2025年8月15日デイトレ

NF日経レバ

寄り前情報

[東京 14日 ロイター] 

– きょうの東京株式市場は、軟調な展開が予想されている。

日経平均株価は前日までの6営業日で2700円超値上がりし過熱感も意識されており、連騰の反動による利益確定売りが先行しそうだ。

これまで上昇をけん引してきた銘柄を中心に売りが出る見通し。

為替の円高進行も重しとなりそうだ。

一方、押し目では買い遅れた投資家による物色も想定され、下値の堅さを指摘する声もあった。

    日経平均の予想レンジは4万2800円─4万3300円。

    きょうの東京株式市場で日経平均は、売り先行でスタートする見通し。

前日までの連騰の反動で、指数寄与度の大きい銘柄や主力株を中心に軟調に推移するとみられている。

円高進行も株価の上値を抑制しそうだ。

        一方で「押し目ではそれなりに買いが入るとみられ、下値は堅いのではないか。

押し目買いの意欲がどれだけ強いか見極める一日になりそうだ」(岡地証券・投資情報室長、森裕恭氏)との声が聞かれた。

        為替相場では足元、ドルが147円台前半で推移し、前日の取引時間中に比べて円高が進んでいる。

森氏は「例えば、ニトリホールディングス<9843.T>など円高メリット銘柄に買いが入るか注目」と話し、内需株に物色が向かうのではないか、との指摘があっ

た。

        主なスケジュールでは、米国で7月卸売物価指数(PPI)、新規失業保険申請件数、欧州で4—6月期四半期域内総生産(GDP、改定値)が公表予定となっている。

        前日の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇。

S&P総合500種<.SPX>とナスダック総合<.IXIC>が2日連続で最高値を更新して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ再開が近いとの期待が続いた。

戦略

想定レンジ補正値込み31,500〜32,000円。ショートエントリーから底値からのロング

で切り返し。

結果

続落からのレンジ相場。

始値高値安値終値
日経22543,12943,199
(43,300)
42,606
(42,800)
42,649
△625
NF日経レバ31,84032,020
(32,000)
31,130
(31,500)
31,200
△980

反省

想定レンジ高値合わせれたが、想定以上の大きな下げ。

11,200〜11,500円のズレ。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

市場概況

14日の日経平均は7日ぶり大幅反落。終値は625円安の42649円。米国株は上昇したが、ベッセント財務長官から米国の利下げについて踏み込んだ発言があったことから、米長期金利が大きく低下して、為替市場では円高(ドル安)が進行。円高を嫌気して寄り付きから3桁の下落となった。

序盤では下げ幅を広げても節目の43000円近辺では踏みとどまっていたが、同水準を割り込んだ後はしばらく下値を模索した。600円超下げたところで売りが一巡し、後場は値動きが落ち着いた。ただ、戻りは鈍く低空飛行が続き、安値圏で取引を終えた。新興銘柄にしっかりとした動きが見られており、グロース250指数は売り先行から切り返してプラスで終えた。

東証プライムの売買代金は概算で5兆4400億円。業種別では銀行、電気・ガス、情報・通信などが上昇した一方、機械、卸売、輸送用機器などが下落した。

【本日の買い売り優勢状況】

8月14日の東証プライム市場では、買い優勢金額は9,451.4億円、売り優勢金額は1.11万億円となった。

トップニュース

リミックスポイント、4-6月期(1Q)経常は43倍増益で着地

 $リミックスポイント (3825.JP)$が8月14日昼(12:00)に決算を発表。26年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比43倍の17.6億円に急拡大した。直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の1.2%→26.8%に急改善した。

【市場の声】円高進行、日米金利差縮小の見通しで

アジア時間序盤の取引で、円は主要10通貨(G10)とアジア通貨に対して上昇している。市場関係者によると、FRBが9月とその後に利下げを実施する可能性があることを受け、日米金利差が円にとって有利な方向に縮小する見通しだ。

DBSグループ・リサーチのフィリップ・ウィー氏は最近のコメントで、円は7月の下落分をさらに取り戻す可能性があると述べている。同氏は、FRBの利下げ期待が、日銀の利上げ先送りと日本国債利回りの最近の上昇モメンタムの縮小への市場の注目を上回れば、そうした展開になる可能性があると付け加えた。

東レ-SMBC日興が目標株価を引き上げ 中長期での一段の成長に期待

 $東レ (3402.JP)$ が軟調。SMBC日興証券では、787の受注残は1000機を突破、中長期での一段の成長に期待。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は1100円→1150円に引き上げた。

SMBC日興では、26/3期1Q決算ではコンセンサスを下回る着地が悪材料となったと指摘。特に、航空機用炭素繊維の在庫調整、前年同期比での機能化成品の大幅減益が嫌われ、株価の下落を招いたとみている。

オリックス-大和が目標株価を引き上げ 業績モメンタムは力強い

 $オリックス (8591.JP)$ が小幅高。大和証券では、業績モメンタムは力強い/ROE視点の事業再構築も注目。投資判断は「1(買い)」を継続し、目標株価は4200円→4500円に引き上げた。

FFRI-ストップ高 1Q営業益132倍 セキュリティ・サービス案件の稼働が増加

 $FFRIセキュリティ (3692.JP)$ がストップ高。同社は11日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は2.6億円(前年同期比132倍)だったと発表した。

アンビDX、今期経常は18%増で4期連続最高益、5円増配へ

 $アンビション DX ホールディングス (3300.JP)$ [東証G] が8月14日後場(15:00)に決算を発表。25年6月期の連結経常利益は前の期比40.6%増の35.2億円に拡大し、26年6月期も前期比17.6%増の41.4億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収、増益になる。

【動いた日本株トップ】

日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。その中で、 $ネクソン (3659.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は6.74%上昇の3246.0円だった。

一方、値下がり率トップは $ソシオネクスト (6526.JP)$、終値は8.39%下落の2947.0円だった。

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