前日を振り返って
前営業日となった8月26日の東京市場は、朝方にAI関連株への売り先行から一時400円超安(65,310円)まで突っ込む重いスタートとなった。しかし、10時以降にソフトバンクグループ(9984)やアドバンテスト(6857)に力強い買戻しが入ると急反攻へ転じ、前場終盤にプラス圏へ浮上。後場には一時500円超高となる66,420円まで上値を伸ばし、大引けも前日比405円高の66,262円と強烈な続伸を見せた。
NF日経レバ(1570)も始値68,250円から安値67,710円まで下掘りしたものの、10時からの怒涛のV字反撃で後場早々に高値69,880円まで急跳躍。終値は前日比820円高(+1.19%)の69,640円で着地した。想定していた上限(69,800円〜70,200円領域)へぴったり到達し、2,170円幅の特大リバウンドを演じた力強い足取りを、本日のエヌビディア通過相場へ活かさねばならない。
寄り前情報

注目された米エヌビディアの第3・四半期見通しが市場予想を上回り、同社株が時間外取引で一時4%超急伸したことや、国内159円20銭台の強力な円安推移という特大の好材料が届いている。添付画像「image_27.png」の各データおよび最新動向は以下の通りである。
- 米国市場:主要3指数が小幅続落。NYダウが53,463.88(▲113.52ドル、▲0.21%)、ナスダック総合が26,130.19(▲21.10ポイント、▲0.08%)、S&P500指数が7,675.70(▲1.58ポイント、▲0.02%)で終了した。7月個人消費支出(PCE)価格指数が前年比3.7%上昇しインフレ圧力が残るものの、取引終了後に発表された米エヌビディア決算(2028年度売上高約70%増見通し)を受けて時間外取引で株価が急伸した。VIX指数は15.21(▲1.55%)へ低下。
- 先物・為替(image_27.pngより):日経225先物(期近)は66,120円(▲290円、▲0.44%)と現物大引け水準近辺で帰着。TOPIX先物は4,107.5(▲13.0、▲0.32%)と小動き。一方、為替(Bid)は1ドル=159.289円前後と、159円台20銭台の強力な円安水準を盤石に維持している。
- 注目イベント・材料:本日は市場で「エヌビディアデー」と称され、好決算通過を受けた半導体関連株主導の力強い上昇が期待される。加えてキオクシアHD(285A)が岩手県に1兆円規模の製造棟建設との報道も追い風。一方、29日まで開催されるジャクソンホール会議を前に、前場中盤以降の上値では利益確定売りや様子見ムードも交錯しそうだ。
ロイター予測によると、きょうの東京株式市場で日経平均株価は堅調な展開が想定されている。引け後に発表された米エヌビディアの業績見通しが市場予想を上回ったことから、日本株は半導体関連株がリードする形で上昇する可能性が高い。一方、インフレ懸念やジャクソンホール会議を前に、買い一巡後の後半は伸び悩みも想定される。日経平均の予想レンジは6万6,200円─6万7,700円と設定されている。
本日の戦略
米エヌビディア好決算通過と時間外急伸、159円20銭台の強烈な円安推移、ジャクソンホール会議前の買い一巡後伸び悩み懸念、および前日に記録された「-2,800円〜-1,800円」の適正な理論値マイナス乖離を踏まえ、本日のメインテーマを設定する。
「エヌビディア好決算による半導体株主導の買い先行追随、159円台円安とボリンジャーMIDを背にした69,500円〜69,800円支持線での順張り押し目回転戦略」
相場へ臨むにあたり、前日に記録された客観的テクニカルスタッツを強調して分析の軸とする。
- 前日の乖離値:-2,800円 ~ -1,800円(安値拾い買いに伴う極めて健全なマイナス領域推移)
- 前日の値幅(日中ボラティリティ):2,170円(安値67,710円からの2,170円幅V字買い上げ)
理論値とのマイナス乖離が「-2,800円〜-1,800円」と過熱感のない完璧な適正領域に維持されていることは、エヌビディア好決算のロケットスタートに対し、価格の歪みに邪魔されることなく素直に上値追いができる最高の状態であることを示している。159円20銭台の円安と前日完成した2,170円幅のV字底打ち形状は、買い一巡後の下値を強固に防衛する。高寄り後のファースト押し目を引き付け、力強く上値を試す立ち回りが求められる。
想定レンジ(NF日経レバ1570)
69,500円 ~ 72,500円
本日の具体策
- 米エヌビディアの時間外急伸と半導体株買いを受け、NF日経レバ(1570)も前日終値(69,640円)から窓を開け、70,000円〜70,500円前後のギャップアップでスタートすることが予想される。朝一番の跳躍直後の安易な追随買いは厳禁とし、ファーストタッチは慎重に静観する。
- 日経平均予想下限(66,200円方向)に対応する、NF日経レバの「69,500円〜69,800円付近」(前日終値近辺およびボリンジャーMIDライン直上の強固な支持ゾーン)まで引き付けられる場面をじっくり待つ。
- 5分足チャートでWボトム形成や明確な下げ止まり(出来高を伴う買戻し)が確認できた段階で、自信を持ってロング(押し目買い)を仕込む。
- 日経平均予想上限(67,700円方向)へのサージに伴い、NF日経レバが72,000円〜72,500円手前まで駆け上がる局面では、ジャクソンホール会議前の伸び悩みを警戒して過度な欲をかかず、目標到達で素早く利益を確定させてポジションをたたむ機動的回転売買を徹底する。
闭めの言葉
世界中の市場参加者が固唾をのんで待ち望んでいた「エヌビディアデー」を迎え、本日の東京市場は好決算を祝砲とした半導体株主導のダイナミックな上昇波が期待される重要な一日となりそうだ。
前日に2,170円幅の特大V字切り返しで完成させた下値の強固さと、159円20銭台にしっかりと定着した円安は、日本株が次の高みへと躍進するための最高のエンジンである。買い一巡後の伸び悩みや一時的な押しに動揺することなく、冷徹にサポートラインを引き付けて確実な勝利の果実を掴み取りに行こう。本日も ironclad(鉄壁)のリスク管理のもと、共に大きな成果をあげていこう!

