前日を振り返って
前営業日となった9月24日の東京市場は、連休中の米ナスダック最高値更新やAI関連株高を背景に、寄り付きから400円超の上昇でスタートした。日経平均は一時1,200円超高の66,249円まで急伸したものの、買いが一巡するとメガバンクなどの金融株安や米長期金利5.1%突破に伴う警戒感が重石となり失速。大引けにかけてジリジリと下げ幅を縮小し、終値は前日比495.04円高(+0.76%)の65,513.99円と、朝方の貯金を大きく吐き出す寄り天井の展開となった。
NF日経レバ(1570)も、始値68,380円から高値69,220円まで上値を伸ばしたのち、右肩下がりの下落推移へ突入。安値67,780円まで押し戻され、大引けは67,970円(前日比1,110円高、+1.66%)で着地した。寄り天井の調整によって拡大した理論値マイナス乖離(▲3,000円〜▲2,300円)と1,500円幅(実質1,440円幅)のボラティリティ調整を経て生じた割安シグナルを、本日の立ち回りへ活かさねばならない。
寄り前情報

本日の寄り前にて、米主要3指数の小動き・まちまち(NYダウ▲0.31%、ナスダック+0.02%)、1ドル=158円80銭台への一段の円安加速、日経225先物の65,670円(+210円)への上放れ、中間期末に向けた配当権利取り動きの一方で、米金利高・原油高懸念や週末事情による手仕舞い交錯という材料が届いている。添付画像「image_25.png」の各データおよび最新動向は以下の通りである。
- 米国市場:主要3指数は手掛かり材料難の中で高低まちまち。NYダウが51,349.89(▲161.70ドル、▲0.31%)、ナスダック総合が26,942.54(+6.51ポイント、+0.02%)、S&P500が7,704.84(▲1.19ポイント、▲0.01%)で終了した。米長期金利の高止まりや中東情勢を受けた原油価格上昇が重石となった一方、米SOX指数は小幅安にとどまった。VIX指数は15.56(+2.50%)で推移。
- 先物・為替(image_25.pngより):日経225先物(期近)は65,670円(+210円、+0.32%)としっかりで帰着。TOPIX先物も4,080.5(+19.5、+0.48%)とプラス圏を維持。為替(Bid)は1ドル=158.891円前後と、米金利上昇を受けて159円大台に迫る大幅な円安・ドル高が進行している。日経平均VI指数は28.11(+16.01%)へ上昇した。
- 注目イベント・材料:158円80銭台の円安と中間期末に向けた配当権利取りや株式分割銘柄の物色は株式市場の強力なサポート要因。一方で、中東情勢不透明感による原油高、日米の金利上昇警戒、週末の手仕舞い売りが上値を抑え、全体としては見送り商状の小動きが予想される。今夜は米ミシガン大消費者信頼感指数(確報値)が発表予定。
ロイター予測によると、きょうの東京株式市場で日経平均株価はもみ合いが想定されている。引き続き金利上昇に対する不安や原油価格上昇懸念が上値を圧迫する一方、需給面では期末を前に配当権利取りの動きが見込めるなど、上下いずれにも振れにくい状況になるという。前日の米国株式市場がまちまちで手掛かり難となる中、週末事情も手伝い模様眺めとなる可能性もあり、小動きに終始しそうだ。森裕恭氏は「金利上昇懸念が株価を圧迫する中、配当狙いや株式分割銘柄への個別物色が中心。全体的には週末事情もあり模様眺めムードになりそうだ」と分析する。日経平均の予想レンジは6万5,200円─6万6,000円と設定されている。
本日の戦略
1ドル=158円80銭台への円安加速と先物65,670円(+210円)買い先行、中間期末配当権利取り需給の下支え、金利高・原油高警戒と週末手仕舞いムード、および前日に「▲3,000円〜▲2,300円」と異例の割安領域へ大幅拡大した理論値マイナス乖離を踏まえ、本日のメインテーマを設定する。
「158円台後半円安と期末配当取り需給による下値支持追随、週末模様眺めを考慮した67,500円〜67,800円支持帯での押し目順張り回転戦略」
相場へ臨むにあたり、前日に記録された客観的テクニカルスタッツを強調して分析の軸とする。
- 前日の乖離値:-3,000円 ~ -2,300円(寄り天井急失速に伴う理論値マイナス幅の異例の超拡大と割安感醸成)
- 前日の値幅(日中ボラティリティ):1,500円(高値69,220円から安値67,780円への1,440円幅におよぶ寄り天井調整)
理論値とのマイナス乖離が大幅に広がっていることは、下値での実質的な買い買いパワー(自律反発余地)が強力に蓄積されていることを示している。日経先物が65,670円で着地し、円安が158.8円台まで進んでいることから底堅いスタートが予想されるが、週末事情に伴う小動きを見越し、サポート帯へのファースト下押しを冷静に引き付ける立ち回りが求められる。
想定レンジ(NF日経レバ1570)
67,500円 ~ 69,200円
本日の具体策
- 日経225先物が65,670円(+210円)で帰着しているため、NF日経レバ(1570)も前日終値(67,970円)近辺から68,200円〜68,500円前後の小幅買い先行でスタートすることが予想される。寄り付き直後の飛びつき買いは避け、ファーストタッチは静観を徹底する。
- 日経平均予想下限(65,200円方向)に対応する、NF日経レバの「67,500円〜67,800円付近」(前日安値およびボリンジャーLOWER1帯の鉄壁支持ゾーン)まで引き付けられる場面をじっくり待つ。
- 5分足チャートでWボトム形成や明確な下げ止まり(買戻し出来高の増加)が確認できた段階で、自信を持ってロング(押し目買い)を仕込む。
- 日経平均予想上限(66,000円方向)への戻り上昇に伴い、NF日経レバが68,800円〜69,200円手前まで駆け上がる局面では、週末の手仕舞い売りや見送りムードを考慮し、目標到達で素早く利益を確定させてポジションをたたむ機動的回転売買を徹底する。
閉めの言葉
1ドル=158円80銭台へ一段と進行した円安や、中間期末に向けた配当権利取りの需給支えを受け、本日の東京市場は下値の硬い底堅い展開となりそうだ。
しかし、米長期金利の高止まりや週末事情による見送りムードが広がることで、全体としては上下に振れにくい小動きに終始する可能性も高い。だからこそ、高値を追うことなく、前日に引きつけられた強固なサポートラインまで引き付けて自律反発の果実をスマートに掴み取りに行こう。本日も ironclad(鉄壁)のリスク管理のもと、共に勝利を収めよう!

