。
3. 本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅
次回トレードに向けた客観的判断材料として、本日記録された客観的スタッツを強調して分析する。
- 本日の乖離値:-6,400円 ~ -4,500円(極限マイナス幅の歴史的大幅再拡大)
- 本日の値幅:1,300円(大ギャップアップ後のレンジ揉み合い)
理論値との乖離は、前日の「-5,100円〜-4,000円」から本日の指数大幅続伸を受け、「-6,400円〜-4,500円」へと過去最大級のマイナス領域へ拡大した。現物買いの強烈な踏み上げ(ショートスクイーズ)が先物価格を圧倒的に引き離す異常なまでの「買い相場」が続いており、相場の下値が極めて頑丈であることを強烈に立証している。
一方、日中値幅は安値73,830円から高値75,170円まで1,300円を記録した。大ギャップアップ後の1,300円幅の落ち着いたレンジ形成は、高値圏での利益確定売りを完全に消化しながら整調していることを示しており、明日以降のさらなるブレイクアウトに向けたエネルギー充填期間と捉えることができる。
4. 反省
本日の売買結果は、「ロイター予測(67,000円─68,700円)や自らの想定レンジ(73,000円~75,500円)のレンジ内で極めて精密に値動きが収まり、完璧なシナリオ通りに高値圏での回転売買を完結できた非常に満足度の高い一日」となった。
朝一番の大ギャップアップに対し、焦って高値に飛びつかず、安値(73,830円)まで引き付けてからの買い仕込み、ならびに目標としていた75,000円突破局面(高値75,170円)での即座利確が寸分の狂いもなく機能した。市場がどれほど過熱しても感情を排し、事前設定したテクニカルラインに冷徹に従うことの重要性を改めて実証できた。
5. 東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)とテクニカル分析
本日東京市場で繰り広げられた大幅3日続伸とAI株旋風の構造を、MOOMOO証券のサマリーから検証する。
【市場概況】
13日の日経平均は大幅に3日続伸。終値は784円高の68308円。12日の米国では、市場予想並みの7月消費者物価指数を受けて、早期の利上げ観測が後退。エヌビディアなどハイテク株に強い動きが見られた。これを受けて500円超上昇して始まると、序盤はAI関連がけん引役となって上を試す展開。上げ幅を1200円超に広げて68700円台まで水準を切り上げた。早い時間に高値をつけた後は、萎んでは盛り返すといった動きを繰り返した。終盤にかけてはAI関連が伸び悩んできたことから上げ幅を縮めたものの、700円を超える上昇で取引を終了。
東証プライムの売買代金は概算で10兆0200億円。業種別では銀行、ガラス・土石、電気機器などが上昇した一方、ゴム製品、鉄鋼、その他製品などが下落した。
東証プライム売買代金は10兆200億円と10兆円の大台を再び回復。売り優勢1.81兆円に対し、買い優勢1.92兆円と買い方が圧倒。米コアウィーブ好決算やシスコシステムズ好決算を背景に、アドバンテスト(6857)1銘柄で日経平均を約450円押し上げるなど、ハード系テック株の爆発力が相場を支配した。
「image_28.png」から読み解くテクニカル解説
添付のチャート画像(image_28.png)を詳細に精査すると、大爆騰後の高値固めを示唆する強いテクニカル形状が表れている。
- ボリンジャーバンド:朝方の急跳躍でボリンジャーUPPER3(75,254円)やUPPER2(74,742円)に迫る75,170円まで叩き上げられた後、UPPER1(73,973円)および中心線(MID:74,486円)の直近となる74,190円で着地した。バンド自体が強烈に上方拡大(エクスパンション)しており、テクニカル的な強気トレンドが継続していることを証明している。
- RSI(相対力指数):前場の大急騰に伴い過熱圏へ達した後、後場のレンジ揉み合いを経てオシレーターの過熱感を適度に冷ます理想的な高値日柄調整を見せた。
