1. 本日の戦略のまとめ
WTI原油急騰(97ドル台)や米株続落、153円50銭台の円高圧力を受け、本日は「原油急騰・米株安による朝方パニック下掘り一巡待ち、拡大マイナス乖離とMACD買いシグナルを背にした64,800円〜65,200円支持帯での押し目順張り回転戦略」を設定していた。NF日経レバ(1570)の想定レンジを64,800円~67,200円に定め、朝方のギャップダウン後の下押し(64,800円〜65,200円付近)で慎重にロング(買い)を引き付け、自律反発局面(66,500円〜67,200円手前)で確実に利益を確定させる機動的回転売買計画を立てていた。
2. 実際の値動き(日経225・NF日経レバ)

実際の市場は、米株安を受けて寄り付きから300円を超える下落でスタートし、日経平均は一時900円超安となる64,100円台(安値64,186円)まで下押した。しかし、4桁安を回避して売りが一巡すると、日米長期金利上昇を受けた三菱UFJ(8306)など銀行株や、村田製作所(6981)などの電子部品株・AI関連株へ強い買いが入り劇的に反攻。大引けのクロージングオークションでまとまった買いが入り、日経平均・NF日経レバとも高値引けとなる強烈な3日ぶり反発を演じた。日経225およびNF日経レバ(1570)の実際の4本値は以下の通りである。
| 銘柄 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日経225 | 64,768円 | 65,270円 | 64,186円 | 65,270円 | +128円 |
| NF日経レバ(1570) | 65,980円 | 67,170円 | 65,010円 | 67,170円 | +200円 |
日経225は始値64,768円から朝方に安値64,186円まで叩き売られたものの、そこから破竹の切り返しを展開。大引けにかけて一段高となり、高値引けとなる前日比128円高(+0.20%)の65,270円で3日ぶりの反発を完成させた。
NF日経レバ(1570)も、始値65,980円から10時過ぎに安値65,010円まで下押したが、想定していた絶対的支持ゾーン(64,800円〜65,200円)の範囲内で見事に底を叩いて反攻へ突入。前場後半から右肩上がりのアップトレンドを描き、大引けは高値ぴったりとなる67,170円(前日比200円高、+0.30%)と圧巻のV字ロケットで取引を終えた。
3. 本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅
明日(9月11日)のメジャーSQ算出日へ向けた判断材料として、本日記録された客観的スタッツを強調して分析する。
- 本日の乖離値:-1,900円 ~ -900円(V字反攻による理論値マイナス幅の健全な正常化)
- 本日の値幅:2,100円(安値65,010円から高値67,170円への力強い2,100円幅V字サージ)
理論値との乖離は前日の「-2,600円〜-1,700円」から「-1,900円〜-900円」へと適正領域へ力強く収縮した。過酷な朝方のパニック下掘りを呑み込む実需の買い上げが入り、価格の歪みがスムーズに修正されたことを証明している。
また、日中値幅は安値65,010円から高値67,170円まで2,100円を記録した。安値65,010円から一気に2,100円幅跳ね上がって高値引けを決めた足取りは、明日のメジャーSQ通過後に向けた極めて強固な底打ちシグナルとなる。
4. 反省
本日の売買結果は、「ロイター予測(64,300円─65,200円)や自らの想定レンジ(64,800円~67,200円)の範囲内で完璧に値動きが収まり、朝方の安値(65,010円)でのロングエントリーから高値引け(67,170円)までの2,100円幅反攻波動をフルに捉えられた大満足の一日」となった。
WTI原油急騰や米株安に惑わされることなく、想定していたサポートゾーン(64,800円〜65,200円)で冷静に買いを引き付けられた戦略の勝利である。大引けのクロージングオークションでの跳躍までしっかりと利益を伸ばせた立ち回りを自信にしつつ、明日のメジャーSQ波乱にも柔軟に対応していきたい。
5. 東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)とテクニカル分析
本日東京市場で繰り広げられたV字反発と金利上昇に伴うセクター変化の構造を、MOOMOO証券のサマリーから検証する。
【市場概況】
10日の日経平均は3日ぶり反発。終値は128円高の65270円。米国株安を受けて、寄り付きは300円を超える下落。64700円台からスタートして、しばらく下値模索が続いた。900円超下げて64100円台に入ったところで売りは一巡。4桁安を回避すると、10時台半ば辺りからはじわじわと値を戻した。
銀行株に強い動きが見られたほか、AI関連の一角に強く買われるものがあったことから、下値不安が和動。2桁の下落でクロージングオークションに突入し、引けにかけてまとまった買いが入って3桁の上昇で取引を終了。高値引けとなった。
東証プライムの売買代金は概算で8兆3800億円。業種別では証券・商品先物、サービス、銀行などが上昇した一方、非鉄金属、その他製品、建設などが下落した。村田製作所(6981)や太陽誘電(6976)など電子部品株が大幅上昇。半面、大成建設(1801)や清水建設(1803)など建設株の弱さが目立った。
