前日を振り返って
前営業日となった11月5日の東京市場は、前夜の米主要株高や原油急落を受けて買い先行でスタートし、寄り付き直後は日経平均が上げ幅を400円超に広げて62,653円まで急浮上した。しかし、米中間選挙での野党民主党躍進に伴うAI規制強化懸念が直撃し、エヌビディア等の急落をなぞるように国内AI・半導体関連株が全面安へ転落。10時台にマイナス圏へ沈むと後場は一段安となり、TOPIXがプラス圏を維持したにもかかわらず日経平均は一時1,400円超安の60,786円まで急降下した。終値は前日比1,110.73円安(▲1.79%)の61,077.90円と大幅に4日続落して大引けた。
NF日経レバ(1570)も、始値61,870円から09:30前に高値61,980円をつけたのち一本調子で暴落。15:00前に安値58,320円まで叩き落とされ、終値は前日比2,070円安(▲3.39%)の58,960円で着地した。3,600円幅の日中ボラティリティの中で理論値乖離が「700円〜2,400円」へ大幅プラス拡大した足取りと、60,000円大台を巡る攻防を、本日11月6日(金)の歴史的波乱相場へ活かさねばならない。
寄り前情報

本日の寄り前にて、昨夜の米国市場における主要3指数の大暴落(ナスダック▲5.52%と19ヶ月ぶりの暴落率)、SOX指数12%超安のパニック売り、シカゴ日経平均先物の57,400円(▲3,520円、▲5.78%)への大底割れギャップダウン、1ドル=157円65銭前後の円安水準維持、および米10月雇用統計発表を控えたリスク回避の全面売り材料が届いている。添付画像「image_25.png」の各データおよび最新動向は以下の通りである。
- 米国市場(image_25.pngより):主要3指数が揃って壊滅的な大暴落。NYダウが51,523.06(▲1,833.06ドル、▲3.44%)、ナスダック総合が24,314.99(▲1,421.51ポイント、▲5.52%)、S&P500指数が7,353.73(▲334.89ポイント、▲4.35%)で終了した。民主党躍進によるAIデータセンター建設ブレーキ懸念から、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が12%超暴落。データセンター関連のIRENやアプライド・デジタルが14%超急落し、コアウィーブが約10%下落するなどAIショックが吹き荒れた。VIX指数は28.18(+69.65%)へ急跳ねした。
- 先物・為替(image_25.pngより):日経225先物(期近)は57,400円(▲3,520円、▲5.78%)と前日現物終値(61,077.90円)から3,600円超下方へ垂直さや寄せして帰着。TOPIX先物も3,781.0(▲160.0、▲4.06%)へ下落。為替(Bid)は1ドル=157.658円前後と157円60銭台の堅調な円安水準をキープしている。日経平均VI指数は33.56(+34.35%)へ急上昇した。
- 注目イベント・材料:米SOX指数12%超安を受け、朝方はAI・半導体株を中心に日経平均が6万円大台を割り込む歴史的な全般売り先行スタートが見込まれる。一方、国内では三菱重工業(7011)、サンリオ(8136)、三菱自動車(7211)などの注目決算発表や米10月雇用統計を控えており、安値打診後の買い戻しスピード(どこまで水準を戻せるか)が焦点となる。
ロイター予測によると、きょうの東京株式市場で日経平均株価は、売り先行でスタートする見通し。前日の米ハイテク株安が重しとなり、引き続きAI(人工知能)・半導体関連株が軟調に推移する見通し。日経平均は節目の6万円を割り込むことが予想されている。前日の取引では自動車株や不動産株が買われ、セクターアロケーションがみられたが、きょうはリスク回避の動きから全面的に売りが出そうだ。予想レンジは5万6500円─6万0000円と設定されている。
本日の戦略
米SOX指数12%超暴落とナスダック19ヶ月ぶり急落の壊滅的売り圧力、シカゴ先物57,400円への大幅ギャップダウンさや寄せ、日経平均60,000円割れからの安値模索、157円60銭台の円安下支え、および前日に「700円〜2,400円」まで拡大した理論値プラス乖離(先回り買いプレミアム)を踏まえ、本日のメインテーマを設定する。
「米SOX指数12%超暴落と先物57,400円さや寄せ崩落追随、6万円割れパニック売り一巡と56,500円支持帯を背にした50,000円〜52,000円支持確認打診順張り回転戦略」
相場へ臨むにあたり、前日に記録された客観的テクニカルスタッツを強調して分析の軸とする。
- 前日の乖離値:700円 ~ 2,400円(指数急落に対する先回り買戻しとボラティリティ増大により理論値プラス乖離が強力に拡大維持)
- 前日の値幅(日中ボラティリティ):3,600円(安値58,320円から高値61,980円への3,660円幅におよぶ強烈な下落トレンドレンジ)
本日は歴史的な大幅窓開け安寄り(ギャップダウン)が避けられず、朝方は投げ売りが交錯する。寄り付き直後の高いパニック売りに対する飛びつき買いは厳禁とし、ファーストタッチは完全静観を徹底する。
想定レンジ(NF日経レバ1570)
50,000円 ~ 54,500円
本日の具体策
- 日経225先物が57,400円で帰着しているため、NF日経レバ(1570)も前日終値(58,960円)から大きく下放れたギャップダウン(51,000円〜52,500円前後)でスタートすることが予想される。寄り付き直後のファースト下押し局面では見送りを徹底する。
- 日経平均予想下限(56,500円方向)および寄り後のファースト下押しに対応する、NF日経レバの「50,000円〜52,000円付近」(日経56,500円〜57,000円対応ゾーン)まで引き付けられる下押し場面をじっくり待つ。
- 5分足チャートでWボトム形成やセリングクライマックス後の明確な下げ止まり(自律買戻し出来高の急増)が確認できた段階で、自信を持ってロング(打診買い)を仕込む。
- 日経平均予想上限(60,000円奪還方向)への戻り上昇に伴い、NF日経レバが53,500円〜54,500円手前まで駆け上がる場面では、末週末や米雇用統計前の手控えムードを考慮し、目標到達で素早く利益を確定させてポジションをたたむ機動的回転売買を徹底する。
閉めの言葉
前夜の米SOX指数12%超暴落や先物の57,400円崩落を受け、本日11月6日の東京市場は日経平均60,000円割れを伴う歴史的な波乱スタートとなりそうだ。
記録的な寄り付きの暴落に身がすくむかもしれないが、株式市場全体から資金が完全に退避しているわけではなく、パニック売り一巡後には強力な自律反発サージが待っている。朝方の急動意に慌てることなく、冷徹に50,000円〜52,000円のサポートゾーンを引き付け、スマートに底打ち反攻の果実を掴み取りに行こう!本日も ironclad(鉄壁)のリスク管理のもと、共に勝利を掴み取ろう!

