2026年3月2日 NF日経レバ(1570)の戦略

前日を振り返って

2月27日の日経平均は4日続伸、終値58,850円と史上最高値を更新した。

しかし内容は決して全面高ではなかった。

始値58,606円

高値58,924円

安値58,130円

終値58,850円(+96円)

NF日経レバ(1570)は、

始値57,380円

高値58,430円

安値56,860円

終値58,200円(+90円)

半導体株主導で急落する場面がありながら、押し目買いで切り返す展開。典型的な「高値圏の地固め」であった。

■前日の乖離値

500円〜1,300円

■前日の値幅

1,600円

乖離は拡大、値幅も増加。エネルギーは蓄積されたが、高値更新の勢いは限定的。トレンド加速ではなく“溜め”の局面であった。

この反省点は明確である。

指数は強いが、上値は重い。熱狂なき最高値である。

寄り前情報

週末の米国市場は大幅安。

・NYダウ -521ドル

・NASDAQ -0.91%

・S&P500 -0.43%

金融株とハイテク株が売り込まれた。

さらにイスラエルとイランを巡る中東情勢の緊張が高まり、リスク回避姿勢が強まっている。

VIX指数は19.86へ上昇。

日経平均VIは27.33と依然高水準。

日経225先物(期近)は58,640円から時間外で下押し。

ロイター予測レンジは57,000円〜58,000円。

外部環境は明確に「リスクオフ」である。

ただし国内には「遠くの戦争は買い」という格言もある。

押し目待ち資金は多いと推察される。

本日の戦略

■日経平均予想レンジ

57,000円 〜 58,000円

前日の乖離(最大1,300円)と値幅(1,600円)を考慮すると、本日は“拡張後の揺り戻し”が基本シナリオである。

■1570想定レンジ

55,800円 〜 57,800円

重要ポイントは三点。

①57,000円の攻防

②57,500円回復の有無

③寄り付き後の出来高増加局面

想定としては、寄り付きギャップダウンから売り一巡後の自律反発。しかし58,000円回復は容易ではないと見る。

戦略は以下。

・寄り直後の急落局面では追いかけ売りはしない

・57,000円割れ定着なら戻り売り目線

・57,200円〜57,400円での下げ止まり確認なら短期リバウンド狙い

前日の地固め局面から、本日は“外部要因による試練の日”である。

トレンドが壊れるのか、押し目で終わるのか。

その分岐点が本日である。

値幅は再び1,800円規模へ拡大する可能性がある。ボラティリティ管理が最重要である。

閉めの言葉

熱狂なき最高値の翌日。

市場は試される。

地固めは、本物か。

それとも幻想か。

恐怖は突然やってくる。

だが、機会もまた同時に生まれる。

焦らず、深追いせず。

今日も相場と対話するだけである。

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