- MACD:DIF(-142.700)とDEA(-102.164)のマイナス幅が本日の大幅高を受けて着実に収縮。日中の揉み合いを消化したことで、明日の寄り付きでは力強い強気方向への転換サインが形成されつつある。
6. 本日の注目銘柄・セクター動向
米テック株好決算と銘柄入れ替え材料が相場を大きく動かした本日の注目株を整理する。
- TOPPANホールディングス(7911)[構成銘柄値上がり率トップ / +10.78%(終値5448.0円)]
好決算や事業ポートフォリオ評価を受け10.78%高の大爆騰。日経225構成銘柄の値上がり率第1位を獲得した。 - アドバンテスト(6857)・キオクシアHD(285A)・イビデン(4062)[AI・半導体株急伸 / 米コアウィーブ・シスコ好決算好感]
米AIインフラ企業やシスコの好決算を受けAI・半導体株が全面高。アドバンテストが一時5%超上昇し日経平均を約450円押し上げた。 - KOKUSAI ELECTRIC(6525)[大幅上昇 / MSCI構成銘柄新規採用]
MSCI定期見直しで新規採用が決まり買いが殺到。指数連動ファンドの資金流入期待から大幅高を演じた。 - WOLVES HAND(194A)[後場急騰 / 今期営業益39%増・初配実施]
12時30分に今期営業益39.3%増予想と初配(26円)を発表。動物病院ネットワークの拡大と株主還元策が強く好感され後場急騰した。 - 西武ホールディングス(9024)[大幅安 / MSCI銘柄除外]
MSCI定期見直しでの除外決定に伴う機械的な売り圧力が嫌気され、大幅下落を余儀なくされた。 - 花王(4452)[構成銘柄値下がり率トップ / ▲3.58%(終値3557.0円)]
決算内容に対する見極めやディフェンシブ株からの資金シフトにより、3.58%安で構成銘柄の値下がり率第1位に沈んだ。
7. 次回(翌営業日)の投資戦略
74,000円台での高値固め、極限領域へ急拡大したマイナス乖離(-6,400円〜-4,500円)、および売買代金10兆円越えの熱量を踏まえ、明日(8月14日)の戦略を立案する。
「74,000円台固めと極限マイナス乖離を踏まえた強気継続、ボリンジャーMIDライン(74,000円近辺)支持の順張り押し目買い回転戦略」
相場は本日一時75,000円大台を突破し、NF日経レバは74,000円台を完全に固める圧倒的な上昇トレンドを維持している。理論値とのマイナス乖離(-6,400円〜-4,500円)は極限に達しており、ショートスクイーズ(踏み上げ)のエネルギーは未だ失われていない。
- 翌営業日の想定レンジ(NF日経レバ1570):73,500円 ~ 76,000円
- 具体的な立ち回り:明日は本日下値を固めたボリンジャーMIDライン付近(73,500円〜74,000円近辺)を固いサポートゾーンと想定する。朝方の押し目局面において、5分足チャートでの下げ止まりサインを確認できた段階で、自信を持ってロング(買い)をエントリーする。狙うは本日高値(75,170円)の奪還から75,500円〜76,000円手前への上昇波であり、節目の75,500円超えで素早く利益を確定させる俊敏なトレードを徹底する。
8. おわりに
本日の相場は、朝方から特買いで始まり、一時784円高・NF日経レバは75,000円の大台を突破するという、息をのむような圧倒的な上昇パワーを見せる一日となった。
米CPI通過後の安心感とアドバンテストなどの半導体株が力強く牽引し、前日の勢いそのままに節目を次々と塗り替えていく圧巻のチャートを見つめた時、日本株の上昇マグマの凄まじさを改めて実感した読者の方も非常に多かったのではないだろうか。
「-6,400円〜-4,500円」という過去最大級のマイナス乖離は、相場を押し上げる踏み上げエネルギーが未だ満ち溢れていることの動かぬ証拠である。高値圏の揉み合いに過度な恐怖を感じることなく、明日は75,000円・76,000円という未体験の高みを見据え、確固たるリスク管理のもとで勝利の果実を掴み取りに行こう!本日も本当にお疲れ様でした!明日も共に勝ちに行こう!