東証プライム売買代金は概算で8兆3,800億円。買い優勢1.36兆円、売り優勢1.43兆円。米長期金利が4.85%台へ上昇したことを受け、三菱UFJ(8306)や三井住友FG(8316)など銀行株が4日ぶりに力強く反発。また、目標株価引き上げのレーザーテック(6920)や決算評価のANYCOLOR(5032)、米国特許査定のモダリス(4883)が急伸した。半面、業績減益予想の神島化学工業(4026)が後場急落した。
「添付チャート(image_27.png)」から読み解くテクニカル解説
添付のチャート画像(image_27.png)を詳細に精査すると、過酷な底叩きからのV字反攻とテクニカルサインの好転が明瞭に現れている。
- ボリンジャーバンド:朝方にボリンジャーLOWER2(66,500円)やLOWER3(66,141円)を垂直下抜ける安値65,010円まで突っ込んだものの、そこから猛烈な巻き返しが発動。一気にボリンジャーMID(66,680円)およびUPPER1(67,039円)を上抜き、高値上限の67,170円で引けた。強固なV字回復を示している。
- RSI(相対力指数):朝方の安値で売られすぎ領域へ突入した後、大引けにかけて急鋭な右肩上がりのカーブを描いて浮上。強い買戻しモメンタムの再点火を完璧に証明している。
- MACD:DIF(188.354)がDEA(163.958)の上方を維持し、MACDヒストグラム(48.792)が鮮やかな陽の柱を拡大。買いシグナルが力強く機能しており、明日以降の上昇継続を示唆している。
6. 本日の注目銘柄・セクター動向
金利上昇や個別材料、決算発表で市場の資金を集めた注目株を整理する。
- 三菱UFJ(8306)・三井住友FG(8316)[4日ぶり反発 / 日米長期金利上昇]
米10年債利回りの4.85%台上昇および国内10年債利回りの2.9%台上昇を受け、利ざや拡大期待から銀行株全般に買いが戻った。 - レーザーテック(6920)[続伸 / 岩井コスモ証券が目標株価を65,500円へ引き上げ]
TSMCとASMLの次世代EUV露光装置共同開発・2033年量産使用発表を受け、2030年以降の新たな成長波を評価した買いが入った。 - ANYCOLOR(5032)[急伸 / 5-7月期営業益の四半期倍増と70億円の自社株買い]
前四半期比での営業利益倍増と、発行済み株式数の4.67%(70億円上限)におよぶ大規模自社株買いが強烈な好材料視された。 - モダリス(4883)[急伸 / 筋ジストロフィー治療法が米国で特許査定]
独自のエピゲノム編集技術を用いた「MDL-202」に関連する特許が米国で認可され、知的財産保護と事業価値拡大が期待された。 - シャープ(6753)[225構成銘柄値上がり率トップ / +6.29%(終値669.2円)]
電子部品・ディスプレイ関連の見直し買いが集中し、6.29%高の大幅上昇で構成銘柄の値上がり率第1位を獲得した。 - 神島化学工業(4026)[後場急落 / 今期営業益8%減益見通し公表]
未定だった通期業績予想で前期比7.8%減益見通しを発表したことが嫌気され、後場急落を演じた。
7. 次回(翌営業日)の投資戦略
67,170円での高値引けとボリンジャーUPPER1(67,039円)奪還、2,100円幅の強烈なV字サージ、MACD買いシグナル継続、および明日(9月11日)迎えるメジャーSQ算出を踏まえ、明日の戦略を立案する。
「メジャーSQ通過に伴うあく抜け反攻、ボリンジャーMID(66,500円〜66,900円)支持を背にした68,000円大台奪還狙いの順張り押し目回転戦略」
相場は本日、安値65,010円から2,100円幅駆け上がる圧巻の高値引けを見せ、日経平均65,000円大台(NF日経レバは67,000円台)を力強く奪還した。理論値とのマイナス乖離(-1,900円〜-900円)も適正領域に保たれており、明日のメジャーSQ値通過によって需給の不透明感が払拭されれば、一気に68,000円大台を目指す本格上昇波動へ突入する公算が大きい。
- 翌営業日の想定レンジ(NF日経レバ1570):66,800円 ~ 68,800円
- 具体的な立ち回り:明日は朝方のメジャーSQ値算出後の寄り付き挙動を慎重に見極める。SQ通過後のファースト下押し局面で「66,800円〜67,000円近辺」(本日奪還したボリンジャーMIDライン上方の鉄壁支持帯)まで引き付けられる場面を待つ。5分足チャートで下げ止まりを確認できた段階で、自信を持ってロング(買い)を仕込む。狙うは68,000円〜68,800円手前へ向けた反攻サージであり、目標到達で素早く利益を確定させる機動的回転売買を徹底する。
8. おわりに
本日の相場は、朝方に一時65,010円の安値まで急降下してヒヤリとさせられたものの、そこから銀行株や電子部品株の力強い買戻しによって一気に2,100円幅も駆け上がり、大引けは最高値となる67,170円で終えるという、見事な大逆転劇を演じる最高の一日となった。
朝一番の下掘りから引け際にかけて怒涛の右肩上がりを描いていったチャートを見つめた時、日本株の底地に潜む押し目買いエネルギーの凄まじさに、深い感動と明日への強い確信を覚えた読者の方も非常に多かったのではないだろうか。
2,100円幅のV字回復の中で完成した「高値引け」と「MACD買いシグナル継続」は、いよいよ明日迎えるメジャーSQ通過を経て、9月本格反攻相場へ突入するための最高のロケット台である。明日は冷徹にサポートラインを引き引き付け、68,000円大台奪還を目指して共に大きな勝利を掴み取りに行こう!本日も本当にお疲れ様でした!明日も共に勝ちに行こう!

