前日を振り返って
前営業日となった8月25日の東京市場は、朝方にエヌビディア決算警戒やナスダック安を嫌気した売りに押され、日経平均が一時64,609円(▲1,200円超安)まで垂直急降下する波乱のスタートとなった。しかし、安値をつけて売りが一巡すると、159円台の強力な円安や国内好決算銘柄への意欲的な買いが下値を強固に支え、後場にかけて見事なV字反撃を達成。大引けも前日比328円高の65,856円と、3日ぶりの大幅反発を記録した。
NF日経レバ(1570)も、始値67,200円から朝方に安値66,100円まで突っ込む場面を見せたものの、そこから買い方の怒涛の押し目買いが入ってV字上昇へ突入。前場中盤に想定上限(68,800円)へ達した後は高値圏をしっかりキープし、引け際の一段高で本日の最高値となる68,820円(終値・前日比+720円、+1.06%)の「高値引け」で力強く大引けた。安値66,100円からの2,700円幅V字切り返しというダイナミックな買い戻しパワーの軌跡を、本日の立ち回りへ活かさねばならない。
寄り前情報

あす早朝に迫る米エヌビディア決算発表を目前に控え、米国市場での主要3指数反発と米SOX指数の上昇、国内159円台20銭台の強固な円安推移という良好な買い環境が届いている。添付画像「image_25.png」の各データおよび最新動向は以下の通りである。
- 米国市場:主要3指数が揃って上昇。NYダウが53,577.40(+160.24ドル、+0.30%)、ナスダック総合が26,151.30(+171.10ポイント、+0.65%)、S&P500指数が7,677.28(+24.42ポイント、+0.31%)で終了した。WTI原油先物が80ドル台へ低下し米長期金利が4.62%付近へ低下したことが株式市場の追い風となった。特に米フィラデルフィア半導体株(SOX)指数が1.4%高と伸長し、国内ハイテク関連株の強い下支えとなる。VIX指数は15.45(▲2.52%)へ低下。
- 先物・為替(image_25.pngより):日経225先物(期近)は65,970円(+30円、+0.05%)と66,000円台復帰を目前にした手堅い水準で帰着。TOPIX先物も4,100.5(+10.0、+0.24%)へ伸長した。為替(Bid)は1ドル=159.224円前後と、159円台20銭台の強力な円安水準を堅持している。
- 注目イベント・材料:日本時間のあす早朝に米エヌビディアの5〜7月期決算発表が控えているため、本日は手堅い動きが見込まれる一方で積極的な上値追いには慎重さが残る。日経平均66,300円付近を通る75日移動平均線が主要抵抗線として意識される局面である。
ロイター予測によると、きょうの東京株式市場で日経平均株価は底堅い値動きが想定されている。米国市場で原油価格や金利が低下し、主要3指数やSOX指数が上昇した流れを引き継ぐとみられる。一方、エヌビディアの決算発表をあす早朝に控えており、75日移動平均線(66,300円付近)手前では利益確定売りも交錯するとみられている。日経平均の予想レンジは6万5,600円─6万6,300円と設定されている。
本日の戦略
米SOX指数1.4%高と米金利低下、あす早朝のエヌビディア決算前の利益確定売り警戒、159円20銭台の強烈な円安推移、および前日に記録された「-2,900円〜-1,500円」へと適正化された理論値マイナス乖離を踏まえ、本日のメインテーマを設定する。
「エヌビディア決算直前の75日線抵抗攻防を見越し、159円台円安とMACD買いシグナルを背にした68,300円〜68,600円支持線での押し目順張り回転戦略」
相場へ臨むにあたり、前日に記録された客観的テクニカルスタッツを強調して分析の軸とする。
- 前日の乖離値:-2,900円 ~ -1,500円(安値拾い買いに伴うマイナス幅の健全な正常化)
- 前日の値幅(日中ボラティリティ):2,700円(安値66,100円からの2,700円幅V字高値引け)
理論値とのマイナス乖離が「-2,900円〜-1,500円」の適正領域へ整えられたことは、不自然な過熱感や買い遅れの歪みが排除され、素直なテクニカル追随が機能しやすい環境であることを証明している。前日に2,700円幅のV字反攻を演じて点灯したMACDのゴールデンクロスと、159円20銭台の円安は下値を強固に防衛する。決算発表前の揉み合い押し目を引き付け、手堅く利益を抜く立ち回りが求められる。
想定レンジ(NF日経レバ1570)
68,300円 ~ 70,200円
本日の具体策
- 日経225先物が65,970円前後で推移しサヤ寄せが期待されるため、NF日経レバ(1570)も前日終値(68,820円)近辺での小締まった寄り付きが予想される。朝一番の直近高値利確売りや方向感模索には静観を徹底する。
- 日経平均予想下限(65,600円方向)に対応する、NF日経レバの「68,300円〜68,600円付近」(前日ボリンジャーMIDラインおよびUPPER1近辺の強固な支持ゾーン)まで引き付けられる場面をじっくり待つ。
- 5分足チャートでWボトム形成や明確な下げ止まり(出来高を伴う買戻し)が確認できた段階で、迷わずロング(押し目買い)を仕込む。
- 日経平均予想上限(66,300円=75日移動平均線抵抗帯)への上昇に伴い、NF日経レバが69,800円〜70,200円手前まで駆け上がる局面では過度な欲をかかず、節目で素早く利益を確定させてポジションをたたむ機動的回転売買を徹底する。
閉めの言葉
あす早朝の米エヌビディア決算という世界が注目する超大型材料を前に、本日の東京市場は75日移動平均線(66,300円付近)を意識した慎重な攻防が繰り広げられそうだ。
しかし、前日に安値から2,700円幅も駆け上がって完成させた強烈なV字底打ちと、159円20銭台へ一段と進んだ円安は、日本株の反撃エネルギーが本物であることを強力に物語っている。決算直前の手控えムードに惑わされることなく、冷徹にサポートラインを引き付けて確実な勝利を掴み取りに行こう。本日も ironclad(鉄壁)のリスク管理のもと、共に果敢に立ち向かっていこう!

