前日を振り返って
前営業日となった10月28日の東京市場は、米国株高を引き継ぎ寄り付きから400円超上昇してスタートした。キオクシアHD(285A)やアドバンテスト(6857)などAI・半導体関連株に資金が集中し、開始早々に64,000円の大台を上回ると、後場には一時64,300円台(高値64,308円)まで買進された。終盤にわずかに水準を切り下げたものの、日経平均の終値は前日比685.82円高(+1.08%)の63,954.19円と大幅続伸で大引けた。
NF日経レバ(1570)も始値65,280円から高値65,360円を叩いたのち、後場に安値64,350円まで押す場面があったが底堅く推移し、終値64,590円(前日比1,300円高、+2.05%)で着地した。連日のギャップアップによって理論値乖離が「▲1,000円〜▲700円」までマイナス幅を拡大させたこと、そして1,000円幅の高位保ち合いを経て蓄積された割安エネルギーを、本日10月29日(木)のさらなる上昇波動へ活かさねばならない。
寄り前情報

本日の寄り前にて、昨夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利据え置き発表(市場想定通りの無難通過)、米国主要3指数の揃っての続伸、日経225先物の64,260円(▲270円)への落ち着いた推移、1ドル=157円80銭台の堅調な為替下支え、および国内半導体決算好材料を背景としたAI・半導体株の買い先行見通しという材料が届いている。添付画像「image_25.png」の各データおよび最新動向は以下の通りである。
- 米国市場(image_25.pngより):主要3指数が揃って続伸。NYダウが52,475.10(+97.53ドル、+0.19%)、ナスダック総合が26,549.85(+72.04ポイント、+0.27%)、S&P500指数が7,743.98(+21.38ポイント、+0.27%)で終了した。FOMCでの金利据え置き決定が無難に通過し、米ハイパースケーラー決算の強弱入り交じる材料を消化しながら底堅く推移した。VIX指数は16.91(▲3.48%)へ低下した。
- 先物・為替(image_25.pngより):日経225先物(期近)は64,260円(▲270円、▲0.42%)と前日現物終値(63,954円)に対しプラス圏をガッチリ維持して安定推移。TOPIX先物も3,998.0(+2.5、+0.06%)で推移。為替(Bid)は1ドル=157.840円前後と158円近傍の強力な円安水準を維持し、下値を強固にサポートする。日経平均VI指数は32.88(+18.87%)となった。
- 注目イベント・材料:FOMC無難通過と米国株続伸を受け、しっかりとした展開が見込まれる。米ハイパースケーラー決算の強弱材料混在に対する見極めはあるものの、国内半導体決算の好材料を受けたAI・半導体関連株への買い戻しが全体を好牽引する見通し。
ロイター予測によると、きょうの東京株式市場で日経平均株価は、しっかりの展開が予想されている。米連邦公開市場委員会(FOMC)は市場予測通り政策金利の据え置きが公表され、無難通過となりそうだ。注目されていた米ハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)の決算では強弱材料が混在しており、消化が難しいとの見方もある。一方、国内の半導体株の決算など好材料を受け、AI(人工知能)・半導体株に買いが入ると予想されている。日経平均の予想レンジは6万3000円─6万4500円と設定されている。
本日の戦略
FOMC金利据え置き無難通過、米主要3指数続伸、日経先物64,260円での堅調推移、157円80銭台の強力な円安環境、および前日に「▲1,000円〜▲700円」まで大幅拡大した理論値マイナス乖離(割安マグマ)を踏まえ、本日のメインテーマを設定する。
「FOMC無難通過・米株続伸の追い風、再拡大した理論値▲1,000円割安乖離と157円台円安を背にした63,800円〜64,400円支持帯での打診順張り回転戦略」
相場へ臨むにあたり、前日に記録された客観的テクニカルスタッツを強調して分析の軸とする。
- 前日の乖離値:-1,000円 ~ -700円(連日の高寄りギャップアップと半導体集中買いにより理論値マイナス乖離幅が大幅拡大)
- 前日の値幅(日中ボラティリティ):1,000円(安値64,350円から高値65,360円への1,010円幅におよぶ高位保ち合いレンジ)
前日は64,000円大台を固める動きの中で理論値マイナス乖離が大きく再拡大しており、相場下層には極めて強固な割安マグマが充填されている。本日はFOMC通過後の安心感を背景に、朝方の押し目をサポート線へ引き付けて丁寧に拾う順張り回転売買が極めて有効となる。
想定レンジ(NF日経レバ1570)
63,800円 ~ 65,800円
本日の具体策
- 日経225先物が64,260円で帰着しているため、NF日経レバ(1570)も前日終値(64,590円)近辺からの横ばい〜やや買い先行スタート(64,500円〜65,000円前後)が予想される。寄り付き直後のファーストタッチは静観する。
- 日経平均予想下限(63,000円方向)および寄り後の押し目に対応する、NF日経レバの「63,800円〜64,400円付近」(前日安値64,350円近傍およびボリンジャーMID〜LOWER1帯の強固な支持ゾーン)まで引き付けられる下押し場面をじっくり待つ。
- 5分足チャートでWボトム形成や明確な下げ止まり(買戻し出来高の急増)が確認できた段階で、自信を持ってロング(押し目買い)を仕込む。
- 日経平均予想上限(64,500円突破方向)への上昇に伴い、NF日経レバが65,200円〜65,800円手前(前日高値65,360円超え局面)まで駆け上がる場面では、ハイパースケーラー決算の強弱入り交じる材料による上値の重さを考慮し、目標到達で素早く利益を確定させてポジションをたたむ機動的回転売買を徹底する。
閉めの言葉
昨夜のFOMC政策金利据え置きの無難通過、米主要3指数の力強い続伸、そして157円80銭台の堅調な円安環境を受け、本日10月29日の東京市場は底堅くしっかりと上値を試す展開となりそうだ。
米決算の精査など見極めの動きはあるものの、前日に「▲1,000円〜▲700円」まで再充電された理論値マイナス乖離という鉄壁の割安マグマが存在するからこそ、恐れる必要は全くない。冷徹に63,800円〜64,400円のサポートラインを引き付け、スマートに自律反発サージの果実を掴み取りに行こう!本日も ironclad(鉄壁)のリスク管理のもと、共に勝利を掴み取ろう!

